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2014年7月 9日 (水)

3000光年離れた連星で、地球に似た惑星発見!ただし生物の望みは薄いとのこと。

地球から3000光年かなたで二つの恒星がペアになって互いに回り合っている「連星系」に、地球と重さや太陽に当たる主星との位置関係が酷似した惑星があることを、名古屋大太陽地球環境研究所の阿部文雄准教授(宇宙物理学)らのグループが発見しました。連星系で惑星が見つかるのは珍しいといいます。3日付の米科学誌「サイエンス」で発表。

 

星が一直線に並んだ際、中間に位置する星が自らの重力がつくり出すレンズ効果によって光を増す「重力マイクロレンズ現象」を用いて観測。今後、この技術で地球に似た星がさらに見つかる可能性があると言います。

 

今回は、同研究所が観測装置を置くニュージーランドの天文台から、銀河系の中心部にある星を光源に定め、その間を通る星を観測。昨年4月、連星系のうちの片方を主星とする惑星が見つかりました。主星との距離は、地球と太陽との距離とほぼ同じで、重さは地球の2倍近くという。主星から発せられる熱が弱いため表面温度はマイナス210度程度で、生命体の存在は期待できないといいます。住准教授は「他の連星系に太陽のような星の周りを回る惑星があれば、生命や水が存在するかもしれない」と期待を込めています。

 

阿部准教授は「今後も太陽系以外にある地球に似た惑星を探し、惑星の形成過程や生命体が存在する可能性を探査するきっかけをつくりたい」としています。

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