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2014年11月 7日 (金)

マウスの全身を透明化したのは初。これで解剖せず臓器の働きを一目でわかる!

理化学研究所と東京大学の研究チームは全身が透けて見えるマウスの作製に成功しました。解剖しなくても臓器の働きが一目で分かるようになり、がんや糖尿病、心臓病などの研究に応用できるといいます。

 

マウスは約300億個の細胞からできています。透明化するには生体色素を抜く必要があり、研究チームは血液を赤く染める「ヘム」という色素などの除去を試み、血液をできるだけ抜いた後、生理食塩水を流して生きたままの状態が保てるようにし「CUBIC試薬」という溶液で10~14日間かけて色を抜いたところ、心臓や肝臓などの臓器や全身が透明なゼリーのようになったそうです。

 

この結果、マウスは骨以外が透明になり、心臓や肝臓などの臓器の輪郭だけが見えるようになったのです。これまでマウスやサルの脳を透明にすることはできましたが、細胞のたんぱく質を保持したまま全身を透明化したのは初めてといいます。そして特定の働きをする細胞だけに色を付けておくと、体内の細胞1つ1つを立体的に見分けることもできるそうです。

 

糖尿病にしたマウスで、すい臓の内部のあるインスリンの分泌にかかわる組織の細胞を着色し、膵臓を透明にしたところ、この組織が減っていることが確認できたそうです。

 

研究チームは特定のたんぱく質が光るように遺伝子組み換えしたマウスも透明化し、膵臓の立体的な画像を1時間程度で得ることができたそうです。従来は臓器を輪切りにして撮影した画像を重ねており、2~3日かかっていました。細胞の働きも簡単に見えるようになり、糖尿病などの診断や治療につながる技術の開発に役立つとしています。

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