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2012年2月

2012年2月29日 (水)

ダチョウが花粉症の救世主になる!

ダチョウの卵からスギやヒノキの花粉をとらえる抗体を大量に精製することに京都府立大の塚本康浩教授(動物衛生学)のグループが成功したというニュースがありました。花粉のアレルギー物質を不活性化する効果があり、3月にも抗体を使ったスプレーやマスク、エアコンフィルターなどが商品化されるそうです。

花粉症と言えば、多くの日本人がそれで悩んでいることはご承知のとおりで、ウェザーニュースの2010年3月の調査でもそれが証明されています。それによると、これまで、5人に1人が花粉症と言われていましたが、その調査の結果では、32.20%の方が花粉症に悩んでいることが判明したと伝えています。都道府県別では、日本で一番花粉症の方が多い県は静岡県の38.16%で、2位は群馬県で38.04%、3位は山梨県で37.32%、4位は栃木県で36.91%、5位は三重県で36.85%となっています。ちなみに全国平均は32.20%でした。さらに下位グループを見てみると、43位は長崎県で24.91%、44位は富山県で24.75%、45位は鹿児島県で21.33%となり、過去5年間の総花粉飛散量の順位を都道府県別に出した結果と比べると、花粉飛散が多いエリアほど花粉症も多い傾向にある事が分かったのです。この調査結果で分かったことは、関東や東海では全ての県で全国平均を上回り、東日本のエリアで花粉症に苦しんでいる人が多く、九州では全ての県で全国平均を下回り、花粉症に悩んでいる方が他のエリアに比べて少ないことが分かっています。

今回、塚本教授はダチョウの卵からインフルエンザウイルスなどの抗体を大量生産する技術を開発、マスクなどで商品化されています。グループが飼育するダチョウに、春先になるとまぶたが赤くなったり、涙目になる個体がいることから血液を調べると、抗体値が非常に高く「花粉症」と分かったのです。その結果、検査した雌のダチョウの約7割(40羽中27羽)が花粉症で、卵1個(卵黄400~500グラム)から約4グラムの抗体を取り出すことに成功したのです。花粉を不活性化するマスクなら4万~8万枚分に相当する量で、人の皮膚での試験(パッチテスト)で、花粉によるアレルギー症状を抑えることを確認したのです。
 
さらにグループは企業と共同で、室内や衣服に散布して花粉のアレルギー物質を不活性化するスプレーや、抗体を染みこませたフィルター入りのマスクなどの商品化を予定している。塚本教授は「花粉症に悩む人の苦痛やストレスは計り知れない。花粉症のダチョウが日本経済を救ってくれることを期待している」と話していると話しています。

スプレーや抗体入りマスクで花粉症が治まるならこんなすばらしいことはありません。今年はこれらで花粉症から救われる人が出てくると言う事ですね。

2012年2月28日 (火)

アカデミ賞と保守的な審査員!

映画界最高の栄誉とされる米・アカデミー賞、第84回の発表と授与式が26日、ロサンジェルスで開かれました。大賞作品の中で栄誉に輝いたのはハリウッドを舞台にした恋愛物語を白黒・無声で描いた「アーティスト」が作品賞、監督賞など主要5部門を独占するという結果になりました。これは米国作品ではなくフランス映画であり、フランスの作品が受賞するのは初めての快挙であり、しかも無声映画が同賞を受賞すると言うのは第一回の「翼」以来でだそうで、13年ぶりというから驚きです。今ではカラー映像を飛び越えて3D映画が増え出しているというこの時代に、無声映画でしかも白黒という映画が、今日の時代に撮られたこと事態、大変珍しいことです。その映画が主要5部門を独占したと言うのですから、会場にいた人たちもびっくりしたことでしょう。

こうしたアカデミー賞には予想がつきものですが、今回の受賞の候補作品にこの映画が上がっていたのかという興味があります。前評判の高い映画というのは当然あるので、審査手続きがどのようになされるのか分からないので何とも言えませんが、審査前に話題作品を見て、まず対象となる候補の映画を絞っていくのでしょうか?そして受賞候補となる映画を見ていた審査員の間から、この映画が話題になっていたかどうかですね。果たしてこの映画が話題になっていたかどうかまでは分かりませんが、ちなみにネットで調べてみると、外国語映画賞にノミネートされたのは、『闇を生きる男』(ベルギー)、『In Darkness』(ポーランド)、『ぼくたちのムッシュ・ラザール』(カナダ)、そして本命といわれたイランの『別離』と対抗馬となったイスラエルの『Footnote』の5本でした。結局、栄冠を手にしたのは『別離』だったそうですが、それではフランスの映画は外国語映画ではないと言うことなのでしょうか。候補作品に名前が載っていません。アメリカで撮られたからなのでしょうか?よくわかりませんね。

話は逸れますが、アカデミー賞の外国語映画賞で、イランとイスラエルの映画監督が対決するのは今回が初めてだそうです。ちなみにイランとイスラエルといえば、イランの核開発に対するイスラエル政府の激しい抗議がニュースで伝えられているのでご存知だと思いますが、両国の関係は良いとは言えないどころか、現状は最悪の状態にあると思うのですが、まさか映画の世界でもイランとイスラエルが対峙するとは不思議な因縁ですね。しかしアカデミー賞とは直接の関係はなく、『Footnote』のヨセフ・シダー監督はことあるごとに、『別離』を「2011年のお気に入りの映画の1本」と絶賛しているそうです。話が逸れ次いでに、私も世界中の音楽をYouTubeから集めてお気に入りを作っていますが、イラン出身の歌手(グループ)がスウェーデンを中心にロシアでも活躍しており、私も好きな曲があります。しかしイランの音楽ではなく今風の音楽で民族色はまったく感じられません。だからヨーロッパでもヒットし活躍しているのでしょう。ちなみに名前はArash(アーラシュ)と言います。その人の曲をちょっと載せておきますね。
http://www.youtube.com/watch?v=-whp15J2n_M&feature=channel_video_title

ところでなぜ米アカデミー賞で、話題となった3D映画「ヒューゴの不思議な発明」や「ヒューゴ-」・「ドラゴン・タトゥーの女」といったハリウッド屈指の有力作が、なぜ白黒のサイレント映画という地味な作品に苦杯をなめたのでしょうか?最多11部門でノミネートされていた「ヒューゴの不思議な発明」は視覚効果賞、撮影賞など技術部門で5部門の受賞。10部門ノミネートの「アーティスト」も同じ5部門受賞で、数だけ見れば引き分けになっているのですが、「アーティスト」は作品、監督など主要賞をかっさらい、“仏映画初の作品賞”という「おまけ」まで付いたほどです。つまり前評判の映画より「アーティスト」が事実上圧勝したのです。とは言え、“名”は取った形の「アーティスト」ですが、興行成績はと言うと地味で、米国内での興行成績は他の作品賞候補作中(8本)ビリだそうです。オスカーを得たことで熱心な映画ファンは見に行くでしょうが、普通の人で白黒のサイレント映画見に行くかと言うと疑問ですね。それは映画の興行成績にはっきりと表れているので言うまでもないと思いますが。

実はアカデミー賞の審査員は以前から保守的だと言われているのです。例えば、3D映画を世界で始めて大ヒットさせた「アバター」と言う映画をご存知だと思いますが、この映画もアカデミー賞(審査員には)ではそれほど評価はされませんでした。しかし興行成績では圧倒的な大成功を収めているのです。別に大衆の趣味に迎合せよとは言いませんが、「アバター」は映画史上に残る映画だと思っています。それは新たなジャンルを切り開いた記念すべき映画だからです。こうした新しいものへの取り組みへの評価や興行的二大成功を収めていると言うことから勘案しても良いと思うのですが、審査員の評価する映画はこうあるべきだと言う固定観念に縛られた一昔前のような堅い映画が好まれるようで、それが名画だと思っているのではないでしょうか?それが証拠に、「口コミで大ヒットした『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』に主演した黒人女優ヴィオラ・デイヴィスが受賞しなかったことも、そうした背景の延長線上にあったのではないでしょうか? あまり頑な態度を取っているとそのうち大衆から見放され、ハリウッドの地位も低下してしまうかもしれませんね。

本当はハリウッド女優のファッションも書こうと思ったのですが、文字で書くことが難しかったので断念しました。

2012年2月27日 (月)

個性的過ぎる名前は子どものためにならない!

