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2012年6月21日 (木)

マンモスクローンで復活なるか?近大・ロシアで共同研究!

約1万年前に絶滅したとされるマンモスをクローン技術「体細胞核移植法」で復活させることを目指し、近畿大の研究グループとロシア東シベリア・サハ共和国の科学アカデミーが20日、同共和国の首都ヤクーツクで共同研究の合意書に署名したそうです。署名式には、近畿大大学院生物理工学研究科の入谷明教授と加藤博己准教授、科学アカデミーのコロデズニコフ総裁らが参加しました。

共同研究では、2010年夏にサハ共和国北部オイオゴスヤールの永久凍土で、極めて保存の良い丸ごと一頭の形で見つかった子マンモス「ユカ」の骨髄や筋肉、皮膚などの組織片をロシア側が近大に半年以内に提供するそうです。

入谷教授らのグループはマンモスの組織片から損傷していない遺伝子を持った、生物活性のある細胞核の抽出を目指しますが、抽出に成功すれば、核を取り除いたゾウの卵細胞にマンモスの細胞核を注入し、マンモスの遺伝子を持つ胚を作製。胚をゾウの子宮に移植することでマンモスを誕生させることが可能となります。

18、19両日、氷点下約20度の冷凍庫に保存されたユカから筋肉などのサンプル採取を行った加藤准教授は「肉が赤みを帯びており非常に新鮮な状態」と驚いたそうです。入谷教授も「過去にないほど良好なマンモスの組織片を入手できた。損傷していない遺伝子を持つ細胞核を取り出せる可能性は極めて高い」と話しています。

マンモスを復活させる方法としては2つの方法が検討されています。一つ目は顕微授精技術を利用した方法です。この方法は、永久凍土中で冷凍されたマンモスの精子を、現代の雌ゾウの卵子に顕微授精して50%雑種のマンモスを誕生させます。これで雌が生まれれば、再びその卵子にマンモスの精子を顕微授精し、75%マンモスを作出します。これを繰り返すことにより100%マンモスに近い動物を誕生させる方法です。しかしこの方法では、例えうまくいったとしても数十年の歳月が必要で実用的ではありません。

もう一つの方法は、体細胞クローン技術を利用した方法です。この方法では、マンモスの凍結死体からDNAが状態よく保存された細胞を取り出し、体細胞クローン技術により胚を発生させ、雌ゾウの子宮に移植することによりマンモスを誕生させる方法です。この方法では、1世代でほぼ100%のマンモスが再生できるため、ロシア連邦、近畿大学、岐阜県の共同研究では、こちらの方法により、マンモスの復活を目指しています。

永久凍土には、マンモスや毛サイなどが今でも数多く眠っていると考えられています。凍土が解ける夏場(7月上旬から8月下旬)には多くの古代生物の骨や遺体が発見されており、過去にシベリアでは1900年にコリマ川の川岸で「ベレゾフスカマンモス」の遺体が、また1977年にはほぼ完全な形で赤ん坊マンモス「ディーマ」の遺体が発見されています。

こうしたことを考えると研究もだんだん進んでおり、いずれマンモスの復活ということが十分考えられると思います。まるでジェラシックパークのような話がいま進んでいるのですが、こちらは恐竜ではありませんので心配はないですね。

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