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2014年9月19日 (金)

NASAシャトル後継機に2社を選定し、ロシア製からの脱却を図る!

米航空宇宙局(NASA)が2017年の初飛行を目指す有人宇宙船の開発を2つの米企業に託しました。選ばれたのはスペースシャトルの開発など実績のある航空宇宙大手ボーイングと、ベンチャーのスペースXという対照的な組み合わせです。米政府は民間の競争原理を導入し、ロシアなどとの世界的な開発競争で再攻勢をかける構えです。

 

16日のNASAの発表によると、開発費の予算として42億ドル(約4500億円)をボーイングに、26億ドル(約2800億円)をスペースXにそれぞれ投じます。米メディアは、最も無難な提案をしたボーイングが大部分を勝ち取る見通しだと伝えていましたが、スペースXも全体の4割を得たことになります。

 

ボーイングの宇宙船は1969年に初めて月面着陸に成功したアポロ宇宙船のように帰還時はパラシュートで降りるそうです。スペースXの宇宙船は同社に再利用を目指し、エンジンを逆噴射して減速しながら地上に着陸します。NASAがスペースXを選択肢に加えたのは、ボーイングやロッキード・マーチンの寡占状態にあった開発体制にメスを入れるためです。国際宇宙ステーションのような低軌道への移動は、低コスト化が得意なベンチャー企業と競わせ、NASAは火星探査などの野心的な目標に専念すると言うわけです。

 

もう一つの目標は米国宇宙開発がロシアに頼る現状からの脱却です。NASAのボールデン局長は16日の記者会見で「ロシア依存に終止符を打つ」と強調しています。現在、宇宙ステーションの宇宙飛行士はロシアのソユーズ宇宙船で移動し、一人7000万ドル(約75億円)をロシアに払っています。ウクライナの危機後、米議会で強い反発も出ました。

 

スペースXの宇宙船の打ち上げには、同社の米国製ロケット「ファルコン9」を使います。一方、ボーイングはロシア製エンジンを積むロケット「アトラスV」で打ち上げる計画です。これに関してロシアは5月、防衛用途のアトラスV向けエンジンの輸出停止を突然表明し、ロシア頼みの危うさが浮かび上がりました。

 

ロイター通信によるとボーイングとロキード・マーチンの共同出資会社は、米アマゾン・ドットコムの創業者であるジェフ・ベゾス氏が設立したブルー・オリジン社と提携し、アトラスVのロシア製エンジンに変わる米国製エンジンを開発します。実現すれば、スペースXに加えて、新興の宇宙ベンチャーが台頭する構図になります。

 

ちなみにスペースXは米電気自動車ベンチャー、テスラ・モーターズのCEOのイーロン・マスク氏が2002年に創業した会社です。目標は「火星移住」だそうです。

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