最近変わった名前を持つ子どもさんが増えています。個性的な名前と思ってつけいると思いますが、めずらしさを通り越し、極端に奇抜な珍名・奇名のお子さんが一部に見られるケースも増えています。つける人たちはキラキラネームと呼んだりしますが、世の中一般では、「子どもがかわいそうだ」「どう読むのかわからなくて迷惑だ」と問題視されてもいます。ただ変わった名前というだけならまだ言いのですが、奇抜な名前だということで他の子どもたちからからかわれたり、名前の読み方をたびたび聞かれることで、いちいち説明することが嫌になり、子供が他の人と接触することを避けたりするようになってしまう傾向がある、と言う話を聞いた事があります。

その結果、対人関係において消極的になり、結局、性格も消極的な子ども育ってしまう可能性があると言う事です。これは性格だけでなく、将来、大人になって就職するときに個性的過ぎる名前と言うのはその企業のイメージにあわないと言う事で就職を断られることもあるそうです。例えばセールスや企業に商談に出かけたときに、漫画の主人公のような名前だったときや、とっぴな名前だとそのイメージがその企業のイメージを想像させてしまうことで、会社によくないイメージとして受けとられる可能性があると言う事です。その結果、就職試験に合格しないと言うことも考えられるのです。

子供の名前をつけるということは、個性的な名前をつけることも良いのですが、あまり個性的過ぎると却って、将来、その子のためにならないと言うことを親の方も知ってほしいと思います。そして就職するときにも不利益になることもあり、企業としてもリスク回避を考えれば、奇抜な名前の人は営業活動に出し辛いと考えても不思議ではありません。さらに、もっと年を取っておじいさん、おばあさんになったときに、あまりに子供ぽい名前だと年を取ってから恥ずかしい思いをするかもしれません。

例えば、年をとって病院に行くようになったとき、呼ばれた名前があまりに子どもぽい名前だったりすると、呼ばれた人が子供か若い子と思われたりして、呼ばれたとき恥ずかしい思いをするかもしれないと言う事です。そういう意味でも、子供の命名は親にとって重大な責任を伴うものなので、慎重に親の願いを込めた名前を考えてつけてあげるようにしてあげたいものです。そして奇抜な名前をつけることで将来どういった問題があるかということを想像してつけてあげてほしいのです。

一般的には名前というのは奇抜にするほど、人に読めない、男女を間違える、本人に一生恥をかかせる、といった致命的な欠陥が出やすく、それなりの知識と注意が必要になります。「ありふれた名前はイヤだ」というかたは多いのですが、だからといって極端に奇抜に走っては子どものためにならないと言うことを知って名前をつけてほしいですね。

2012年2月26日 (日)

沖縄発の「水中可視光通信」を世界で初めて開発した物語!

今まで、海や水中の中でお互いが連絡し合うことはできませんでした。ただ海中の場合は水中用ボードに字を書いて知らせるということはできても、単語を連ねたようなものしか識別できず、それも水中や海中の透明度の高いところでなければ、それも見ることすらできなかったのです。そのため水中や海中でお互いのコミュニケーションを取るということが難しかったのです。しかもそうした技術は開発が難しいと大手企業でも開発できずにいたのです。しかしそれを開発したのが大手自動車企業に勤めていた天才技術者と言われていた上間英樹(45歳)さんです。しかし開発をしたのは沖縄で勤めていた会社だったのです。というのは、結婚したとき子供が生まれたら沖縄で子供を育てるという約束していたこともあり、妻の出産を切っ掛けに大手自動車会社を辞めて沖縄に帰って来たからです。

ところが沖縄は知ってのとおり基地があるために地場産業があまり育っておらず天才技術者と言えども就職するところがなかったのです。そして決死の思いで探して入社したのが畑違いのIT企業だったのです。それが今の「マリンコムズ琉球」という会社だったのです。社長に入社するとき「こういうことがやりたい、そして沖縄発の技術を開発して沖縄の人たちが働く場を一つでも作りたい」と言って入社が認められたのです。もちろんTVでは言っていませんが上間さんが天才技術者だと言われるほどの才能を持っていることも知っていたでしょう。その彼の真剣な言葉に社長もそれならやってみるかという気持ちになったのだと思います。

しかしそう言ったものの何をしたら良いのか思いあぐねていたとき、新聞に可視光線の記事が出ていてこれだと閃いたと言うわけです。これを使って何かできないかと考えたとき、沖縄の美しい海でダイビングが盛んということで、これを使って水中で会話ができないかと考えたのです。しかしこの可視光線での水中での会話は誰もが難しいとサジを投げていたほど困難なものだったのです。と言うのも海の中ではいろいろな分子が混ざっているので、音が真っ直ぐ進まずあっちこっちに音が拡散してしまい、音が真っ直ぐに進まないため通話が難しいのです。そこで発想の転換で、音がある程度広がって雑音が入ってもいいから、何とか聞こえる程度でも音が届かないかと言うように考えを変えたのです。それがみごとに的中し7年前に開発を始めたときには10センチほどしか届かなかったそうです。

これはLEDライトの点滅を利用した通信方法で、ライトを向け合うだけで、水中間でも、
水中と船上とでも会話ができるというものです。これは上間さんが願っていたように世界に先駆けて開発した沖縄発の技術だったのです。最初は「あほじゃないか」と言われるほどだったのですが、決して研究の手を止めず、日光、水温、濁りなどの自然環境とともに、ライトの色も研究し尽くし青色にし、音声の質を工夫することで、上間さんは最先端技術の開発に成功したのです。今では、30mもの通信距離が可能になり、ついに2010年それは完成したのです。

この技術に、海上自衛隊の水中処分隊が目を付けたのです。というのも沖縄の海には今も数多くの不発弾が存在し、その処理を毎月行っていたからです。そのとき海中でコミュニケーションがとれないため、その作業工程では、何度も水面に浮上しなくてならないので、効率が非常に悪かったのです。そしてこの技術を使うことでより安全かつ効率的に不発弾の処理ができるのではないかと考え、上間さんらが開発した『水中可視光通信』の水中実験に挑み、見事成功したのです。「ダイバーの安心・安全を確保したい。そして、“美しい海”が魅力である沖縄ならではの
新たな産業を生み出したい」そんな強い想いが成功へと導いたのです。


TBS「夢の扉+」2月26日(日)#43「LEDライトを利用した『可視光通信』」
http://www.youtube.com/watch?v=LaDVM4pK3CA

2012年2月25日 (土)

グーグルよお前もか!個人情報の一元管理化!

フェイスブックによる情報の切り売りビンネスが問題になっていることを前回は書きましたが、今回はグーグルでも同じような問題が起きています。それはグーグルが今回3月1日に変更するプライバシーポリシーに問題があると波紋を広げているのです。つまり検索や電子メールなど60以上のサービスで収集する個人データをひとまとめにする計画になっているからです。そうなればすでにグーグルには業務上から集められている大量の個人情報がひとつになるわけで、利用者の個人像がより鮮明になるということであり、個人の趣味や行動がグーグル側に丸裸にされる懸念が浮上しているのです。

対象のサービスは電子メール「Gメール」や動画投稿サービス「ユーチューブ」、交流サイト「グーグル+」などです。また同社の基本ソフト「アンドロイド」のスマートフォンを使っている場合、スマホの位置情報なども一括管理されるそうです。グーグルが言うに、複数のデータの組み合わせで利用者のニーズが分かり、個人に、より最適な検索結果や広告を表示できると説明しています。スマホの位置情報と予定表を組み合わせれば「早く行かないと会議に遅れますよ」などと、利用者に通知することも可能になると言いますが、それこそ余計なお世話だと言いたいくらいです。グーグルは「新たな個人情報を取得するわけではない」と利用者の理解を求めています。しかし便利さと情報の一元化はコインの裏表であり、使うものによりどうにでも運用できる怖さがあると言う事です。

同じように、ITに詳しい弁護士は「新方針は運用面で幅を持たせる内容になっており、消費者が「何に利用されるか分からない」と不安になる恐れがあると指摘しています。欧米では「プライバシーの侵害になる」との懸念が出ており、「個人情報保護への影響を精査する必要がある」としていて、調査が終わるまで導入を延期するよう求めています。米国でも「個人情報がハッカーに攻撃されやすくなる」などと反対の立場を伝えています。米国の対テロ戦略にも関わった情報セキュリティ専門家も「グーグルの個人情報収集能力はブッシュ前政権がやろうとしたことを遥かに上回る」と警告しているほどです。これほどグーグルの情報の一元化というのは問題があるということなのです。

これは敢えて言えば、中国政府による国民の情報収集や情報操作と同じようなことが一民間企業で行なわれることと同じようなことであり、ただ一民間会社なのでそれをビジネスで儲ける道具にするということであり、そのために国民の情報を大量に独占するということになれば、裏で何が行われていてもまったく分からずそら恐ろしさを感じます。フェイスブックの場合は8億人もの個人情報を持っているわけで、その情報を使ってビジネスと言うときれいごとに聞こえますが、要は金儲けのために勝手に個人情報を使うということであり、どこへどういう個人情報が流されていても分からないと言った怖さがあるのです。

それとまったく同じことがグーグルでも行われようとしているということなのです。フェイスブックの場合は8億人もの利用者がいましたが、グーグルでも最大2億人の利用者がいるということで、規模から言えばフェイスブックのほうが圧倒的に多いだけに、その影響はグーグルとは比べ物にならないほど影響が大きいのですが、グーグルでも日本の人口よりも多いのですから、2億人と言ってもバカにならないほどの影響が考えられます。SF小節などにはよく出て来る話ですが、国家による情報の一元管理によって統制される恐ろしさが描かれているような小説がありましたが、それを一民間企業が行ない、かつその人数は一国の国民の数より遥かに多いのです。それを一民間企業により勝手に情報の一元管理がされることによる恐ろしさがあると考えるのが、普通の市民感覚で考えても当然のことだと思います。

これらの問題は、大なり小なりこうしたSNSなどに共通する問題でもあるのですが、利用するほうとしてもそういうことが裏で行われているということを頭に入れて利用しないと、自分の個人情報が企業に筒抜けになっていて、結果的に自分の個人情報を切り売りされているということすら気がつかずに利用していることになっているということを、もっと認識しないといけないでしょう。そのためには便利だからと言ってこうした企業に無防備に個人情報をすべて曝け出してしまうことのないようにしないと、将来どんなことが起きるかまったく分からないという恐怖さえ覚えます。

そのためにはこうした情報を個人が望めば、フェイスブックやグーグルなどに蓄積されている情報を消去できる権利が国民になければ恐怖は消えないと言うことです。しかし例え、個人情報をすべて消去できたとしても、本当に自分の情報がすべてサーバーから消去されたかどうか確認する方法もなく、それだけに恐怖をすべて拭い去ることはできないかもしれません。しかも、これだけインターネットが進んでいる現状では、こうしたものをすべて禁止にできるはずもなく、反対にネットの便利さになれた現代人にとってこうしたものが必要不可欠のものになっていることもあり、こうしたジレンマから抜け出すことはたやすい事ではないと言うことは容易に理解できます。

それに例え、国が規制をかけたにしても時代の流れを止めることはできないでしょう。最終的には企業のモラルの問題になってくるだけに、こうした企業が勝手に個人情報を金儲けの道具にしていないかどうか監視していくしかないのかもしれません。情報の一元化が進むと言うことはそういうことにも繋がっていくということを頭に入れて利用しなければなりません。でなければ、ストーカー被害にあったり、不用意な一言が友人関係にひびが入る事もあれば、犯罪に撒き込まれたりするかもしれないのです。

2012年2月24日 (金)

ニュートリノは光よりも速い!は誤作動か?

