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2015年3月12日 (木)

土星の衛星で生命を育む環境を地球以外で初めて発見!

東京大、海洋研究開発機構などと欧米の国際チームは、土星の周りを回る氷の衛星「エンセラダス(エンケラドス)」の地下水に熱い水の環境が存在することを発見しました。生命が生息可能な条件を現在も持つ地球以外の太陽系天体は初めてのことだと言います。

 

エンケラダス は、土星の第2衛星で、土星から24万キロメートル離れたところを33時間ほどで公転しています。直径は平均500キロメートルほどで、中心は岩石でできていて、太陽から遠く極寒の表面は分厚い氷に覆われています。土星の衛星としては6番目に大きく、表面は反射率が高く、比較的新しい氷で覆われていて、20053月ごろ、エンケラダスに接近したNASAの無人土星探査機カッシーニが、極めて微量の大気を発見しました。大気の成分は水蒸気と見られていますが、重力が小さく大気はすぐに宇宙に逃げてしまうため、火山か間欠泉などの大気の安定した供給源があるものとみられています。

 

カッシーニ探査機の観測により、エンケラドダスの南極付近の表面で活発な地質活動をしている証拠と思われるひび割れが見つかり、"Tiger Stripes"と名づけられました。エンケラダスの表面はこのひび割れから噴出する新しい氷によって絶えず塗り替えられていくと考えられています。さらにひび割れから噴出しているものが氷の粒子および水蒸気であり、地下に液体の水が存在し貯水池のような役割を果たしている可能性があることをNASAの研究者が発表しました。この地質活動を起こす熱源は不明ですが、内部の放射性物質の崩壊や、潮汐力によるエネルギーなどが考えられています。

 

これまで、南極付近に海があり、炭素を含む海水が宇宙に噴き出していることが分かっていました。今回、NASA等の土星探査機「カッシーニ」の観測で、噴出海水中に二酸化ケイ素からなる超微粒子を発見しました。さらに日本の実験により地下で90度以上の熱水が岩石と反応してできる粒子とわかりました。

 

地球の深海でも生物が繁殖している熱水噴出孔のような環境と言います。生命の生息に欠かせない三大要素は液体の水、炭素などの元素、熱などのエネルギーとされています。研究チームの関根東大准教授は「(地球以外で)三要素が揃った天体を初めて見つけた」と強調しています。

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