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2015年1月24日 (土)

サバがマグロを産む日!

東京海洋大学の吉崎教授らは、クロマグロの卵と精子になる生殖細胞をサバに移植する実験に成功しました。今夏にも産卵して交配が可能になり、マグロの稚魚が誕生する見込みです。絶滅危惧種に指定されたクロマグロを養殖して安定的に供給できる技術として実用化を目指します。

 

近畿大学が卵からふ化させて育てる完全養殖に成功し、育ったクロマグロが一部で市販されています。ただ、マグロは卵が大人になるまでには5年ほどかかるうえ、繁殖に必要な体重約100キロの親のマグロを飼育する大きな専用施設も必要となります。

 

一方サバはふ化から1年ほどで繁殖可能になり、大人になっても300グラムほどで、比較的小さな水槽でも育てられるところが違います。

 

マグロは大きな分類でいうと「サバ科」に入ります。そんなわけでサバを使って実験をしているのですが、吉崎教授らは、クロマグロから生殖細胞を取り出してサバのオスとメスの稚魚に移植し、移植先の稚魚はあらかじめサバの精子や卵をつくらないように処理しておくそうです。その後、移植した生殖細胞がサバのオスの精巣やメスの卵巣に入り込み、体内で生きて増殖するというわけですが、増殖していることを確かめたそうです。

 

成熟するとサバのオスがマグロの精子を作り、メスがマグロの卵を産みます。これを交配させればマグロの稚魚が生まれるというわけです。マグロの稚魚を量産できれば、完全養殖にとって追い風となります。稚魚を放流することで、転園の資源を増やすのにも役立つと見ています。

 

ちなみに、国際自然保護連合(IUCN)は2014年に太平洋クロマグロを絶滅危惧種に指定しています。

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