この世に光よりも早いものはないと言ったアインシュタインの相対性理論の前提を覆す実験結果は世界を驚かすとともに、世界中の科学者がほんとうにそんなことがあるのかと、検証実験が必要であり、測定の方法に間違いはないのかという意見も出ていたことは確かでした。と言うのも、もしその実験結果が正しいということになれば、今までの相対性理論に基づいて言われていたことの前提が変わってしまうからです。それだけに実験結果に対する測定結果に注目が集まっていたのです。

そして米科学誌サイエンスの電子版は22日、素粒子ニュートリノが光よりも早く移動するという測定結果について、観測装置の間違った接続による間違いだったと伝えたのです。観測実験は2011年9月に欧州で行われたのですが、同誌によれば、観測実験に精通している人物は「全地球測位システム(GPS)装置とコンピューターの誤った接続が原因かもしれないと」と証言しているそうです。そう聞くと実験に関しては何度も測定を繰り返し行ったと言っていたのに、「コンピューターと接続の間違いだったかもしれない」と言うのではあまりにも情けない内容であり、それでよく「ニュートリノは光よりも速い」と言う世紀の大発見になる様な結論を発表したと思いませんか?科学者としてはちょっと早合点し過ぎではないかと思うのですが、それだけ難しい実験だったということでしょう。

これに対して国際研究チームは、23日、光ファイバーケーブルに見つかった緩みのほかに、実験全体を制御する時計が正しく動作していなかった恐れがあると発表したのです。ただし、時計が正しければニュートリノの速度はもっと速い結果となるとも言っています。一方ケーブルの問題が主要因であれば、速度は遅くなるとも言っています。研究チームによれば、この時計は、全地球測位システムの時計と同期させて使用していたはずだったが、上手く同期できていなかった恐れがあると言っています。

こう言う結果になったのですが、こういう発表を聞けば聞くほど測定方法が難しいということなのか、それとも原発事故のように事故は絶対に起こらないと言った固定観念が、この実験にもあったことで、同じ装置で何度測定を繰り返し結果が同じになったとしても不思議はなく、相対性理論を覆すほどの発表をする以上はもう少し慎重な態度が必要だったということでしょう。科学者の人たちを悪く言っているのではなく、光よりも速いものがあったのだと一瞬でもそう思ったことに多くの人は驚いたことでしょう。束の間の夢を見させて頂いたようなものであり、今回の実験が高いものにならないためにも、次回は新たな発見をしてほしいですね。

こうした実験はイタリアのイカルスなどでも別の検証実験を計画していたり、米国でも追試実験が予定されています。また名古屋大学でも5月上旬から2,3週間かけて実施するとしています。というわけでまだ検証実験は続くようでありニュートリノは光よりも速いと言うのは誤りか?どうかの検証がまだ続くようです。結果はどうであれ、こう言う話には夢がありますね。

2012年2月23日 (木)

塩麹、話題沸騰!どんな料理に使っても美味しい!

塩麹が今、流行っているそうですね。例えば、チャーハンを作るときこれを入れると摩訶不思議、他に調味料を入れなくても美味くなると好評だそうです。それ以外にも肉につけおいて調理しても美味しくなるそうです。これ以外にも多くにものにこれを入れると不思議と美味しくなると評判なのです。塩麹とは、麹(こうじ)に塩と水を加えて一週間ほど常温で発酵させたものだそうで、見た目は甘酒に似ているそうです。

すると米のデンプンが糖化された甘味と塩の辛味の混ざったほんのりとした甘辛い味がするそうです。甘酒に塩を入れたような味という人もおり、上手く発酵するとバナナの香りがすると言う人もいるそうです。肉や魚や野菜といった食材や、和洋中といった調理法にもとらわれない用途から魔法の万能調味料と言われているそうです。おおまかな分量で作り易く、常温で保存ができるので、扱いが簡単なのです。「麹の塩漬けが発酵したもの」とも言えるし、「大豆を使わない味噌』」とも言えるそうです。

近頃のブームから最近開発された新しい調味料と思われるかも知れませんが、実は江戸時代の文献にも記述がある日本の伝統的な食品の一つだそうです。昔から主に東北地方で利用されてきたという話もあり、塩と麹と米とを3:5:8の配分割合で作る三五八漬けの漬け床にも似ているそうです。糠(ぬか)に塩と水を入れて作る「糠床」に対し、麹に塩と水を入れて作る塩麹は「麹床」と言うこともでき、塩麹は食材を漬けるだけでなく、塗ったりまぶしたりといったことができ、糠床とは異なった使い方ができるところにも魅力があると言います。

料理の効果としては、食材に含まれるデンプンやタンパク質を分解して旨味(うまみ)や甘味を引き出して美味しくなり、肉を漬けると軟らかくなると言われています。焼いたり炒めたりすると綺麗な焼き色を付けることができ、照りや艶も加わって食欲をそそる料理に仕上げるのに非常に効果的だそうですので、簡単にできるだけに一度試してみる価値はありそうです。そしてもしその味が気に入ればまた新たな調理法を獲得したことになり、ご家族にも喜ばれることになるのではないでしょうか?

それに独身男性にもこれは調理が簡単なので、独身男性で面倒な料理が嫌いな人にも塩麹を入れるだけで美味しくなるのでそういう人にも持って来いの調味料となるのではないかと思います。

作り方は、米こうじ200gで作る場合だと、出来上がり量は約700gになります。
○食塩 :95g(一部の海水塩など塩分が極端に低いものは避けてください。)
○水:約400cc

1、米麹、又は、米生麹を塩と混ぜ全体に馴染ませます。ただ塩入り米麹使用の場合は塩は入れてはいけません。
2、1日目はタッパー等の容器に入れ(ステンレス・金属製は使用しない)、水をひたひたになる程度加えます。ラミジップ仕込は混ぜる代わりに手でモミモミして熟成後そのまま冷蔵庫に保存でき、使用にも便利です。
3、2日目は随分水分を吸っていますので、更にヒタヒタになるぐらい水を足し全体をかき混ぜます。水を足すのはこの時までです。 フタをして、1日1回混ぜます。冬季は暖かい部屋で1週間~10日位(夏季は5日程度)発酵させます。発酵が進み塩の味がまろやかに、甘酒のような香りが加わり、これで完成です。

使用方法 は野菜・肉・魚介類の重量の約 7~10 %の塩麹を使用します。多すぎると料理が塩辛くなりすぎるので注意が必要です。

野菜の場合、お好みの野菜を適当な大きさに切り、ポリエチレン袋に入れ、野菜の重量の7~10 %の塩麹を入れて揉みます。冷蔵庫に入れて、半日漬け込みます。お好みで漬け時間・塩麹を調整してください。塩麹も洗い流さずそのまま食べられます。

肉・魚介類の場合、素材の表面に重量の7~10 %の塩麹を塗ります。1時間から半日ほど置き、そのまま魚焼きグリル・フライパンなどで焼きます。又、フライパンにひく油をバター・オリーブオイル・マヨネーズなどに代えたり又、煮込んだり、油で揚げたりと料理の幅が広がります。(塩麹は焦げやすいので、火加減に注意してください)

その他、ご飯を炊くとき米3合に対して小さじ1~3程度入れて炊くと、おいしく炊けます。 どのようなお料理にも塩の代わりに塩麹を使うと一味違うそうですので、ぜひ一度お試ししてみてはいかがでしょう。もしかしたら市販品として売っているかもしれません。確認してみるといいかもしれません。

2012年2月22日 (水)

フェイスブックの落とし穴に注意!②

昨日は、フェイスブックに情報を書き込むということは利用者が記入した個々の情報がすべて他人に知れ渡るわけではなく制限できるようになっているから安心だと言う話でした。しかしそれは勘違いであって、個人の情報はフェイスブックという会社に個人情報をタダであげていると言う事と同じことだと書きました。と言うのも世界のフェイスブック利用者8億人から集めた個人情報はすべてフェイスブックに集められているのですから、個人一人一人の情報は断片的であまり役にたたないかも知れませんが、個人でも書き込んでいる内容によってはその人の個人情報は丸裸になっているのと同じだということを知らないのです。

