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2013年3月24日 (日)

宇宙は138億歳、従来説より1億年高齢!

宇宙の年齢はこれまで考えられていたより約1億年長く、138億歳とする最新の研究結果を欧州宇宙機関(ESA)が22日までに発表しました。宇宙誕生のビッグバンから間もない時期に放たれた「最古の光」を詳しく解析した結果、宇宙は従来説より1億年高齢の138億歳だったことが分かったと言うものです。ほぼ完璧な宇宙図で判明最古の光は、現在の地球にあらゆる方向からマイクロ波として届き「宇宙背景放射」と呼ばれています。ESAは2009年に打ち上げた宇宙望遠鏡プランクで15カ月間にわたりマイクロ波を調べ、観測可能な最も初期の宇宙図を作製しました。宇宙図にはマイクロ波を温度で表したときに見られるごくわずかなむらがあり、そのむらの分布から理論的に宇宙の年齢などを算出したのです。03年には米航空宇宙局(NASA)のWMAP探査機による宇宙背景放射の観測をもとに、宇宙は137億歳とされ定説となっていました。

 

宇宙地図について米国の専門家は、宇宙論にとってのヒトゲノム計画に匹敵する重要性があると評価する。NASAの専門家によると、宇宙の光はまず高温の白熱光から始まり、目がくらむほどまぶしかったはずだという。しかしビッグバン以降、この白熱光は急激に温度が下がり、宇宙は1100倍の大きさに広がった。温度が下がった白熱光は見えなくなったが、プランク望遠鏡はおよそ1億度という「わずかな」温度の違いをとらえた。地図ではこのデータをもとに、平均温度を白、平均を上回る温度は赤、下回る温度を青で示しています。

 

プランクのデータからは、宇宙に存在する「暗黒物質」がこれまで考えられていたより多いことも判明しました。暗黒物質は間接的にしかとらえられない現象で、宇宙の26.8%を占めていることが分かったと言います。これに対して、惑星や恒星などの観測可能な物質が宇宙に占める割合はわずか4.9%にすぎません。宇宙の残りはさらになぞの多い「暗黒エネルギー」でできていて、暗黒エネルギーはまだ観測されたことがありません。しかしその量はこれまで考えられていたよりも少ないようだと言います。

 

こうした観測結果からはじき出した宇宙の膨張率(ハッブル定数)は、毎秒メガパーセク(1メガパーセクは330光年)当たり67.15キロ(67.15km/sec/Mpc)で、これまでの定説では73.8km/sec/Mpcと算定されており、この差は学会で大きな注目を集めそうだと専門家は指摘しています。プランク望遠鏡は2009年5月に打ち上げられ、今回の解析結果は最初の15カ月半のデータをもとにしているそうです。

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