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2014年2月 9日 (日)

英単語を効率よく覚えるには、短時間でも反復に意味がある!

入学試験たけなわですが、試験でものを言うのは記憶力です。記憶のメカニズムはまだよくわかっていませんが、どのように学べば記憶に残りやすいのか、一端が分かってきています。それを応用して、たくさんの英単語を効率よく覚える方法を探っている研究者もいます。

 

記憶は2種類に大別されます。電話番号のようにその場では覚えているのですが、すぐ忘れてしまうのが短期記憶であり、ある程度の時間、脳に残るのは長期記憶と呼ばれています。長期記憶はさらに2つに分けられます。「昨夜は何を食べた」と問われて「カレー」と答えるように、思い出そうとしてよみがえるのは健在記憶と言います。一夜漬けで詰め込んだ知識は顕在記憶になるのですが、聞かれた問いにしか答えられず、応用がきかないと見られています。

 

一方、思い出そうとしなくてもよみがえるのは潜在記憶と呼ばれ、この記憶こそが学力に深くかかわると見られているのですが、どのように定着するのかはよく分かっていません。岡山大学の寺沢教授は実験で潜在記憶の不思議な性質に気づいたと言います。パソコンで音符を無作為に並べて不自然なメロディーを作り、人に聴かせ、数か月後に再び実験すると、前回聴いたメロディーと初めて聞いたものとを区別できたのです。

 

これは何を意味するのか。「不自然なメロディーのように意味のない感覚情報でも、少し注意を向けただけで潜在記憶に残る。それを繰り返せば定着するのではないか」。寺沢教授はそう考え、これを英単語学習に応用する研究を進めています。ドリル形式で英単語や漢字の熟語を覚えるパソコンソフトを作り、中学生や高校生らに提供。学習時間や成績を記憶し、合計1000万件以上のデータを集めました。

 

英単語では1回数分の学習を毎日4,5開繰り返すと、最も成績が良かったそうです。それ以上回数を重ねても効果が上がらないことも判明しました。これを続けると、個人差はあるものの多くの生徒が半年で300以上の単語を覚えられると言います。

 

買い物履歴など膨大なデータから消費行動を予測する「ビッグデータ分析」が注目されています。教育でもインターネットの普及でデータ集めが容易になり、学習効果の分析に使われ始めました。「学習ではいつ、何回復習したのかタイミングが重要だそうですが、そのデータを集めて学習効果を測る研究は少なかったのです。タイミング分析は消費者行動の予測にも使える」と寺沢教授は見ています。

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