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2013年9月10日 (火)

オリオン座の1等星が2~3倍に膨張して見えると言う異変が!

巨大恒星として有名あり、冬の夜空に明るく輝くオリオン座の1等星「ペテルギウス」が、従来より2~3倍大きく膨らんで見えたとする観測結果を北見工業大などのチームが発表しました。

 

この星は一生の最後に大爆発する「超新星爆発」が近いとされ、何らかの変化が起きたとみられます。実際の星がこれほど急激に膨らむとは考えづらく、三浦教授は「大爆発の前兆とは言えないだろう」としています。

 

ベテルギウスは地球から600光年の距離にある赤色巨星で、地球からはオリオンの右肩を飾る赤い点(三ツ星の左上)として肉眼ではっきりと確認でき、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンとともに「冬の大三角」を形作る一等星としてもおなじみです。太陽系の中心にあれば、木星の軌道ほどになる大きさで「赤色超巨星」と呼ばれています。地球から640光年離れ、大爆発すると昼間でも見えるほど明るくなると予想されています。

 

チームは昨年11月、西はりま天文台の望遠鏡で、光を様々な色に分けて観測。その結果、星や周囲のチリなどが見えるみどりの光の観測では1970年代の観測時より星の大きさが3倍に広がり、形はいびつな楕円形だったそうです。同様に赤の色の光でも過去の観測と比べ広がって見えたそうです。

 

チームは、星からガスが噴出し、周囲を漂う分子が光って見えたと推測していますが、2~3倍の大きさに見えるのは、これだけでは説明がつかないと言います。そして三浦教授は「何か変化が起こったことは確か。ペテルギュウスで何が起こっているのか突き止めたい」と話しています。

 

しかし、 カリフォルニア大学バークレー校の研究チームは1993年、赤外空間干渉計を使って測定したところ、「現在のベテルギウスは金星の軌道と同程度の大きさしかなく、15年前と比べると15%小さくなっていることがわかった」と発表しています。これはどういう事なのでしょう?20年前は小さかったと言い、今は大きくなっていると言うことになります。

 

ところで、ミラ型変光星灯と呼ばれるタイプの星があるのですが、2年周期で25%程度の膨張と収縮を繰り返し、最も収縮したときは観測ができなくなることもあるそうです。ベテルギウスも変光星の一種であり、明るさは数年ごとにわずかに落ちているのですが、ミラ型変光星のような劇的な変化には程遠く、平均すると明るさは15年前とそれほど変わらないと言います。そうだとすると、2~3倍膨張して見えるという事はどういうことでしょう。

 

ベテルギウスは約850万歳の超新星として、いつでも爆発する可能性があると予測されており、もし爆発すれば地球からはっきり観測できると言います。しかし爆発はなさそうだと言います。ペテルギウスはただ予想を超えた膨張と縮小を繰り返しているだけという事なのでしょうか?

 

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