しかも、そうした事について多くの人は考えていないのです。あるのは利便性だけを考えているだけで、その裏では利用者の個人情報を切り売りしているということについて無頓着な人が多いのです。例え、個々の個人情報についてはそれほど多くのまとまった情報になっていないかも知れないとしても、その回りにいる友達からの情報を全て寄せ集めて、特定の個人の情報をまとめると、その人の情報はだんだんより正確なものになっていくのです。

フェイスブックの利用者は、それを利用することでお金を払っていないからタダで利用していると思っているかも知れませんが、実は直接は払っていなくても別な形で支払いをしているのです。それが個人情報でありお金の換わりになっているのです。利用者が渡した自分や友達に関する膨大な個人情報はフェイスブックでまとめられ分析し、広告主に売りつけ会社として利益に変えて稼いでいるのです。現に昨年フェイスブックは広告だけで37億ドル(1ドル80円として2960億円)も稼ぎ出しているのです。今年はさらに株式公開をするということで時価総額は1000億ドル(1ドル80円として8兆円)になると予想されているのです。つまりフェイスブックの世界では情報がマネー・お金なのです。しかも最近では個人情報に関するルールを次々に変更し、利用者がますます個人情報を暴露するように仕向けているとさえ言われているのです。つまり高機能なもの(利便性の高いもの)は料金を値上げして、個人情報を手に入れようとしていると言うのです。

さらには新機能として自分のフェイスブックの利用暦を全て他人の目に曝すことになる「タイムライン」なるものを機能の中に付け加えているのです。しかもこれは近く利用者に強制適用されることになりそうだと言います。もちろん削除することは可能ですが、その手順が複雑で情報を消すにしても手間がかかるうえに、膨大な手順書を理解しなければならないのです。恣意的に考えれば、自社のために利用履歴を消し辛くさせ、止めさせるように仕向けているのではないかとさえ疑われているのです。実際、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の世界では、内緒で特定の人に送ったつもりのメッセージが世界中のユーザーに送信されてしまったといった悲喜劇が頻発しているそうです。つまりクリックひとつでその人の人生までが狂ってしまうということもありうると言う事です。そのため安易な投稿がきっかけで職を失った人は数え切れないほどいるそうです。

実際、こんな事例があるそうです。全米プロフットボールリーグの某チームに所属するチアリーダーが、人種差別的なメッセージを体中に書きなぐった男と並んで撮った写真を投稿したらクビになったとか、英国では審理中の訴訟案件をフェイスブック上で友人に相談した判事は裁判の担当を外されたそうです。また企業が入社希望者の審査を行う際に、フェイスブックをチェックするのも一般的になっているので、安易に書き込んだ事が命運を分けるということすらあり得るのです。離婚訴訟では弁護士が、相手に不利な情報を探すためにこのサイトをくまなくチェックしているとも言います。こうしてトラブルになってもこれらは利用者の責任で利用しているのであって、フェイスブックには責任はないのです。ちょっとした不注意がトラブルになることは大いにあるのです。

しかしこうした事が多く発生しているにもかかわらず利用者は、どのくらい多くの個人情報を見ず知らずの他人とシェアしているのか利用者は気がついていないという調査結果が昨年出ていたそうです。そして「多くの利用者が強盗や成り済まし犯罪、ストーカー犯罪に繋がるリスクを犯している」と同誌は警告しています。昨年夏には、こんな出来事もあったそうです。携帯電話と自分のアカウントを同期させると、アドレス帳に登録してある全ての電話番号が、自動的にフェイスブックに読み込まれる事が判明したそうです。もちろんこれは公開されませんが、フェイスブックがそのデータを何かに活用していると思うと恐ろしくなりませんか?誰もそんなことをしてもいいと言っていないのに、フェイスブックはかってに個人の情報を収集するなんて許せることではありません。こんな行為は犯罪に等しい行為です。

もっと酷いのは、フェイスブックは会員たちがログインしていないときでも、どのウエッブサイトを訪れているのか追跡していたことをしぶしぶ認めているのです。しかもその理由がソフトウエアの不具合が原因だと主張しているのです。不具合で他人の行動を探るような事が起きることなのでしょうか?人をバカにしたような発言に呆れてしまうではすまないのです。2年前には、フェイスブックが会員向けに選別して送りつける大量の広告を分析すれば、その会員が同性愛者かどうかまで推測できるという調査まであったそうです。本人が公表を望まなくてもソフトウエアが複数の情報をもとにその会員が同性愛者であることを割り出す事ができると発表されています。

最後に落ちが1つあって、つい数ヶ月前にCEOのザッカーバーグ自身も被害にあっているそうです。それはソフトウエアの誤作動で、他人のアカウントをこじあけて個人情報を見ることができるようになったときがあり、そのときにCEOの恋人や友人と撮った複数のプライベート写真がネット上に流失したそうです。他人を貶めるようなことをしていると自分自身も貶められると言うことでしょう。こうしたことを考えるとフェイスブックって非常に怖い一面を持っているということ肝に銘じ、フェイスブックと付き合わないと、とんでもない落とし穴にはまってしまうかもしれません。

2012年2月21日 (火)

フェイスブックの落とし穴に注意!

フェイスブックの利用者数は全世界で8億人と言われており、フェイスブック自体が一つの大きな国のような感じになっています。もちろん国と言ってもそこには憲法や軍事力と言った普通言われるところの国とは違うのはもちろんのことです。言ってみれば一つの大きな商圏というものでフェイスブックが中国のような大きなマーケットになっているようなものです。それと後は、仲間同士の連帯がとりやすいことで、ときに政治的に大きな力となって体制をも揺るがすほどの力を持つようになってきたことで、こちらのほうが最近は注目されるほどです。

フェイスブックの最も利用数の多い国はもちろん米国ですが、以外にも上位にはいろいろな国も入っているのです。1番目は米国、2番目はインドネシア、3番目にはインド、以下4に英国、5にトルコ、6にメキシコ、7フィリピン、8ブラジル、9フランス、10ドイツ11イタリア、12カナダ、13コロンビア、14スペイン、15アルゼンチン、16タイ、17マレーシア、18台湾、19オーストラリア、20ベネゼーラといった顔ぶれですが、2,3,5、6、7、8番目と意外と思っても見ていなかった国々が上位に入っていたのです。ちなみに1位と2位の差は約4倍もあります。それと日本は27位です。(2011年11月調べ)

今度はその国の人口比率で見るとまた違ってくるのです。1アイスランド、2ノルウェー、3デンマーク、4英国、5マン島(イギリスとアイルランドの間にある小さな島国で自治権を持った英王室の属領)、6スウェーデン、7マルタ島、8アイルランド、9マケドニア、10キプロス、11フィンランド、12ルクセンブルク、13ベルギー、14トルコ、15フランス、16スイス、17スロベニア、18イタリア、19スロバキア、20クロアチアという具合に人口の少ない国が上位にずらりと並んでいます。(place bookより年度不明)

これだけでもある程度フェイスブックの現状の一端が分かると思います。まず他のSNSとの大きな違いは、企業や個人事業主が情報発信ツールとして利用できることであり、それが最大の利点となっていて、フェイスブックのユーザー数が増えれば増えるほど、情報発信ツールとしての商用利用はますます増えていくことです。そしてプライバシーに関しては十分な注意が必要です。原則、実名が利用の条件になっているので、相手の顔写真を見ながら、リアルなコミュニケーションをオンライン上でできると言うのが一番のメリットでもありますが、しかし、その反面、個人情報をどこまで公開するかという公開範囲の設定に十分な注意を払わないと思わぬトラブルに撒き込まれることになります。

フェイスブックでは、本名、住所、年齢、電話番号、写真、趣味・嗜好、政治観や宗教、恋愛対象まで、さまざまな情報を友達と共有できる仕組みになっているので、必要以上に個人情報を公開しすぎないようにプライバシーの設定を行う必要があります。一応、詳細な閲覧制限を設定することができるようになっていますが、友達として承認するということは、自分には関係のないフェイスブックページやイベントのお知らせなどをスパムのように送りつけてくる人もいるし、友達として承認することで、あなたの個人情報の公開範囲は広がっていくはずです。軽い気持ちで友達承認してしまうと、本来は知られたくなかった情報を相手に知られてしまう恐れもあるのです。フェイスブックは実際の知り合いや同僚、家族といった人達と、オンライン上でもつながり、関係を深めるためのサービスです。単に数集めのために、無差別に友達申請したり、承認してしまうとトラブルのもとになりやすいのです。フェイスブックにおける友達とは、単なる「仲良し」ではないのです。友達になった途端、あなたの個人情報は大幅に開示され(制限することは可能)、「いいね!」やコメントなどで結びつきも極端に強くなり、あらゆるアクションが友達との間で作用してきます。ある意味、現実社会の友人以上の強い結びつきになるという覚悟が必要なのです。

米国では、多くの人が投稿のせいでトラブルに撒き込まれ、ユーザーの個人情報に対する同社の方針にも不信感が高まっているとNewsweekは言っています。何を投稿し、誰に見せるかはユーザーに委ねられている一方で、同社は以前よりより多くの情報提供をユーザーに迫るようになったと言っています。それは何故だと思いますか?それは一言で言えば、フェイスブックが金儲けの場であるからです。何と言っても8億人のユーザーがいるのですから、同社が個人の情報が多ければ多いほどその人の情報は丸裸になっていき、個人の嗜好から行動パターンから交友関係まですべてフェイスブックに握られていることになるわけで、それを企業に情報提供することで同社には莫大な利益が入ってくるのです。その割にユーザーはそういうことに無関心であり、友達同士だから良いと思っても、実際には同社に個人情報を提供していることになるのです。商業利用することができるということは個人の情報を切り売りして儲けているのと同じことなのです。だから企業は自社のサイトを開いてユーザーを囲い込もうとしているのです。そうしたフェイスブックには落とし穴があるということを頭に入れて利用しないと痛い目に合うかもしれません。

2012年2月20日 (月)

何気ない小さな日常に幸せが!

