最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 日本の科学技術の高さを示すセシウム可視化の技術と日本の領空、領海を守る無人機の開発! | トップページ | 全日本フィギュア、浅田真央逆転優勝、6度目のV!2位は村上、3位は宮原選手 »

2012年12月22日 (土)

衝突回避自動ブレーキ普及期に!

危険性のある障害物を検知した時に、自動的にブレーキをかけ車を停止する衝突回避システムを搭載した「ぶつからない車」が増えてきました。20日にはダイハツがこのシステムを搭載した初の軽自動車を発表しましたが、いよいよシートベルトやエアバッグのように衝突回避システムが車に欠かせない安全装置の一つとなる日も近そうです。

 

そんな中、ホンダが先月、開発中の衝突開始システムを搭載した車の試乗会がありました。時速50キロまで加速したのち、ハンドルやブレーキ操作を一切せずに、歩行者に見立てた人形に向かって走っても、「ぶつかると思った瞬間」人形の手前で自動ブレーキがかかったのです。こうした車はすでに富士重工の「アイサイト」が有名で、スバルの場合は時速30キロと低速での場合を考えているのに対し、ホンダの車は実走のスピードに近い50キロのスピードでも停止する画期的なものです。これは電波が周囲の環境を探知するレーダーとカメラの併用し、前方を監視する仕組みです。しかもホンダの車は乾いた路面であれば最高60キロで停止が可能なのです。開発担当者は「研究段階は終わり、精度を高めるための調整をしている」と数年以内の実用化をにおわせています。

 

エアバッグやシートベルトの普及や衝突安全ボディの採用などによって、事故時の被害は大幅に軽減できるようになりました。それでも交通事故で命を失う人は毎年、世界で130万人以上に上っており、自動車各社はいかに交通事故を未然に防ぐかに知恵を絞っているのです。衝突回避システムは富士重工が2010年5月に発売した「アイサイト」システムで普及に火がつきました。テレビでの宣伝用映像は衝撃的でしたね。いくら30キロメートル以下と言えども自動で車が止まるなんて初めての事だったからです。追加のオプション価格は10万5000円ですが、主力車(レガシィ)への搭載率は平均で77.4%だそうでドライバーの関心の高さをうかがわせます。マツダや三菱自動車など他のメーカーも続々と衝突回避システムを採用し急速に搭載車が広がっています。

 

さらにその先を行く安全技術の研究開発や実用化も進んでいます。ボルボは自社の新車がかかわる事故の死亡者や重症者を、20年までにゼロにすると言う、野心的な目標を掲げ、来春、世界初の歩行者用「エアバック」を搭載した新型車「V40」を日本市場に投入するそうです。ついに来るところまできた感じですね。歩行者用のエアバッグ搭載なんて今まで聞いたこともありませんでした。これは車が歩行者と衝突した場合、ボンネットが持ち上がってエアバックが広がる仕組みだそうです。これによって歩行者がフロントガラスに頭を打ち付けて致命傷を負う確率を低くできると言います。

 

日産自動車は飛び出してきた歩行者とぶつかりそうになった時などに、車が自動でハンドルを切って衝突を回避してくれる安全システムを開発中です。5年以内の開発を目指すそうです。またこうした安全搭載車ではないのですが、2013年の1月に、高性能スポーツ車ブランド「ニヌモ」を採用した普及モデル第一弾の「ジュークニスモ」を英国で先行発売するそうです。エンジンや空力の性能を高めて走りをよくし、価格を約270万円からとベース車より約5割引き上げています。そしてベース車である小型多目的スポーツ車「ジューク」の英国での価格は約1万3000ポンドからだそうです。ジュークニスモは約5割高いのですがBMWやアウディなどの高級スポーツ車よりは手ごろな値段に設定ししていて、ターボチャージャーつきの排気量1600ccを搭載し200馬力を出すそうです。日本での発売は13年春以降の見通しだそうです。

 

トヨタ自動社は見通しの悪い交差点などでの事故を防ぐため、車と信号機などの交通インフラ、歩行者がお互いに電波で通信して情報交換する安全技術の開発に取り組むそうです。

 

自動車も電気自動車になると家電製品と同じくコモディティ化してしまうのかと思っていましたが、こうした安全面での技術は組み立てるだけではできないので、家電のようにはならないと言う気がしてきました。こうした面での技術的優位性があれば新興国にはまだ追いつかれることはないでしょう。

« 日本の科学技術の高さを示すセシウム可視化の技術と日本の領空、領海を守る無人機の開発! | トップページ | 全日本フィギュア、浅田真央逆転優勝、6度目のV!2位は村上、3位は宮原選手 »

宇宙・サイエンス・科学技術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 衝突回避自動ブレーキ普及期に!:

« 日本の科学技術の高さを示すセシウム可視化の技術と日本の領空、領海を守る無人機の開発! | トップページ | 全日本フィギュア、浅田真央逆転優勝、6度目のV!2位は村上、3位は宮原選手 »