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2013年2月15日 (金)

クマバチが持つ驚異の羽の構造!

クマバチってご存知でしょうか?丸々と太った体に不釣り合いなほど小さな羽がついていて、「ブーン」とけたたましい音で飛ぶハチです。体長は2センチ以上と威圧感十分の体をしていますが、性格は穏やかで襲ってくることはめったにありません。ちょっと見は大きいので怖そうですが見慣れると可愛らしい格好に見えるようになります。どうしてかと言うと、写真などで花を撮っているとよくハチが蜜を吸いに来るのですが、そのときクマバチもやってくるからよく見かけるのです。

 

飛行機に例えるなら普通のハチは細長いのでジェット機だとすると、クマバチは重爆撃機のような重厚な感じがするのです。だから被写体としてはクマバチの方が写る姿が恰好良いのです。そんなせいか「航空工学の専門家の中には、なぜあんなに大きな体に不釣り合いなほど小さな羽で飛べるのだろうと興味を持って研究していた人もいた」と浜松医科大学の針山教授は言います。

 

そして最近、針山教授らは、クマバチの羽の面白い構造を見つけたのです。顕微鏡でのぞくと、前羽に雨どいのような溝があり、後羽に太さや鵜0,2ミリのばねのような突起があったのです。つまり飛ぶ時には後ろの羽の突起が前の羽の溝にはまり、前と後ろの羽を連結してまるで一枚の羽のようになって飛ぶのです。前羽はエンジンとなる筋肉があるので、やや硬めの前羽を震わせると、柔らかい後羽がしなって動くのです。この絶妙なバランスで強い推進力が生まれるような構造になっていたのです。だから体のわりに小さな羽でも大きな体を支えて飛ぶことができるのです。

 

突起の構造は、体のタンパク質が集まって自然に規則的な形を作っているのです。飛行中は前後の羽の連結部に強い力がかかるのですが、ばねの形状がたわんで力を和らげているのです。飛ばない時には、溝から突起を外して羽を休めています。クマバチほど羽を早く動かさないチョウやセミは、前後の羽をわずかな凹凸で軽くひっかけている程度だと言います。だけどクマバチが飛ぶ時はブーンと言う大きな音がするのはそれだけ早く羽を動かしているという事なのです。セミが飛ぶ時にはブーンなんて言う羽音は聞こえませんよね。

 

このように大きな体を小さな羽で飛んでいる理由が分かったと思います。自然が生み出す生物の生きるための構造や能力などは素晴らしいですね。だから新しい発明はこのような昆虫などの能力からヒントを得て発明されたものも多いのではないでしょうか?人間が想像したものの沢山あるでしょうが、こうした昆虫とか鳥とかいろいろな動物の持つ自然に獲得した能力を真似て発明されたものも多いと思います。こうしてみると自然の力と言うか進化して勝ち得た能力と言うものの素晴らしさを感じざるを得ませんね。

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