最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 安倍首相靖国神社参拝!米政権は「失望している」と異例の批判声明! | トップページ | 固定残業代は過労死促進制度と同じで命の危険あり! »

2013年12月29日 (日)

金星・火星は地球となぜ違う?

地球と隣の軌道を回る金星、火星は、岩石などからなる地球型惑星に属し、太陽からの距離も比較的近いと言えます。3つの惑星は似たような環境でもよさそうに思えるのですが今の様子は全く異なっています。なぜでしょう。JAXAが今年9月に新型ロケット「イプシロン」で打ち上げた世界初の惑星用宇宙望遠鏡「ひさき」はその謎に迫ります。11月に観測装置が正常に働くことを確認。本格運用を始め、極端紫外線で惑星を長期間調べる計画です。

 

大きな目的の一つが惑星から宇宙空間へ流れる大気の研究です。太陽からの太陽風などで大気は惑星から剥ぎ取られます。この散逸が環境に大きな影響を与えた可能性があります。太陽系が生まれたのは46億年前。JAXA宇宙科学研究所の今村准教授は「惑星が作られた初期の成分はそんなに違わなかったと思われる」とみています。しかし現在の金星は濃い大気に包まれた灼熱の世界であり、火星は大気が非常に希薄な極寒の地となっています。

 

その原因は、太陽に近い方が高温と言った単純な仕組みではありません。大気による温室効果や太陽光吸収率なども関係するし、大気自体も変化してきました。当初は環境が似ていたとされますが、その後の経過が分かれ道になったらしいのです。今村准教授によると、金星では水が宇宙に散逸し、二酸化炭素は大気中に大量に保持されたと言うのがあり得るシナリオです。火星では水が地中に残っている模様ですが、二酸化炭素は宇宙に散逸した可能性があります。

 

火星はかつて地表に水があり温暖だったと考えられていますが、「少なくとも1気圧分の二酸化炭素が失われないと、今のような環境へと劇的に変化しない」と言いい、「ひさき」で、惑星大気散逸の仕組みの解明が期待されます。探査機による研究も相次ぎ、火星には米航空宇宙局の「メイブン」が2014年9月ごろ到着、大気を調べます。JAXAの金星探査機「あかつき」は10年に軌道投入に失敗しましたが、再び金星に接近、15年にも再挑戦する見通しです。

 

またJAXAの小惑星探査機「はやぶさ2」は14年度に打ち上げられる予定で、「太陽系や地球の成立ちを調べるのが主な目的の一つ」です。前身の「はやぶさ」の時よりも原始的な太陽系の状態と考えられる水などを含む小惑星を狙い、サンプルを持ち帰る計画です。調査が進展すれば、太陽系の起源の進化の歴史の解明が進みそうです。

« 安倍首相靖国神社参拝!米政権は「失望している」と異例の批判声明! | トップページ | 固定残業代は過労死促進制度と同じで命の危険あり! »

宇宙・サイエンス・科学技術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 金星・火星は地球となぜ違う?:

« 安倍首相靖国神社参拝!米政権は「失望している」と異例の批判声明! | トップページ | 固定残業代は過労死促進制度と同じで命の危険あり! »