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2013年4月12日 (金)

南アフリカで発見した猿人の骨格が、現生の人類を含むホモ属の祖先の可能性が!

200万年前に南アフリカで生息していたセディバ猿人(アウストラロピテクス・セディバ)は、骨格に人とチンパンジーの両方に似た特徴を兼ね備えていたと、南ア・ウイットウオーターズランド大などのチームが12日付の米科学誌サイエンスに発表しました。

 

歯や骨盤は人に近い一方、かかとはチンパンジーに似て、直立歩行と木登りの両方に適していたと推測されるそうです。初期人類の形態や機能が、モザイク状に進化していた過程を明らかにする成果だとしています。

 

チームは、少年や女性など計3人分の化石を詳細に調べ、6本の論文にまとめました。歯の分析からは、臼歯のかみ合わせる部分が盛り上がっている形状などが、初期の現代人(ホモ属)やより古い時代のアフリカヌス猿人に近いことが分かったそうです。また腕は木に登ったりぶら下がったりするのに適した形をしており、小さなかかとはチンパンジーに似ていたそうです。かかとや膝、尻の骨を分析した結果、チームは「膝と腰を回転させる独特な歩き方をしていた」と推測しています。

 

ウィキペディアによれば、人類という用語をチンパンジー亜族と分岐し直立二足歩行していたヒト亜族生物に用い、脳の発達したヒト属生物については学名で表記し、特にヒト属生物のうちホモ・サピエンス・サピエンスについては現生人類と表記するとしています。ヒト属(ホモ属)はおよそ200万年前にアフリカでアウストラロピテクス属から別属として分化し、ホモ・サピエンスは40万から25万年前に現れたと言います。またこれらの他にも、すでに絶滅したヒト属の種が幾つか確認されています。だから現生人に繋がる人族は一つではないのです。

 

ホモ・サピエンスの進化と拡散については、アフリカ単一起源説と多地域進化説とが対立しています。アフリカ単一起源説では、アフリカで「最も近いアフリカの共通祖先」であるホモ・サピエンスが進化し、世界中に拡散してホモ・エレクトゥスとホモ・ネアンデルターレンシスに置き換わったとされています。多地域進化説を支持している科学者は世界中に分散した単一のヒト属、おそらくホモ・エレクトゥスが各地でそれぞれホモ・サピエンスに進化したと考えているそうです。ただ化石の証拠はこの分野における激しい議論を解決するのにはまだ十分ではなく、人類はホモ・ハビリスの頃から石器を使い始め、次第に洗練させてきた。およそ5万年前、現生人類の技術と文化はより速く変わり始めたと言います。

 

今回のセディバ猿人は2008年、南アの首都プレトリア近郊の洞窟で発見された新種の猿人で、現生の人類(ホモ・サピエンス)を含むホモ属の祖先の可能性があると注目されています。

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