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2012年8月19日 (日)

灼熱の惑星「水星」に氷があった! 米メッセンジャーの画像により確認!

少々前の記事になりますが、灼熱の惑星とも言われる太陽に一番近い星、「水星」は、岩石質の惑星で太陽系惑星の中で大きさ、質量ともに最小です。例えば赤道面での直径 4,879.4km は地球の38%に過ぎません。また、重力が小さいため、長く大気を留めておくことは難しいのですが、ごく薄い大気、と言っても、分子同士の衝突がほとんど無い「無衝突大気」の存在が確認されているそうです。

 

水星については、アメリカの探査機マリナー10(1974 - 1975)が初めて水星へ接近し、地表の約40%ないし45%の地図が作られました。撮影された映像から、水星には多数のクレーターがあり、月と非常によく似た環境だと考えられています。と言っても、表面の平均温度は 179 ℃と言う灼熱の惑星です。しかし依然として分からないことが多い惑星ですが、2008年に打ち上げられたアメリカの水星探査機「メッセンジャー」により、水星に氷が存在するという仮説が、「メッセンジャー」によって撮影された画像によって初めて裏付けられました。

 

氷の存在については20年以上も前に、地球からの電波望遠鏡の観測で、水星の極域には氷に覆われた木星の衛星のように、電波を強く反射する領域が見つかっていて、氷がある可能性が指摘されていたのです。しかし昼の水星表面温度は約400度に達するため、そんな高温の惑星に氷が存在するのか仮説の真偽は不明だったのです。研究チームは、水星の軌道を周回する「メッセンジャー」の撮影画像を分析し、南極付近の複数のクレーター(最大直径180キロメートル)の内側に、永久に太陽光が当たらない場所があることを確認し、電波望遠鏡で氷の存在が予想された場所と一致したことを確認したのです。氷は表面が土で薄く覆われていれば安定的に存在するのだそうです。

 

どのくらいの氷の量かと言うと、10 ×10^14 kg 程度だと言うことですが、これではさっぱりわかりません。ちなみに、地球の南極に存在する氷は40,000 ×10^14 kg、火星の南極には1,000 ×10^14 kg程度の水の氷があると言われています。これらと比較すれば少ないのだなと言うことくらいは分かりますが、それがどのくらいの量なのか具体的には素人ではよくわかりません。しかし、なぜ水星に氷が存在するのかという疑問ですが、彗星の衝突もしくは水星内部からの放出で生まれたという説が有力だそうです。

 

それにしても灼熱の惑星「水星」に氷が存在するとは不思議な感じです。20年以上も前に、水星に氷が存在すると言うことを予測した人もすごいのですが、反対に言えば、それを証明するのに20年以上もかかったと言うことになるわけで、それだけ水星の探査が難しいと言うことの証なのでしょう。

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