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2012年3月21日 (水)

グローバルエナジーの風車!

「ガイアの夜明け」で、グローバルエナジー栃木研究所が開発した風車は、わずかな風でも回り、しかも止まりにくい点が注目され、マレーシア政府による離島への風力発電のプロジェクトに採用され、今後、250を超える離島に順次、発電設備として設置していく。鈴木政彦会長(58)は準備のため、日本とマレーシアを頻繁に行き来する日々を送っているという番組がありました。しかしこれは201年の10月の読売新聞にすでに載って紹介されていたのですね。(以下読売新聞の記事より)
 
同社の風車は、従来とはまったく違う発想で作られている。水平方向に回転する垂直軸型の風車の羽根は、空気抵抗を少なくするために、真っすぐな板であるのに対し、同社の垂直軸型風車は、両端が内側に曲がっている。鈴木会長は「曲がった部分が風を抱き込んで逃がさない構造で、効率がいい」と説明。「空気抵抗を避けるのではなく、味方にする」のだという。曲がった部分が空気の渦を防ぐため、風切り音もほとんど出ない。
 
鈴木会長はもともとプラスチック加工のエンジニアで、大手メーカーの掃除機や、レーシングカーの開発などを手がけてきた。「どの分野でも素人だったため、常識とは違うことをやってきた」。約8年前、ある大学から風車の羽根を作る依頼を受けた際、従来の風車の形に直感的に疑問を持ち、独自に研究を始めた。約4000回の実験を繰り返し、たどり着いたのがこの形だった。
 力学の常識に反する構造だったため、産業界や学界に話をもちかけても、まったく相手にされなかった。微風でも回る同社の風車を見て「『この風では回るはずがない。どうせ中にモーターが入っているんだろう』と、詐欺師扱いされた」という。
 
足利工業大学(足利市)と共同研究を進めるうちに、通常の風車より回転効率がよく、風切り音が少ないことなどがデータとして実証され始め、2~3年前から海外を中心に注目を集めるようになった。昨年、韓国のIT系企業と海外展開で提携し、マレーシアのプロジェクトへの採用が決まった。インドネシアなど他の国からもオファーが相次いでいるという。技術者肌の鈴木会長は「ビジネスというよりも、生きているうちに何とか環境破壊をやめることに貢献できればいい」と控えめに話す。
 
一方で、自らの風車理論の正しさを認めてもらうため、「翼のない飛行艇」も開発した。飛行機の胴体のようなものを3つ並べたような形で、胴体の下に空気を抱え込み、「自ら作った空気抵抗に持ち上げられる」という原理で飛ぶ。翼で飛ぶ飛行機は揚力を生むために一定以上のスピードが必要だが、この飛行艇はわずかな力でも飛ぶことができ、空中で静止することもできる。現在は長さ約2メートルで無線操縦だが、今後は人が乗れる大きさでの実験も検討している。こちらも海外から視察などが相次いでいる。
 
常識に反するものを数々開発してきた鈴木会長は「リスクを避け、挑戦しないことが逆にリスクになる」と、元気のない日本経済にメッセージを送ったと言っています。どうも日本という国は常識から外れた発想をするものに対して、素直にそれを認めるという雰囲気がない国であり、そのため外国の方がそういうことを早く評価し、それに引きずられるような形で後から評価し始めるということが、この風車などについても見られます。どうも固定観念が強すぎるというか、村社会からはみ出た人間に対して風当たりが強い島国根性の出やすい国のようです。

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