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2015年11月27日 (金)

ベゾス氏の宇宙企業、再利用ロケット実験成功-2年以内に有人飛行も!

米アマゾン・ドット・コム創業者で最高経営責任者(CEO)のジェフ・ベゾス氏が資金提供している民間宇宙企業ブルー・オリジンは24日、完全に再利用可能なロケットの試験飛行に成功したと発表しました。同社は歴史的な快挙としており、宇宙輸送の新時代の幕開けとなる可能性があります。

 

 ブルー・オリジンによると、同社は無人ロケットを宇宙との境界(いわゆる準軌道)上に飛ばし、その後、ロケットを打ち上げ地点に無事着地させることに成功。再利用型宇宙船「ニュー・シェパード」は音速の4倍近くのスピードで高度333000フィート(約100キロメートル)に達し、カプセルと液体燃料ロケット「BE-3」が別々に地上に着陸しました。再利用が可能な状態で戻ってきたといいます。

 

 試験成功に勇気づけられたベゾス氏は、野心的なタイムスケジュールを初めて口にし、乗客を乗せた商業準軌道飛行を2年以内に始める可能性を明らかにしました。同氏は「準備が整えば、(いつの日か)有人飛行を行うつもりだ」とし、全てがうまくいけば「2017年中になる可能性があると思う」と付け加えました。

 

ブルー・オリジンとベゾス氏は、いずれも秘密主義で知られ、有人飛行サービスのこのような大まかなタイムスケジュールを描くことでさえ、断固として拒否していました。しかし、試験飛行が非常にスムーズに進み、完全自動化されたニュー・シェパード・システムの「構造が実証された」(ベゾス氏)ため、定期的なサービスの開始を安心して見通せるようになったようです。

 

 ただし、それまでにブルー・オリジンは恐らく二十数回ほどの追加試験を実施する予定です。その間、乗客を乗せたロケットが上昇中に故障した場合、第一段階で有人カプセルを安全に切り離せることを実証する確認飛行などを行います。この宇宙船は完全な自動運転ができるよう設計されており、操縦士の搭乗は不要。

 

 ベゾス氏はロケットが着陸した時、「自分の人生で最高の瞬間の1つになった」と語りました。

 

 試験飛行後およそ18時間後に出されたブルー・オリジンの発表文によると、ロケットは強風の中、完璧な帰還を果たし、テキサス州西部にある同社の打ち上げ施設に静かに着地しました。同社ましによると、1基のロケットエンジンが高度約5000フィートの地点で再点火し、垂直に着地した。着地したのは発射地点から4フィート(約1.2メートル)しか離れていない場所でした。

 

 このような大型ロケットを再利用できる能力は、世界の航空宇宙業界が長い間目標としてきたことでした。今までは、イーロン・マスク氏率いる「スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(略称スペースX)」の取り組みが最も大きな注目を集めていました。再利用の狙いは、コストを下げることのほか、打ち上げの頻度を大幅に上げることにあります。

 

 スペースXはロケット「ファルコン9」を洋上プラットフォームに降下させる実験を繰り返し試みていますが、失敗しています。成功まであと一歩のところまで行きましたが、天候の問題や技術的な問題で戻れず、使用済みロケットを垂直に着陸させられない結果に終わっています。

 

 これに対しブルー・オリジンは、この種の取り組みで世界初の成功を手にした格好で、急速に台頭している民間宇宙業界にとって新たなベンチマーク(基準)を打ち立てたことになります。ニュー・シェパードは6人の乗客を乗せ、成層圏の境界まで準軌道飛行することを目指しています。(ソースWSJ

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