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2014年5月24日 (土)

クロマグロ受精卵採取、屋内で成功 大量養殖に期待

独立行政法人水産総合研究センター(横浜市)は23日、長崎市の「まぐろ飼育研究施設」の屋内大型水槽で、クロマグロの産卵に成功したと発表しました。海面のいけすや水族館で産卵させた例はありますが、屋内研究施設では世界初だと言います。

 

海のいけすで産卵させ、成魚に育てる技術は近畿大が既に開発していますが、水温や日照時間などを調整できる屋内施設なら、より安定して産卵させられることができます。そうなれば、大量養殖が可能になり、高級魚クロマグロが手ごろな値段で消費者に届けられると期待されています。

 

水産総研によると、産卵は今月16日午から17日までに水槽内の海水から1万5400個の採卵に成功。9600個の受精卵から18日午前までに7840匹がかえったそうです。

 

施設でふ化した魚は研究に利用し、市場には出荷しない予定。鹿児島県瀬戸内町の海のいけすで育て、長崎市の施設で産卵させることを繰り返し「完全養殖」のノウハウを蓄積。将来、水産会社などに技術提供することを考えています。平成29年3月末までに年間10万匹の幼魚を生産できる技術を確立するのを目標にしています。

 

近畿大水産研究所の宮下盛所長は「屋内水槽なら水温を調節し、天然とほぼ同時期に産卵させられる。水温に耐える大きさに育つ時間が確保でき、養殖が今までできなかった寒い地域でも可能になるのではないか」と話しているそうです。

 

完全養殖への道が開かれれば、マグロの大量養殖が可能となり、計画どうりに進めば3年後には目途が立つわけで、資源枯渇に歯止めをかける可能性が出てくると同時に、世界的な寿司人気と相まって消費者が安心してクロマグロが食べることができる時代がやって来るでしょう。

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