最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 貿易立国は「今は昔」?日本が海外から稼ぐ力が落ちているが大丈夫か。 | トップページ | あなたもフィギュア通!スピン、ステップ、「4」の戦い! »

2014年2月13日 (木)

謎の生物・ダイオウイカ・続々発見のワケ!

今年1月に放送され、大好評だった「NHKスペシャル 世界初撮影!深海の超巨大イカ」。放映後はTwitterのタイムラインが、ダイオウイカにまつわるツイートで埋め尽くされるほどの人気ぶりだったそうです。ダイオウイカ人気を受けて、NHKは今夏、関連コンテンツを続々と展開します。水深600〜1000mの深海に生息し、最大のものは体長18メートル、体重1トンにも及ぶというダイオウイカ。その生態は謎に包まれており、古くは船を沈める魔物「クラーケン」のモデルとして船乗り達に恐れられて来た伝説の怪物として知られています。その姿を世界で初めて撮影に成功した映像が、前述のNHKスペシャルで放映され、大きな反響を呼びました。

 

ところが、無脊椎動物では最大級で、深海に生息するダイオウイカがこの冬、日本海沿岸の広範囲で相次いで見つかり、各地の漁師から「これほど巨大な以下は見たことがない」と驚きの声が上がっています。専門家は「例年に比べ日本化の水温が低いため、より暖かい海面近くに上がってきているのではないか」と分析しています。

 

今年最初に見つかったのは、富山湾の氷見漁港に14日に水揚げされた個体です。続いて8日には、新潟県佐渡沖で定着網の中を泳いでいるのが発見され、19日には新潟県柏崎市の海岸でダイオウイカのものとみられる足が見つかったのです。さらに21日、鳥取県岩美町の港にも沖合で網にかかった個体が上がったのです。そして佐渡沖では211日に、前回から1,5キロ離れた水深70メートルのところで再び定置網にかかり、赤紫色の生きたメスのダイオウイカが水揚げされたのです。今回見つかったのは体長4m5cm。重さ163kgで白鵬の体重よりも重いものだったそうです。こうした珍しい現象が続くのは何かあるのかと思ってしまいます。

 

本州近海で生きたダイオウイカの映像は非常に珍しいことだと言います。国立科学博物館・窪寺恒己博士は2002年から小笠原諸島でダイオウイカの生態調査を開始。2006年に世界で初めて生きたダイオウイカの撮影に成功し。さらに2012年6月に不可能と言われてきた深海での撮影にも成功したのです。窪寺博士の研究によりダイオウイカの生態が徐々に明らかに。体が赤紫色のワケは?深海に住んでいる生き物は黒色か赤色になるそうで、自分の姿を隠すことで赤い色になっていくのだと言います。巨大な目のワケは?深海でも色彩に敏感に反応できるからだと言います。

 

窪寺博士によると、ダイオウイカは水深600メートル、水温610度ほどの深海に生息し、小笠原諸島沖など温帯海域を好むと言います。ただ何らかの理由で対馬海峡を越え日本海に迷い込むことがあると言います。日本海には、水深300メートル以深に「日本海固有水」と呼ばれる01度ほどの冷たい水の層があるため、水深200メートル付近に上がれば生息できると見られています。しかし気象庁によると、例年の1月なら水深200メートルで7度前後なのに、今年は4度前後まで低下したそうです。窪寺氏によると、冷たい水で弱り、海面近くの温かい水を求めて上がったものの安定した浮力を保てず、季節風で海岸近くに流されたのではないかとの見方をしています。

 

今後の研究に役立てるため、個体の一部は冷凍保存されたそうですが、窪寺氏は「そもそもダイオウイカは生息数が少ない貴重な生き物。深海でのライフサイクルを解き明かしたい」と話しています。ちなみに、前回放送が大好評だったため、727日、28日には「NHKスペシャル シリーズ深海の巨大生物」(NHK総合)を二夜連続で放送するそうです。お楽しみに!

« 貿易立国は「今は昔」?日本が海外から稼ぐ力が落ちているが大丈夫か。 | トップページ | あなたもフィギュア通!スピン、ステップ、「4」の戦い! »

宇宙・サイエンス・科学技術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 謎の生物・ダイオウイカ・続々発見のワケ!:

« 貿易立国は「今は昔」?日本が海外から稼ぐ力が落ちているが大丈夫か。 | トップページ | あなたもフィギュア通!スピン、ステップ、「4」の戦い! »