フェイスブック上場申請!同社の強みと今後の課題!
フェイスブックがついに株式上場の申請を出しました。久々の超大型企業の上場であり、これがきっかけでIT企業関連が活気付くかも知れません。なんと言っても交流サイト最大手であり、利用者は全世界で8億4500万人、(前年末比39%)利用者の地域分布状況は欧州が27%、アジアが25%、北米21%、その他27%となっていて、思った以上に地域バランスが取れた利用者像が浮かんでいます。個人的にはもっと北米の利用者が多いのかと思っていて、これほど利用者が均一的に全世界に広がっているとは思いませんでした。このバランスの取れた分布はフェイスブックにとっては商業価値を高めるものの一つになっているはずです。「いいね」などのコメント数は1日当たり27億件、投稿される写真の数は1日あたり2億5000万枚もあるのです。
これを見ても、フェイスブックという圧倒的なコミュニティが8億人という新たな市場を持って出現したことがよくわかります。しかしそれまでは、グーグルが検索市場を独占しており、グーグルの検索にひっかからなければ、いくらHPやブログなどを書いても、少なくとも上位3ページまでに名前が出てこなければ、投稿していないのと同じ状況になっていた時期がありました。そのためどうすれば検索に掛かるかという方法を考えいろいろ試したものです。以前ならヤフーやALOとかネットスケイプなどのポータルサイトなどがあってそれぞれが競い合っていたのですが、いつの間にか検索はグーグルとなってしまい、ネット上での存在意義をグーグルに牛耳られてしまったのです。
そこへフェイスブックが8億人のコミュニティを引き連れてネットの世界に大きな風穴を開けたのです。FB(フェイスブック)は閉じたサイトであったので、グーグルの力がそこに及ばなくなり、グーグルは慌てたのです。8億人からの情報をグーグルが拾えなくなってしまったからです。しかも「言いね」という機能で企業がファンを多く掴むほど、不特定多数の顧客に宣伝を打たなくても、的を絞った宣伝ができることで企業にとって魅力的な存在になって来ているのです。それは取りも直さずグーグルの宣伝料が減ってくると言う事になるわけで慌てているのです。
しかしそんなFBも、2011年には北アフリカなどの反政府デモで情報の共有の手段に使われ、急速にその存在感を高めたのですが、反対にそれが、今後さらに海外で成長を遂げるには、海外各国や地域でFBに対する規制を探る動きもあり、海外各国や地域の事情とどう折り合いをつけるかが今後の課題となっています。この問題を乗り越えなければ今後の発展に足かせをはめられたのと同じことになるからです。特にスマホの急激な普及は、同社の利用者も半分の4億2500万人の人がスマホ経由で使っているので、新サービスが次々出てくることで、FBの強力なライバルになることも考えられます。
それと急激な規模の拡大で人手が足らないと言った問題も起きているようです。そのため成長と活力の低下の回避を両立できるかどうかも今後の鍵となっているようです。しかしアメリカの凄いところは、「世界屈指の大学と優れたビジネス環境と高い企業化精神にある」と言われており、こうした環境下でFBはたった8年で全世界利用者が8億人かかえるSNSの大企業になったという、その活力がアメリカにはまだあるのです。その点、日本は昔からある大企業がいまだに日本の頂点にいて、米国のような新しい会社が頂点に立つようなことはありません。この辺りが日米の大きな違いであり、産業が活性化しない原因の一因にもなっているのでしょう。日本には新しい企業が出てくるのをはばむ壁があるのです。
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