フェイスブックと言うと、最近の「アラブの春」のなどの陰の立役者と言われ、その仲間内の連絡網として威力を発揮し、それが結果的にアラブの民主化に貢献したと注目されていますが、いまのところ最初に起きたリビアなどでは今だ、民主政権が誕生したとは聞いていません。確かに旧体制派であるカダフィー大佐一族とそのシンパたちを追放し、新たな民主的な国家になるのだという希望がありましたが、今ではそうした期待は失望に変わりつつあり民主政権が誕生する気配は今のところないようです。かえって、新たな権力闘争が起きただけで、為政者が変わるだけで社会の仕組みそのものが自由で平等な社会になるのかと言うとそうではなく、反対に混乱に陥り、一般大衆はもう混乱はうんざりとばかりに、早く事態が収集してほしいと願っているし、ありきたりの日常が毎日続くことを望んでいるのです。それが平和というものだと思います。

今回の東日本大震災でも分かったとように、何気ない日常が毎日続くことがいかに幸せなことかということを、今回の災害を見てよく分かったと思うし、多くの人は幸せとはそういうものだと改めて気付かされたと思います。幸せとは物質的に豊かなことでもなければ金持ちであることでもないのです。反対に言えば、金持ちには日常の小さな幸せというものが感じられなくなってしまい、有り難味が薄れてしまっているので、四季の移ろいの中で感じ取る小さな幸せというものには鈍感になっていて感じないでしょう。もちろん普通の人も仕事が忙しくてそんな余裕は無いかもしれませんが、それだけに毎日続く日常の何でもないことがいかに幸せかということだと思います。もし、急に家族の誰かが交通事故にあって死んでしまったとか、夫が重たい病気になって突然、不自由な体になってしまうとかなってしまったとかということを考えると、何事もない生活がいかに幸せか分かろうと言うものです。

毎日の忙しさに流されてしまっていると、こうしたことに気がつき難くなってしまいます。そうは言っても、働かなければその日をその日を食べていくこともできないと言うこともよく分かります。しかし現代という時代は金に対して貪欲なまでにどっぷり使い過ぎており、会社も利益・効率優先の時代で、人間性というものがすっかり置き去りになっているような時代になってしまいました。その典型が米国のウォール街です。そのツケがいまリーマンショックとして噴出し、それがギリシャ問題に発展し、今だ、遺症に悩まされているのです。あのアップルでさえも、1980年代には円安のため対日輸出に苦しんで、米政府が外圧をかけることを望んだのですが、要は、政府は米国企業を助ける義務があるとでも言いたげだったと政府高官は言います。そして業績不振に苦しんだ90年代には本社があるカルフォルニア州と市から税金を安くしてもらっていたのです。そのくせ、国外で海賊版が出るとアップルは取締りの強化を望んで政府に駆けこむのです。これは他の企業も同じなのですが、調子が良いときは会社のCEOや重役達は「私達は株主に対して責任を負うが国ではない」と宣(のたま)ふのです。それなら知的所有権などを侵害されたときも政府に助けを求めるなと言うわけです。助けてもらう時は政府に頼んでも、儲けた時には政府に義務は負っていないと言うように、虫が良すぎると言う事です

かように米国企業を筆頭に金の亡者になり過ぎ、自分のことしか考えていないような企業ばかりになってしまっているのではないでしょうか?リーマンショク時の主犯格であるゴールドマンサックスなどは、そのとき早々に商業銀行から政府の保護を受けられる普通銀行に業態を変えて倒産から免れようとしているのです。そしてリーマンブラザーズを生贄にして自分達は生き残ったと言われているのです。そのくせ収益が上がりだすと早々に月給を上げたのもゴールドマンなどの金融機関なのです。そんな飽くなき強欲が今の不安定な社会を生み出しているのであって、資本主義の限界なのかもしれません。

2012年2月18日 (土)

バギーで放射線量を一気に測定!汚染地区全ての早期マップを!

福島県南相馬市の自治会が独自に始めた放射線量測定が、大学や企業など民間有志のネットワークに支えられて「進化」を続けていると言います。バギー車と最新の計測システムを使った新しい手法は市にも採用されることになり、将来は官民問わず被災地全域のデータを一元化し、復興に役立てたいと関係者も願っています。

チェルノブイリからの教訓は「とにかく細かく測定して記録を残すこと」が大切だと言われています。相馬市は南側の一部福島第1原発事故の警戒区域となっているところで、この計画の発案者は南相馬市の市議である奥村健郎さんだそうです。奥村さんは、昨年10月、50万円でオフロード用バギーを買って、GPS(全地球測位システム)付きの線量計を荷台に載せて走ると、1秒ごとに線量と緯度・経度が測定されることに目をつけて大学の先生たちの力を借りて今回のGPSつきバギーを完成させたのです。この線量計は米国製で、米軍も使っている高性能品だそうで、そのデータをパソコンに移せば、すぐに線量マップが出来上がるというのですから、こうしたものが何で専門家と呼ばれる人たちから、こう言う発想が出てこないのでしょう。

もちろん素人の人だけで今回のGPS付バギーができたわけではなく、専門家の方の知恵も借りて出来上がったものですが、こうしたことは、本来、国のほうで放射線量を測る方法を考えるべきものであり、いかに早く汚染マップを作りそれをどのように除染するかと言うのが、国の役目であり専門家たちの役割ではないかと思うのですが、本来の人たちからこうした発想が出てこないと言うのは国や専門家たちの怠慢と言ってもいいのではないでしょうか?こうしたものは早さが勝負であるにもかかわらず、人の手で一箇所ずつ放射線量を測定していたのでは時間がかかりすぎて全体像がなかなか分かりません。そういう意味では奥村さんの発想のすばらしさを称えるべきかも知れませんが、国や地方自治体の人たちにはこうした発想は出てこないのでしょうね。

しかしこの太田地区の人たちは昨年7月に「太田地区復興会議」を結成。政府が作った線量マップよりも詳細な200メートルごとのマップを作り、自主的な除染もしてきているのです。しかし、太田地区内の測定地点は470カ所に及び、住民が歩いて測って回るのは1日50カ所が限度。バギーとGPS付き線量計を使えば大幅に効率が上がるだけでなく、荒れ地も走れるため、農家にとって切実な田畑や山林の数値も分かる。データは蓄積され、除染前後の変化も一目で分かるようになるという優れものです。

線量計を提供したのは、慶応大などの研究者有志による「地球環境スキャニングプロジェクト」(STE)。福島第1原発事故後、民間で測定された線量をデータベース化する活動をしてきた民間の有志の人たちなのです。データをマップ化するソフトは、さまざまな情報を電子地図に表示する地理情報システム(GIS)の専門会社「ESRIジャパン」(東京都千代田区)が無償提供してくれたそうです。「結果がすぐに可視化されれば、放射線対策への意識が高まり、場所に合わせた効果的な対策も可能になります。復興会議の活動はスピード感がある」と、STEの古谷知之・慶応大准教授(空間統計学)は評価しています。

きっかけを作ったのは奥村さんの叔父で、花王で長く化学の研究職を務めた奥村丈夫さん(67)だったそうです。東京で故郷の窮状に胸を痛めていた丈夫さんは、正確な線量測定には正確な位置測定が必要と悟り、ESRIジャパンのセミナーに出席。同社と、講師として来ていた古谷准教授に助力を求め、昨年11月に新手法による測定が実現した。復興会議の提案を受け、市も市全域に同じ手法による線量測定を導入することを決め、補正予算に88万円を計上。近く測定が始まる。古谷准教授は「各被災地で行政と市民がばらばらに線量を測定しているが、これを、インターネットを通じてアーカイブ化し、公開すれば、大変貴重なデータになる。国にシステムの構築を働きかけたい」と話していますが、国ももっと積極的にこうした取り組みに予算をつける責任があるはずであり、すぐに行動すべきなのですが、こうした記事が出ているにもかかわらず、こちらから働きかけなければ動かないという政府にはほとほと情けなくなってしまいます。そして汚染地区すべてをこのバギーを使って早急に汚染マップを作って除染に役立つようにしてほしいものです。

追申
明日は都合で記事はお休み致します。

2012年2月17日 (金)

タブレット世界シェア、新顔アマゾンが突如2位に急浮上!

