最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 「007」誕生50周年! | トップページ | 3億年たっても消えない記憶媒体?長過ぎて復元はどうなる? »

2012年12月 1日 (土)

水星に大量の氷が存在すること分かった!

太陽に最も近い惑星の水星で、日の当たらないクレーターの奥に大量の氷が存在していることを突き止めたと、米航空宇宙局(NASA)の研究チームが1日までに、米科学誌サイエンスに発表しました。

 

水星を周回する探査機メッセンジャーの観測データを分析した結果から分かったものですが、水星の氷は、20年近く前から地球上の電波望遠鏡による観測で存在の可能性が指摘されていたのです。しかし今回のメッセンジャーの観測結果から初めて確証が得られたのです。NASAによると、水星の赤道付近の温度は日中400度以上になる一方、自転軸が傾いていないために北極や南極のクレーターには永久に日陰の部分があり、氷が存在できると考えられていました。

 

今回の探査機の3種類の観測データから、研究チームは、両極に存在する氷の量は計1千億~1兆トンに上ると推定しています。こうした水分がどのようにできたかは、過去に衝突した隕石や彗星に含まれていたらしいとしています。水星には生命は存在しないとみられていますが、チームは「ほかの惑星で生命が存在し得る条件を探るのに役立つ」としています。ちなみに1兆トンと言うとどのくらいの量になるかと言うと、富士山が約1兆4200億トンとすると最大で富士山の70%くらいの氷があるという事になるでしょうか?

 

水星は太陽に最も近い惑星で、日中の赤道付近はセ氏約400度にも上ります。しかし、自転軸がほとんど傾いていないため、極地は日中でも太陽の光が全く当たらないです。これが地球になると自転軸が絶妙な角度で傾いていることで四季が生じているのです。そう考えただけでも地球の自然の絶妙な偶然で地球に生物が棲んでいるとも言えるのではないでしょうか?だから水星では自転軸が傾いていなかったので、かえって極地にはセ氏マイナス220度で、1000億~1兆トンにも上る分厚い氷の層が存在するというわけです。しかしこれは水星にとってはよかったのかもしれません。と言うは地軸が傾いていたら灼熱の水星では両極に氷が大量に残っていなかったかもしれないからです。

 

氷は断熱材の役割を果たす有機物質などに覆われていて、水は蒸発するため、地表には存在せず、生命の存在も考えられないと考えられています。ただ、彗星や隕石によって、水星に水分や有機物質がもたらされたとみられており、NASAの専門家は「生命の起源を探る第1章になる」としています。

 

« 「007」誕生50周年! | トップページ | 3億年たっても消えない記憶媒体?長過ぎて復元はどうなる? »

宇宙・サイエンス・科学技術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 水星に大量の氷が存在すること分かった!:

« 「007」誕生50周年! | トップページ | 3億年たっても消えない記憶媒体?長過ぎて復元はどうなる? »