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2014年9月28日 (日)

生鮮品、機能表示に照準!

食品成分が体に効能があるかを示す「機能性表示」が来春に生鮮品にも解禁されるのをにらみ、企業が機能性を高めた養殖魚や野菜の売り込みに力を入れています。美肌効果があるとされる成分を多く含むタイや、生活習慣病を抑制するとされる抗酸化作用の成分が多いミニトマトが代表例です。少子高齢化で生鮮食品の消費量が減る中、企業は付加価値を高め価格も高い商品の開発を進められる利点があります。

 

消費庁の検討会の最終報告書案で生鮮食品への表示解禁が示されました。例えば、「中性脂肪が上昇しにくくなるエイコサペンタエン酸(EPA)を含むブリ」「骨の健康を保つ温州みかん」などの表示が可能となります。病気を防ぐなどの表示はできませんが、健康に感心の高い消費者にとっては商品選びの参考になります。鮮魚流通のヨンキョウは「コラーゲンシリーズ」と題したマダイやブリ、カンパチを販売しています。養殖業にコラーゲンを含む餌を与えることで、コラーゲンの主成分であるヒロドキシプロリンが一般的に流通していますが1,3倍になっています。

 

「表示が解禁されれば効能をうたってPRする良い機会になる」と同社は期待しています。主婦層がターゲットで、卸価格はマグロで1キロ900円前後と、一般的に流通している鮮魚より3割高くなっています。青果物販売大手のドールは7月に抗酸化作用に優れるリコピンを従来品種の約2倍含むミニトマトを発売しました。糖度も8以上と通常のトマトの2倍近くあります。機能性野菜のシリーズは今後10種類程度にまで増やす予定だそうです。

 

血中の中性脂肪が上昇しにくいEPAを多く摂取できると言うブリやカンパチも登場したそうです。橋口水産が生産する養殖ブリは天然ものの2倍、小浜水産のカンパチには同4倍のEPAやドコサヘキサエン酸(DHA)が含まれると言います。養殖魚用のえさを開発したのはアプロジャパンで、このエサで育てたブリやカンパチは生活習慣病の予防効果があるとされるオレイン酸が天然ものの2~3倍になっているそうです。

 

芋を食べる発芽野菜を生産・販売する村上農園は体の抗酸化作用を高めるとされるスルフォラファンを多く含むブロッコリーの一種、「ブロッコリースーパースプラウト」を生産・販売しています。店頭価格は1パック250円前後とサラダの材料として競合するカイワレ大根の4倍以上ですが、売り上げは前年比5割増しだそうです。

 

生鮮食品の機能性表示が進めば多少高くても今後も求める消費者は増えることでしょう。

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