米調査会社のIHS相サプライズのIHSアイサプライは16日、2011年10~112月期のタブレット端末の出荷動向をまとめました。それによると、昨年11月に競合商品よりも大幅に安い「キンドル・ファイア」を発売し、世界出荷台数は7~9月期よりも55%多い2170万台にのぼったそうです。これにより米アマゾン・ドット・コムが一気に世界シェア14%を占め、「iPad」に次ぐ2位につけたという発表しました。何といってもアップルを猛進していたと思われていたサムスン電子を、2期と言えども一気に追い抜き2位に上がったのですから、ちょっと驚きました。問題は2期だけの成績だけではなく年間にどうなるかですが、それでもこれだけ一気にランクアップするからにはそれ相応の魅力がなければできないことです。ちなみに、10~12月期の世界出荷台数は、7~9月期より55%多い2710万台だったそうです。

アマゾンは米国で発売したファイアの価格を「iPad」などの半額以下である199ドル(約1万5700円)だそうです。アップルのものと同程度違うのか分かりませんがただ安いだけでは一気にシェア2位になるほどの勢いにはならないでしょう。それ相応の魅力がなければ売れないはずで、ただ単に安いというだけではないと思います。もちろん最大の購入動機はその驚きの安さにあることは間違いないところではあります。ちなみにアップルのシェアは57%、アマゾンは14%、サムスン電子は8%です。

ただし現時点では、米国限定販売であり、米国以外で使う場合には音楽、映画、テレビ番組などを購入できないし、目玉であるクラウドサービスも使用できないそうですので、そうした欠点を承知の上で、「米国で購入してから手荷物として持ち帰る」、もしくは「米国の居住者を経由して転送してもらう」ことで入手可能だそうです。(ただし、日本国内で無線LANを使用するためには個別に総務省の技術基準適合証明を取得することが求められているので、利用する際には注意が必要だそうですので、当分、日本で使うにはちょっと無理でしょう)。

それを知った上で、キンドル・ファイアについての印象を書いたレポートがありましたので書いておきます。まずアマゾンカラーである“段ボール色”の段ボール箱を開けると、紙製の丈夫な緩衝ケースに納まっているのは、ビニール袋に入ったキンドル・ファイヤー本体、取り扱いについて記された1枚のカード、そして紙が巻かれた充電器だけで、ゴミらしいゴミがほとんど出ないというごくシンプルな内容だそうです。ただ、日本時間にも設定可能になっているそうで、米国で購入した旅行者の持ち込みを想定しているかのようになっており、将来の海外への対応もとられているのかも知れません。

詳細なマニュアルがないのは、アップルと同じで説明書がなくても簡単に使えますということでしょう。ただし電源を入れると簡単なチュートリアルが表示される上、「本棚」にはあらかじめユーザーズガイドが組み込まれており、その点は、アップルよりも親切かもしれないと言います。ちなみに、本棚にはそれ以外にも、ジェフ・ベゾスからのメッセージ、英語辞書(ニュー・オックスフォード・アメリカン・ディクショナリー)、スティーブンソンの古典「宝島」などが入っている。試しに無線LANを利用してみる。すると、使える機能と使えない機能があることが分かったそうです。
 
使えないのが、アンドロイドアプリ、ビデオ(映画、テレビ番組)、音楽。購入しようとしても「アマゾン・アップストアはその地域に対応をしていません」「現在の時間はダウンロードできません。もう一度お試しください」「あなたのオーダーは処理できません」などのエラー表示が出てしまう。ただし、ビデオについては予告編を見ることはできる。音楽については一部のサンプルを聴くことは可能だ。

一方で使える機能も多い。アマゾンのオリジナルサービスの中では電子書籍の購入、新聞・雑誌の定期購読などが可能だ。新聞・雑誌の定期購読については、たとえば週刊誌の場合には14日間のフリートライアル期間が設けられていることもあり、遠慮なくどんどん試し読みができる。リコメンド(推薦)機能がある点はアマゾンならでは。ミュージックストアを開いたところ、記者個人のamazon.comでの購入履歴に基づき、かなり狭い範囲のジャンルの音楽ばかりがリコメンドされていた。もちろん、ダウンロードでは購入できないものの、amazon.comでCDをオーダーすることは可能だそうです。

また普通にウェブサイトを利用することもできる。そのため、ウェブメールも活用できるし、フェイスブックやツイッターを使うこともできる。また、iPadとは異なり、アドビ「フラッシュ」に対応しているため、さまざまな動画コンテンツを楽しむことも可能だそうです。しかし、やはり域外利用のため欠点は多く、そもそもクラウドサービスが使えないうえ、有料サービス「アマゾン・プライム」の会員であればただで楽しめるコンテンツについても、日本ではカヤの外だそうです。

当然といえば当然なのだが、あらためて感じたキンドル・ファイアの利点がある。それは、液晶画面の持つ優位性だ。電子ペーパーを用いた「キンドル」や「キンドル・タッチ」とは異なり、手をタップしながらページを次々に素早くめくっていくことができるのは、やはり便利だ(電子ペーパーの場合は応答速度が遅いため1ページずつしかめくれない)。カラー印刷された雑誌を楽しむことができるのも、カラー液晶ならではだ。

日本ではいつ正式発売になるのだろうか。日本語の書籍を販売する日本版キンドル・ストアがオープンするタイミングに、同時に発売するのが自然な流れだろう。そうだとすれば、それほど遠くない時期に、日本でもキンドル・ファイアが販売されることになりそうだと結んでいます。(東洋経済の記事より)もしこれが日本でも発売になればこれならかなり買ってみたいと言う気になる内容かと思いました。売れるわけです。アップルもこれではウカウカしておれなくなったのは間違いないでしょう。

2012年2月16日 (木)

アップル、中国市場で商標権を巡り暗雲が!

昇竜のごときアップルの株価と書いたばかりですが、突然、アップルに中国市場で逆風が吹き始めたようです。それは中国企業がタブレットのアイ・パッドの商標権の保有を主張し始め、唯冠深圳が輸出入禁止を税関当局に請求したのです。もう1つは以前からも言われていたことですが、委託生産工場では労働環境に問題があるとの批判の広がり、米厚生労働協会が中国で立ち入り検査を始めたというものです。業績絶好調のアップルにとって中国が鬼門(リスク要因)となるかもしれないのです。しかしアップルという会社はこうした自社製品の名前をつけるときに商標権で訴えられるということを、今までもすでに経験しているわけで、またしても同じ轍を踏んだのでしょうか?

そもそもアップルという社名自体、ビートルズのアップルレコードから商標権で訴えられ、和解金を払いアップルが音楽事業に参入しないと言う条件で決着しているのです。にもかかわらず、2003年になるとまたアップル(米)はアップル(英)から訴えられたのです。米アップルが、iPodの発売や、iTunes Music Storeによる音楽配信事業への参入によって和解協定違反として再度訴訟問題となったのです。結局、この問題は、2007年に、アップルが「Apple」に関連する商標権を保有し、Apple Corps (主にビートルズの権利を管理する会社)がライセンスを得て使用することで最終的に和解したそういう経験があるのです。もちろん和解金を払ってのことですが。和解したにもかかわらず、また同じようなことをするとは、この会社のネーミングの付け方に問題があると思われても仕方ありません。これと同じ事をアイ・パッドでもしているのですから。というより、要はジョッブズが我が強かったように会社も同じだったということでしょうか。懲りない面々です。

iPadの商標を巡っては、中国のIT機器メーカー、唯冠国際控股の台湾子会社、唯冠電子が2000年前後に世界各国で登録、中国では中国子会社の唯冠科技深圳が01年に登録したのです。そこでアップルは10年に台湾唯冠から全世界での商標権を購入したとしています。ところが深圳唯冠は中国での商標権はアップルが購入した分には含まれていないと主張したのです。この程度のことをアップルは親会社と確認していなかったのでしょうか?そのためこれを受け、アップルが広東省深圳市の地方裁判所に商標権所有の認定を求めたのですがアップルの主張が通らなかったのです。その結果、全国の地方政府にiPadの販売を停止するよう指導があり、アップルが近く発売するとされるiPadの新製品の出荷に影響が出るだろうと中国の地元新聞は報じているのです。

販売だけではなく、製造でも対応が迫られているそうで、米公正労働協会の専門チームが13日から広東省や四川省などの委託工場に立ち入り、労働条件について聞き取り調査を始め、製造ラインや従業員寮の実態も調べるそうです。アップルはアイ・ホーンやアイ・パッドのヒットで業績は好調ですが、その製造拠点では労働災害や自殺者が相次いでいることはすでに知られていることです。どうもアアプルは代表的な米国企業のようですね。つまり強欲になっていると言う事です。

問題はそれ以外にも、アップルの中国売上高が昨年、中国政府系のレノボ・グループの中国売上高を追い抜く中で、アップルへの反発もあるのです。1月の「アイ・ホーン4S」の中国発売では北京で購入できなかった顧客が暴徒化し、地方の共産党機関紙が「消費者の飢餓感を煽りすぎると」と批判しているほどです。こうした問題はアップルの設立時からすでに始まっていたことでなぜいつも同じようなことを繰り返しているのでしょう。個性的な独自性のある製品を作っているのですから、ネーミングにおいてもアップル独自で考えたネーミングを付けていたらこんなことにはならないと思うし、それができる会社だと思うのでうすが、何故か後から他社のネーミングを金で買収するようなことばかりするのか理解不能です。

アップルの株価も短期間で5倍に急騰しているし、業績も絶好調ということは、株で言えば、ここら辺りが天井ということも考えられます。そこへこう言う問題が出てくるようではなおさら今後の中国での販売が危ぶまれるだけに業績にケチが付いたということになるわけです。こうした問題を解決できなければ、今後は業績が伸びなくなる恐れが出てくるのではないかと感じます。何と言っても中国市場は大きいですから業績に与える影響も大きいと言わざるを得ませんから。こう言うことを見ていると、意外とアップルの天下は長続きしないかもしれません。株の世界は動きが早いですからちょっと条件が変わっただけで凋落していってしまいます。ジョッブズ氏もなくなったこともあるし、楽観論が出ていますが、先のことは神のみぞ知るという事でしょう。

2012年2月15日 (水)

円高局面は長くても5年と言う経験則から今年は円高の転換点になるのか?

