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2012年2月26日 (日)

沖縄発の「水中可視光通信」を世界で初めて開発した物語!

今まで、海や水中の中でお互いが連絡し合うことはできませんでした。ただ海中の場合は水中用ボードに字を書いて知らせるということはできても、単語を連ねたようなものしか識別できず、それも水中や海中の透明度の高いところでなければ、それも見ることすらできなかったのです。そのため水中や海中でお互いのコミュニケーションを取るということが難しかったのです。しかもそうした技術は開発が難しいと大手企業でも開発できずにいたのです。しかしそれを開発したのが大手自動車企業に勤めていた天才技術者と言われていた上間英樹(45歳)さんです。しかし開発をしたのは沖縄で勤めていた会社だったのです。というのは、結婚したとき子供が生まれたら沖縄で子供を育てるという約束していたこともあり、妻の出産を切っ掛けに大手自動車会社を辞めて沖縄に帰って来たからです。

ところが沖縄は知ってのとおり基地があるために地場産業があまり育っておらず天才技術者と言えども就職するところがなかったのです。そして決死の思いで探して入社したのが畑違いのIT企業だったのです。それが今の「マリンコムズ琉球」という会社だったのです。社長に入社するとき「こういうことがやりたい、そして沖縄発の技術を開発して沖縄の人たちが働く場を一つでも作りたい」と言って入社が認められたのです。もちろんTVでは言っていませんが上間さんが天才技術者だと言われるほどの才能を持っていることも知っていたでしょう。その彼の真剣な言葉に社長もそれならやってみるかという気持ちになったのだと思います。

しかしそう言ったものの何をしたら良いのか思いあぐねていたとき、新聞に可視光線の記事が出ていてこれだと閃いたと言うわけです。これを使って何かできないかと考えたとき、沖縄の美しい海でダイビングが盛んということで、これを使って水中で会話ができないかと考えたのです。しかしこの可視光線での水中での会話は誰もが難しいとサジを投げていたほど困難なものだったのです。と言うのも海の中ではいろいろな分子が混ざっているので、音が真っ直ぐ進まずあっちこっちに音が拡散してしまい、音が真っ直ぐに進まないため通話が難しいのです。そこで発想の転換で、音がある程度広がって雑音が入ってもいいから、何とか聞こえる程度でも音が届かないかと言うように考えを変えたのです。それがみごとに的中し7年前に開発を始めたときには10センチほどしか届かなかったそうです。

これはLEDライトの点滅を利用した通信方法で、ライトを向け合うだけで、水中間でも、
水中と船上とでも会話ができるというものです。これは上間さんが願っていたように世界に先駆けて開発した沖縄発の技術だったのです。最初は「あほじゃないか」と言われるほどだったのですが、決して研究の手を止めず、日光、水温、濁りなどの自然環境とともに、ライトの色も研究し尽くし青色にし、音声の質を工夫することで、上間さんは最先端技術の開発に成功したのです。今では、30mもの通信距離が可能になり、ついに2010年それは完成したのです。

この技術に、海上自衛隊の水中処分隊が目を付けたのです。というのも沖縄の海には今も数多くの不発弾が存在し、その処理を毎月行っていたからです。そのとき海中でコミュニケーションがとれないため、その作業工程では、何度も水面に浮上しなくてならないので、効率が非常に悪かったのです。そしてこの技術を使うことでより安全かつ効率的に不発弾の処理ができるのではないかと考え、上間さんらが開発した『水中可視光通信』の水中実験に挑み、見事成功したのです。「ダイバーの安心・安全を確保したい。そして、“美しい海”が魅力である沖縄ならではの
新たな産業を生み出したい」そんな強い想いが成功へと導いたのです。


TBS「夢の扉+」2月26日(日)#43「LEDライトを利用した『可視光通信』」
http://www.youtube.com/watch?v=LaDVM4pK3CA

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