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2013年9月30日 (月)

火星の土に水分を確認!もしかしたら将来火星への移住という事もあるかも!

火星の表面にある土を無人探査機「キュリオシティー」の装置で分析したところ、重さにして2~3%の水分が含まれていることが分かりました。これは太古の火星が水に溢れる環境だったとの見方を裏付ける結果です。チームの研究者はこれにより「将来の有人探査の際に、地表の土から水を手に入れることが可能になるかもしれない」としています。

 

キュリオシティーは昨年8月の着陸以来、移動しながら地表の細かい土を採取し、数回分のサンプルを装置内で過熱して、放出された化学成分を調べると、二酸化炭素や酸素、硫黄化合物に交じって、比較的多くの水が検出されたそうです。どうも水は長い年月の間に土の内部に閉じ込められたらしいとのことです。

 

火星はエネルギーという点では地球から向かうのが最も簡単な惑星です。化学燃料ロケットを使っている今の飛行では、火星への旅には数ヶ月の期間がかかりますが、人類が火星の土を踏むという事になれば、水の確保という事が可能になるだけに火星着陸の可能性が出てきたという事になります。

 

火星の1日は地球の1日に非常に近く、火星の太陽日は24時間39分で、火星の表面積は地球の28.4%。地球の陸地(地球表面積の29.2%)と比べてわずかに少ない程度です。そして火星の赤道傾斜角は25.19°で地球の23.44°に近いため、火星の季節は地球とよく似ているという事も言えるのです。ただし、火星の1年は地球の1.88年相当であるため、各季節は2倍近い期間続く。火星の天の北極は小熊座ではなく白鳥座となります。

 

火星は大気を持ちますが、地球大気の0.7%と薄いものです。しかしながら、多少なりとも太陽放射や宇宙線を和らげる上、宇宙船が空力ブレーキを使うのに利用することもできる点も有人火星着陸に有利ではあります。NASAなどによる21世紀初頭の観測は、火星に水が存在するという主張を裏付けるものとなったし、今回の調査でも水分を確認したという事で、火星には地球型の生命を支えるのに必要な元素がかなりの量存在している可能性が高いと言えます。

 

その一方で、地球と火星の間には違いもあります。火星の表面重力は地球の1/3にすぎず、この重力下で低重力での健康上の問題が発生しないかどうかはよく分かっていないのです。

また火星は地球と比べて非常に寒く、平均表面温度は-43℃で、最低温度は-140℃です。そして火星表面に液体の水の存在は確認されていませんし、火星は太陽から遠いため、表面に届く太陽のエネルギーの量は、地球や月に届く量の半分程度でしかありません。それに火星の軌道は地球のそれよりも潰れた楕円であるため、太陽との距離の変化が大きく、温度や太陽定数の変化を激化させる要因もあります。

 

火星の気圧は、人間が与圧服無しで生存するには低過ぎるので、火星表面に作る居住施設は宇宙船のように与圧式にする必要があります。火星の大気は薄いのですが主成分は二酸化炭素であるため、火星表面でのCO2の分圧は地球の52倍にもなると言います。もっとも、このため火星上で植物は生育可能かもしれないのですが。それと火星の磁気圏はとても弱く、太陽風を防ぐのに十分ではないと言ったような問題もあります。

 

しかし水の確認が取れたことで将来火星への移住と言う話も小説の中の話ではなくなるかもしれません。

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