輸出の不振や燃料費の高騰を背景に、2011年の日本の経常黒字は4割を超える大幅減となったことは記憶に新しいことです。さらにその赤字転落への連想もあって、円相場は発表前の1ドル76円台から一時は77円81銭まで下落してしまいました。そしてこれが円高の「終わりの始まり」になるかもしれないという記事が出ていました。

しかし去年の10月には、円相場が一時1ドル75円85銭まで急騰し史上最高値をつけましたが、このときは、欧州危機による投機資金が相対的に安全な円に一時的に避難している状態で、高値更新は時間の問題だったと言われていました。積極派は50~60円まで円高になるという声もあったほどでしたが、その後、ギリシャ問題が一時的ながらも沈静化に向かいギリシャ一国の問題と見るむきが増え、さらには米国の株式市場が連続して高値更新をしていくのを見て、11年10月の状況に変化が出てきたと言います。そのため円高に向っていた投資資金が再び米国などに流れ始めたことと、つい先日、日銀がインフレ目標を1%にすると言う実質のインフレ目標政策に変更してきたことで、日本の低金利が長引くとの観測のもとに、資金が流れ出し円安に流れが変わってきたのです。

そのため冒頭の、円高の「終わりの始まり」になるかもしれないという記事に繋がったのです。変動相場が導入された1970年代以降、円高局面は最長でも5年程度だったと言い、長期的な循環論から見た円相場の転換点に近づいていると言うのです。14日までの円高局面の基点となるのは07年6月に付けた124円14戦とされています。当時は低金利の円を売って高金利の通貨で運用する取引が活発だったのですが、米国の住宅ローン問題で安全資産と見られている円資産に投資マネーが流れ出したときでした。08年のリーマンショックや米経済の悪化、欧州債務危機などを経て円相場は史上最高値の75円32銭をつけたのは書いたとおりです。

こうして4年半で円相場は約50円も円高に振れたのです。これまでの円高局面が最長で5年だったことを考えると「そろそろ円高トレンドが変わると考える市場関係者が増えてもおかしくない」と言います。なかには「超長期の循環論から円高が終わっている」と言う人もいます。テクニカルアナリストが注目するのは為替相場の「16年サイクル説」です。歴史的に見て市場では16年に1回、通貨が大きく変動するという経験則にもとづく主張です。

例えば、英ポンド相場が対ドルで急落したのは76年、92年、08年ですが、これらを円相場になぞらえると97年に79円75銭の高値をつけ、16年後の11年に再び最高値を更新しました。と言うことは「すでに円安への転換局面に入っている」と見ているのです。とは言え、これはあくまで循環論からの経験則であり、円高局面は長くても5年と言うのもチャートからの経験則ということで、確かなものではないのですが、日本には江戸時代から米相場を、チャートを参考に理解していた長い歴史があります。歴史は繰り返すことを考えると、そういう見方があると言うのを侮ってもいけないとも言えます。果たして今年が円高の転換点になるのか注意視することは必要だと思います。

2012年2月14日 (火)

アップル昇竜のごとき株価の右肩上がりで初の500ドル突破!

ちょうどいま「アポロ11号」の月面着陸の映像を見ていました。それは1969年の7月のことでしたから、約43年も前の話です。日本も「はやぶさ」を2003年5月に打ち上げ小惑星への無人着陸による成功に湧いたのはまだ2005年のことであり、帰還に至っては2010年6月のことでした。どっちも凄い功績であり人類の歴史に残る出来事です。「アポロ11号」のときの月面着陸への技術は、その後の民生用への技術移転により多くの産業に恩恵をもたらすと同時に、日本の「はやぶさ」も同じ事があったわけで、やはり新たなるものへの挑戦はそれを乗り越えるための知識と経験を人類に与えてくれるものであり、その恩恵はやはり人類に戻ってくるものだと思います。

それは個々の企業にも言えることで、革新的な技術を得た企業はその対価として繁栄をしていくのです。すなわち、そうしたものが無ければいつかはその企業も廃れていくということでしょう。こんなことを書いたのは、「アップルの株価」もアポロ11号のように一段と急上昇しているからです。株価のグラフを見ると、ジョッブズ氏が肝臓手術を受けるときを底として、アポロのように急上昇しているのです。だいたいですが期間は3年と2ヶ月ほどで5倍にもなっているのです。ジョッブズ氏が亡くなった時には、その後のアップルの行く末を心配する声もある一方で、亡くなる前に長期計画を練っていて、ジョッブ氏以降もその路線に沿っていけば大丈夫だという声もあり、その後に注目が集まっていました。しかし亡くなったすぐ後に出た「アイ・ホーン4S」の発売で、その懸念もすっ飛んでしまいました。これはジョッブズ氏の最後の置き土産でもあり「S」はジョッブズ氏の「S」という声もあるからです。

そしてこの「4S」の販売後、何と11年10月~12月期決算は過去最高の好業績となったのです。売上高は前年同期比73%増、純利益は2,2倍の130億6400万ドル(約1兆150億円)と、わずか3ヶ月で1兆円の利益を稼ぎ出したのです。そしてこの勢いが当分続くという読みから今回のような急上昇に繋がっているのです。これは13日の終値で計算した株式時価総額は4671億ドル(約36兆円)と米企業で最大となったのです。これは東証1部の時価総額(約270兆円)をアップルだけでその13%も占めるほどの金額です。日本の税収(昨年は85年以来、初めて40兆円を割って37兆円になっています)と比較するとその凄さがよく分かると思います。日本首位のトヨタ(10兆円)と比較しても3,6倍にもなるのですからその儲けの度合いの凄まじさが分かります。これならジョッブズ氏が死亡してから100ドル以上も上げているのですが、それも納得の数字でしょう。

しかもこの勢いはまだ続くと見られており、3月にも多機能携帯端末であるアイパッドの新機種が発表されるとの観測が出ています。さらには次世代テレビの開発も進めているとされ、まだ驚くような新製品を用意していることへの期待が高まっているようです。そして会社の業績も12年1~3月期について売上高が32%増、1株利益が33%増との見通しを発表しています。しかし市場では予想を大幅に上回る四半期決算を予想しているそうです。

しかしこれが、今年が辰年だからではないでしょうが、いつかは昇竜も天井が来るわけで、問題は現経営陣が技術革新や市場の変化に対応できるかどうかにかかっており、ますます今後のアップルから目が離せない状況になっていくでしょう。

2012年2月13日 (月)

Whitney Houstonさん48歳と言う若さで急死!

米音楽界最高の栄誉、グラミー賞を6回受賞した米女性歌手のホイットニー・ヒューストンさんが死去しました。48歳。ロサンゼルス近郊の高級住宅地ビバリーヒルズのホテル客室で倒れているのをホイットニーさんのボディーガードに発見されましたが、11日午後3時55分(日本時間12日午前8時55分)死亡が確認されました。警察の話では、死亡原因は事件性なしとの報道ですが、従業員の話ではバスタブの中で死亡したとも伝えられており、自殺を示唆するような話もあるようです。

ホイットニーさんは米ニュージャージー州生まれで、10代からモデルとして活躍。1985年に「そよ風の贈りもの」で歌手デビューし、「すべてをあなたに」などヒット曲を連発。それらをまとめた初アルバムには自分の名前を冠し「ホイットニーヒューストン」を発売、2000万枚以上の大ヒットとなりました。1987年には2枚目のアルバムで「ホイットニー」を発売、ビルボード 200チャートに初登場で1位を記録、女性歌手では初めてのことでした。1992年には、初主演映画「ボディガード」が公開され見た人も多いと思います。その映画のサウンドトラックは、1994年のグラミー賞最優秀アルバム賞を受賞、彼女の新曲6曲を収録したサウンドトラックは全世界で4200万枚を売り上げ、日本でも当時洋楽史上最高の280万枚を売り上げる驚異的なヒットとなるなど、高い評価を受け、アルバムからのリカット・シングル「オールウェイズ・ラヴ・ユー」は全米シングルチャートで14週連続No.1を記録する自身最大のヒットとなり、一躍トップ歌手の仲間入りをしています。

公式サイトによると、アルバムやシングル、ビデオを合わせた売り上げは1億7千万枚。シングルは5,000万枚以上で、アメリカ合衆国のRIAAより「アメリカ合衆国で(女性アーティスト史上)4番目に売れている歌手」と評価されていました。6度ものグラミー賞に輝き、2億枚近くのセールスを誇ったR&B界の人気歌姫でした。

しかしストレス発散のため、アルコール、ドラッグへの依存を加速的に深めて行ったと言います。00年、ハワイで大麻を所持しているのが見つかり起訴され、02年には米テレビにコカインなどの薬物常用、セックス中毒やアルコールの依存症に苦しんでいたことを告白。04年には更生施設に入り、昨年5月にも再び依存症の治療を始めたと伝えられていました。また夫が暴行などで度々逮捕され、離婚説が幾度も報じられるなどのトラブルでした。その後は「あの天使の歌声」は聞かれず、それでも2009年にはアルバム「I look to you」と言う、まるで私をまた見てと比喩しているかのような意味深な題名のアルバムを発売。たくさんのファン迎えられて復帰したものの評価はボロボロだったそうです。歌手としての自信を失い、最近ではホームレス同然のような暮らしをしていたとも言われ、破産するのではと言う噂すらあったのです。結局、晩年は恵まれないまま今回の急死となってしまいました。

12日は第54回グラミー賞の発表・授賞式。ホイットニーさんが遺体で見つかったホテルでは11日、授賞式前日に開催される恒例の前夜祭があり、AP通信によると、ホイットニーさんも参加するとみられていた矢先のことでした。

改めてWhitney Houstonさんに追悼の意を表したいと思います。そして最大のヒット曲である「I Will Always Love You」を聴きながらお別れしたいと思います。ご冥福をお祈り致します。
Whitney Houston - I Will Always Love You
http://www.youtube.com/watch?v=3JWTaaS7LdU&ob=av2n

2012年2月12日 (日)

女子フリーフィギア選手権を見て思い出した事!

