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2013年8月14日 (水)

アンドロメダ銀河がすっぽり入る視野が世界最大のすばる望遠鏡!8億7000万画素!

国立天文台などはこのほど、すばる望遠鏡に昨年搭載した超広視野主焦点カメラ「Hyper Suprime-Cam」(HSC)のファーストライトとして撮影したアンドロメダ銀河の全体像を公開しました。CCD116枚による「世界最強の巨大デジタルカメラ」で、従来の大望遠鏡ではとらえきれなかった広大な画角を丸ごと1視野に収めるという驚異的な広角(従来の7倍)で、しかも8億7000万画素の解像度を持ち、重さは3トンにもなる巨大なデジタルカメラなのです。拡大すると11つの星もシャープに確認でき、観測効率を高め、ダークマター探索に挑みます。

 

HSCは国立天文台が中心となり、国内外の研究機関とともに10年以上かけて開発。その核となるCCDセンサーは浜松ホトニクスが国立天文台と共同で開発したもので、メイン104枚にオートガイド用4枚と合焦用8枚を加えた116枚で構成し、画素数は計87000万に上ります。補正光学系はキヤノンが、主焦点ユニットは三菱電機が担当しています。

 

すばる望遠鏡に当初から搭載されている「Suprime-Cam」は、アンドロメダ銀河の一部(満月よりやや広い視野)のシャープな撮影に成功していましたが、HSCにより、満月9個分の広さの天域を一度に撮影可能になりました。試験観測の一環としてこのほど、アンドロメダ銀河を観測したのです。

 

今後はすばる望遠鏡とHSCを活用し、重力レンズ効果を用いたダークマター分布の直接探査などの観測を進めていく予定です。Suprime-Camでは50年以上かかるという観測計画を5年で実施することが可能になり、「ダークエネルギーの謎に迫りたい」と宮崎聡国立天文台准教授は話しています。

 

ハッブル望遠鏡が打ち上げられてから天文学の世界は様変わりしたと言ってもいいでしょう。宇宙の年齢もほぼ確定されたし、宇宙の膨張はやがて止まるのでもなければ、収縮するというものでもなく、70央年前あたりから逆に加速膨張していると言います。いったいどうなるでしょう。風船でも膨らませればいつかは許容限度を超え爆発してしまいますが、宇宙はこのまま永遠に膨張し続けるには、それだけのエネルギーがこの宇宙になければならないわけであり、それがダークマターであり、HSCがその正体の一端でもを暴くことができればすばらしいことです。

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