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2014年7月 3日 (木)

土星最大の衛星タイタンの海は塩辛い?

土星の最大の衛星「タイタン」を覆う氷の下にある海は、死海のように濃い塩水でできているかもしれないとする研究結果を、米航空宇宙局(NASA)の研究チームが2日発表した。

 

2004年から土星を周回しているNASAと欧州宇宙機関(ESA)の無人探査機カッシーニの観測データを分析。岩石でできたタイタンの地表の上に大量の水があり、表面が氷で覆われていることは過去の観測で分かっていましたが、水の成分や詳しい内部構造は不明だったのです。

 

チームはカッシーニがタイタンの近くを通り過ぎる際に観測されるわずかな重力の変化から、水の密度は真水よりはるかに高く、硫黄やナトリウム、カリウムを含む塩水でできていると推定。塩分濃度が30%近い死海に匹敵する濃さだと結論付けました。

 

話しは変わりますが、参考までに、海がなぜしょっぱいかと言うと、海の水には塩が溶けているからです。では、なんで海に塩が含まれているのでしょうか?海の水に溶けている塩は、もともと陸地の岩や土、石の中にあったもので、実は地球の成り立ちに関係があります。40億年程前にできた当時の地球は、とても熱く水は水蒸気の状態でした。つまり、海はなく、水は全て空気の中にありました。

 

その空気には、水蒸気(H2O)や二酸化炭素(CO2)、酸素(O2)や窒素(N2)などの他に、今の空気にはない塩化水素(HCl)等も含んでいました。この塩化水素は、水に溶けると強い酸として有名な塩酸になります。時が経つにつれ、地球はだんだん冷えていきました。そして、空気の温度が100℃よりも低くなると、水蒸気は水になります。このとき、水は空気中の塩化水素を溶かして塩酸の雨、酸性雨になって地上に降りました。

 

この塩酸の雨が、地上で川となり、岩石や土の中の塩酸に溶けやすいものを溶かして、低いところに集まり、海になりました。このとき、特に溶けやすい岩石に含まれているナトリウム(Na)やマグネシウムなどを大量に溶かしました。

 

塩酸(HCI)にナトリウム(Na)が溶けると中和されて塩(NaCl)になります。この塩がどんどん海に流れ込んでいきました。海にたまった水は、また蒸発して空気中の塩化水素(HCl)を溶かして雨になり、岩を溶かして海に流れ、蒸発しない塩は海に取り残されて、海の塩はだんだん濃くなっていきます。この様な流れを長い年月をくり返し、今のしょっぱい海が完成したといわれています。

 

では氷に閉ざされたタイタンの海が死海なみにしょっぱいのはなぜでしょうね。

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