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2012年12月12日 (水)

ふたご座流星群、あす夜にピーク!今年最後の天文ショーで今年は好条件!

天文ファンの方はよく知っていると思いますが、12月中頃は毎年恒例の最も活発かつ謎めいたふたご座流星群の極大予測日です。この流星群は過去数十年にわたって活発度を増しており、さらに今年は極大日が新月を含む週に合致するとあって、例年に比べ良好な観測結果を期待できるそうです。それは12月13日の夜から14日未明にかけて、1時間に何十個もの流れ星が夜空を横切る様子を観測できると言うから、かなり期待できると思います(極大予測時間は14日午前8時頃)。

 

ふたご座流星群は数ある天文ショーの中でも、最も活発で安定した現象の1つに数えられていて、天文学者のベン・ブレス氏によると「「通常の出現予測数は、良好な条件下では1時間に80個から120個だ」だそうですが「幸いなことに今年は12月13日が新月なので、流星の出現中に邪魔な月明かりがまったくない」ので見易いと言うわけです。そして「より良い条件で見るには、街の明かりから遠く離れ、可能な限り暗い場所で見ることが流星群を観察する上で最良の手段だ」と言っています。

 

かつてアマチュア天文家の多くは、ふたご座流星群にはあまり注目を払っていなかったそうです。と言うのは極大日が多忙なホリデーシーズンにあたり、何より凍えるような冬の夜空の観察になるからです。しかしここ数十年に活発度が増したおかげで、そうした傾向は変わりつつあるようで、実際に多くの天文学者は、毎年発生する流星群の中で、著名なペルセウス座流星群をふたご座流星群が追い抜いたとして言っています。と言うのは、1900年頃のふたご座流星群は極大時の出現数が毎時15個から20個程度だったものが、現在は毎時100個を上回るほどに活発化しているからです。

 

なぜ流れ星の出現数が増えているのはなぜだろかと言えば、ふたご座流星群の発生元となっているのは、謎めいた小惑星型天体の公転軌道上へはるか昔に残された塵の帯だそうです。この直径5キロほどの天体は太陽系の内側をめぐっており、年々その軌道へ地球がより深く侵入するため、出現数の増加に繋がっていると天文学者は考えているそうです。

 

他の流星群は、氷を含む彗星が太陽の近く通過する際に噴出した物質が源になっていますが、ふたご座流星群の発生元とされる母天体「3200ファエトン」は、小惑星あるいは揮発物質をほぼ失ってしまった彗星で、この天体が本当に流星群の由来なのか科学者らは確証を得ていないそうです。「太陽の近くを通過するときでもファエトンは彗星のような尾を引かないそうで、その際に天体の一部がわずかながら剥がれ落ち、そこへ地球が飛び込むことによってふたご座流星群が発生する」とトッド氏は説明しています。

 

1983年にNASAの衛星によってファエトンが発見され、その後すぐに同天体の1年半の公転軌道が、ふたご座流星群の元になる塵と正確に一致すると判明したため、ファエトンはふたご座流星群の源流の第1候補となっています。ふたご座流星群の塵は毎秒32キロの速度で大気に突入するため、他の流星群に比べて速度が遅いため、1秒から2秒ほどの長くて美しい尾を引く流星を観察できるのです。北半球では流星群の放射点、すなわち見かけ上の流星発生点はふたご座にあります。放射点に近いふたご座アルファ星のカストルは、午後9時頃になれば高度30度あたりまで昇ってきます。

 

観察するなら午後10時から午前5時頃がよいとブレス氏は言っています。そして最も観察に適した時間は14日未明だ。「午前2時頃に放射点が南中し、天空で最も高い位置に来る。この時が最大の見どころになるだろう」といっており、さらにおまけとして、目の良い人ならいくつかの惑星と流星の競演も観察出来るとトッド氏は語っています。「ふたご座のすぐ西には木星が明るく輝き、一晩中観察出来ます。そして日の出の直前になると、土星や金星や水星が南東の地平から顔を出し、美しい光景を作り出すのです。視界の開けた場所で毛布にくるまり、素晴らしいショーを堪能してみてはいかがでしょう!

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