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2012年6月28日 (木)

iPS細胞から培養し、試験管で完全な神経の作製に成功!

慶応大学の岡野教授らは人体の様々な組織になるPS細胞を試験管の中で完全な神経に育てる実験に成功しました。これは体の外で作った神経としてはきわめて複雑な構造をしており、体内にある本物の神経網に近づいたことになります。試験管で神経を培養できる利点は多く、神経が壊れる難病の仕組みを間近で解明できることで、画期的な新薬の開発が進むことが期待できるのです。作製した神経は電線の皮膜のようにミエリンと呼ぶタンパク質が神経繊維に巻き付き、信号を正しく伝える機能があったのです。

脳や脊髄の中枢神経は脳から手足などに信号を届けたり、末端からの刺激を脳に送ったりします。ミエリンを失うと信号が伝わりにくくなり、運動障害が出る多発性硬化症を始め多くの病気になります。原因を調べたくても、体内の神経を詳しく解析するのは限界があったのです。神経はいったん衰えると自然には再生しないとされ、再生医療の大きな目標の一つになっているのです。これまでは複雑に入り組んだ構造を再生できず、完全な神経を作れていませんでした。

研究チームは健康な人から提供を受けた皮膚をもとにiPS細胞から神経を作り、正常な神経と構造が違うかどうか調べることで病気の原因に迫ると言います。治療薬の候補物質を試し、神経の異常が改善するかも検証できるそうです。国内外の再生医療研究ではiPS細胞を様々な組織や臓器に変えて、けがや病気で失った患部を治す試みが急ピッチで進んでいるそうです。人での実験はこれからだそうですが、研究室では肝臓の細胞や血小板などができているそうです。

最近のiPS細胞の進歩はめざましく、自分の細胞から病気などで機能しなくなった患部の代用ができる日が近づいていると実感します。

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