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2012年10月19日 (金)

原発関連の科学技術2つ「ハル」と「Sakura」!

茨城県つくば市のベンチャー企業、サイバーダインは18日、東京電力福島第1原発で働く作業員の被曝線量を半分に抑えるために投入されるロボットスーツ「HAL(ハル)」を発表したとありました。来年早々にも事故現場に導入する計画です。

 

 ハルは放射線を遮るためのタングステンやステンレスなどの金属でできたベストは60キロありますが、筑波大の山海教授が開発した身に付けるロボットハルを活用したもので、これを原発災害用に改良いたものです。作業員の動きを感知して歩行を支援するロボット部が付いています。ロボット部を両脚に取り付け、そこに肩から股までを覆うベストを載せることで、作業員は、ほとんど重さを感じなくて済むと言います。また熱中症防止のため、防護服内に風を送る装置や心拍数を測る装置も内蔵しているそうで、雨の中でも使用できるよう防水仕様にもなっているそうです。サイバーダインによると、東電の要請で開発したものだそうで、来年にも放射線量が高く、細かい作業が必要な場所で使われる見込みだと言います。

 

もう一つは、福島第一原発での作業を想定し、千葉工業大学が開発した、災害対応ロボット「Sakura(桜)」です。これはすでに同大が調査に投入している「クインス」の後継機に当たるものです。放射線量が高くて人が立ち入ることができない、福島第一原発の建屋内などでの作業を想定して作られたもので、新型の「災害対応ロボット」として公開されました。従来のものより小型化されているため、人の立ち入りが困難な狭い場所での調査を可能にすると期待されています。例えば階段で原子炉建屋地下に下り、損傷した可能性が高い格納容器と圧力抑制室の継ぎ目などを調べ、注水した冷却水がどこから漏れているのかを特定するのに役立つと期待されています。つまり、さらに小型化したことで、これまで入ることができなかった原発建屋内の地下での作業も可能となったのです。

 

 特に、冷却水の漏洩箇所を特定することなどが期待されていて、カメラのほかに高性能マイクを搭載しており、漏洩箇所を音から推測することも可能ということで、早ければ、今年中にも福島第一原発に導入される予定です。福島原発の現場はまだ手が付けられないのか、手を付ける余裕がないのか作業は一向に進んでいないのが現実です。こうした過酷な状況でも対処できるロボットがやっと出てきたと言う感じです。

 

日本のロボットは産業用では大きく発展していますが、最近はヒューマン型のロボットが増えてきていました。しかし今回のように原発事故など過酷事故などでの状況に耐えうるようなロボットを想定していなかったため、ロボット先進国と言われながら、こうした面ではアメリカなどのほうが軍事的な必要もあって進んでいたのです。そして今回こうした過酷事故にも対応できるようなロボットがやっと出てきたという事わけです。こうした面でも想定外になっていたことは残念です。原発に事故と言うものは起こりえないと言う呪縛がこうしたものへの取り組みも遅らせていたのです。

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