今回会場になったコロラド州コロラドスプリングズのワールドアリーナで女子シングル・フリースケーティングが行われ、村上佳菜子選手がメダルを取るのか、浅田真央選手がこのまま逃げ切るのかと言うところが関心でありました。当日の会場は朝から雪が降っていたそうで、高地ということもあり、日本選手のコンディションがどうなのかなという心配もありました。またバレンタイデーを前に誰が女王になって花を添えるかとも思いました。結果から言うと、ショートプログラムで2位につけていた米国のアシュリー・ワグナーがフリーで128.34点を記録し、合計192.41点で優勝をしました。一方、SPで首位に立っていたこともあり期待されて浅田真央選手は、合計188.62点で2位に終わりました。3位には合計176.18点で米国のキャロライン・ジャンということで、ちょっと残念な結果となりました。ちなみに他の日本選手は村上選手が合計169.32点で4位、今井遥選手が合計134.49点で9位でした。

今回の真央選手の滑りを見ていて思ったことは、そもそも浅田選手の成績不振に陥ってしまった原因は、バンクーバー・オリンッピックのときに、コーチとしてタラソワさんと師弟関係にありましたが、コーチと言っても専属でいつもそばにいて真央選手を指導できる環境になかったわけで、掛け持ち的なコーチであったこともあり、一部関係者からは浅田真央選手ほどの選手が専属コーチも付けずに練習していて大丈夫かと言う声があったのも確かです。その代わりタラソワコーチではなく、その振付師の人が普段はついて指導していた状況にあったと記憶しております。タラソワコーチと言っても演技指導よりも振り付けが主で、技術的な指導が疎かになってしまったのではないかと言われていたと記憶しています。タラソワコーチについては浅田選手が望んだことでありますが、その当時のキムヨナ選手のコーチのほうが当日の滑りを見ていても、遙かに選曲といい、演出と言い、タラソワコーチの選んだ曲とは対極にあり、タラソワコーチのはどう見ても雰囲気が重苦しく、難易度だけは高く審査員の心をつかむには、前評判からして疑問符が付いていただけに結果は見えていたのではないでしょうか?その一部関係者の心配が的中したかのようにその後の真央選手の成績の不振には目を覆うばかりで気の毒なほどでした。

その結果、今のコーチに付き直して一からジャンプを作り直すところから始まったわけで、それまでのキャリアがどこに行ってしまったのかと思うほど、バーンクーバー後の真央選手の成績は不振を極めてしまい後遺症の大きさを証明しているかのようでした。そんなこともあって、久しぶりに女子フィギアスケートを見たのですが、アメリカのキャロライン・ジャン選手の演技を見たとき、その出来の良さにびっくりしました。今までアメリカの選手で190点台を出した人がいたのか、いなかったのかはっきり覚えていませんが、その程度の実力しかなかったと思うのです。それが今回の滑りを見て明らかに米国選手の実力のレベルが上がってきていると初めて感じたのです。現にキャロライン選手が終わったときに、ひょっとしたら真央選手の出来次第では金メダルが危ないかも思ったのです。しかし残念にもそうした危惧が当たってしまったのですが、それほど力をつけてきているなと思ったのです。そうは言ってもまだ200点越えが出来たわけではないのですが、ボケボケしていると日本選手が表彰台を独占していたときのような時代が過ぎ去ろうとしているのかもしれません。と言うのは分かっているように、以前のような圧倒的な強さと言うものが日本選手に見られなくなってきているからであり、浅田選手が苦しんでいる間に世代交代が進んでしまうのではないかと危惧するのです。これは協会の責任でもあると思います。適切な指導を出来ずにいたのですから。久しぶりに見て今回の四大陸でそんなことを感じながら見ていました。

2012年2月11日 (土)

猛威を奮うインフルエンザの最新ニュース

インフルエンザの流行は関東地方などを中心にさらに拡大し、今月5日までの1週間に全国の医療機関を受診した患者は推計で211万人と、3年前の当時の新型インフルエンザのピーク時を上回ったそうです。そしてインフルエンザ流行で5日までの1週間で、休校や学級閉鎖などになった小中高校や幼稚園、保育所は8578施設に上ったそうです。今後の見通しについて、インフルエンザの流行はさらに拡大を続け、10日に国立感染症研究所が発表した最新のデータでは、この冬初めて、すべての都道府県に「警報レベル」に達する地域が現れました。今月5日までの1週間に受診した患者の数は、1つの医療機関当たり42.62人と前の週を大きく上回り、岩手県と東京都、それに大阪府では過去10年で最悪となっているそうです。全国の患者数は211万人と推計値の公表以降最も多かった、3年前の新型インフルエンザのピーク時の189万人を上回りました。

特に増加が目立つのが関東地方や九州地方です。このうち東京都は、過去10年で最も多い1つの医療機関当たり45.2人。なかでも八王子市は78人とまさにインフルエンザ流行の真っただ中です。市内の小児科の診療所には、10日も小学生や幼稚園児などが保護者に連れられて訪れ、インフルエンザに感染していないかどうか調べているそうです。この診療所のインフルエンザの患者は、年明けまでは1週間当たり数人程度だったものが、3週間前は50人、先々週は140人、先週は250人となり、今週もほぼ同じくらいだというぐあいに急増しています。

3歳の女の子の場合、「予防接種をうっていたし、熱もそう高くないので安心していたら、A香港型のインフルエンザと診断され、2つ上のお姉ちゃんにうつらないよう気をつけます」と話していました。このように「これまでにないくらい急激にインフルエンザの患者が増えているのです。例年ならA香港型のウイルスの流行が終わってからB型になるが、今年は同時に流行しているようです。うがいや手洗いを徹底するとともに、睡眠も十分とってほしい」と話しています。

流行が拡大する東京では、救急で受診する子どものうち、けいれんの症状を示す割合が例年になく高く、重症の子どもを受け入れている東京の多摩北部医療センターでは、今年に入ってインフルエンザで入院した13人の子どものうち、ほぼ半分の6人が重い痙攣を起こしていたそうです。子どものけいれんはインフルエンザが重症化しているサインの1つで、この冬流行しているA香港型はほかの型に比べ、幼い子どもが重症化しやすく注意が必要だと言っています。

痙攣には一過性の「単純型けいれん」と「複雑型けいれん」の2種類があり、「単純型けいれん」はほとんど2〜3分で治まり、治まった後、意識は比較的はっきりしています。これに対し、15分を超えて続く、繰り返し起きる、左半身と右半身で別々に起きる、また症状が治まったあとも意識がはっきりしないという状態が1つでも当てはまれば、「複雑型けいれん」が疑われ、「複雑型けいれん」は、死亡したり、後遺症が出たりするおそれのある脳症の症状として現れることもあり、単に風邪と侮らないことが重要です。

このため、小児科の医師は、子どもがインフルエンザの疑いがあるからと受診に来たときには、母親にけいれんを起こさなかったか確認しているそうです。ということで小児科の医師は「けいれんを起こす子どもが増えています。痙攣が起きた場合は脳症のおそれがあるのですぐに医療機関を受診してほしい」と注意を呼びかけています。さらに、「子どもに痙攣が起きた場合は、窒息しないよう衣服を緩めたうえで、痙攣の時間や回数を確認してほしい。インフルエンザかどうか分からない場合でも、熱があってけいれんを起こしたら脳症の恐れがあるので、すぐに医療機関を受診してほしい」と話しています。

今後の行方について、インフルエンザの患者は、流行の始まりが早かった愛知県や岐阜県など11の県ではすでに減少に転じたそうです。国立感染症研究所の主任研究官は、「流行が遅かった関東地方や九州地方ではいまだ患者数が増える可能性があるが、A型のインフルエンザは流行がいったん下火になると早く終息する。しかし例年は、その後、B型のインフルエンザの流行が3月くらいまで続くので、しばらくは注意が必要だ」と話しています。といわけで、インフルエンザ予防の基本は、うがい・手洗い・マスクの着用であり、自分のためであると同時に、他の人に感染を広げないためにも、忘れないようにしましょう。

2012年2月10日 (金)

40億年前と30億年前には火星に海が2つあった!

ヨーロッパ宇宙機関(ESA)はこのほど、火星探査機「マーズ・エクスプレス」が、火星表面上の海岸線と見られる地形の内側に、海底に似た堆積物を発見したと発表した。これは火星の一部がかつて海に覆われていたことを示す有力な証拠とされる。ESAは、マーズ・エクスプレスに搭載されているレーダー「MARSIS」が収集したデータを2年以上にわたり解析。その結果、火星北部の平野が低密度の物質に覆われていたことが判明した。

しかし2010年の6月にすでにこんな報告がった。そのときの研究によると、三角州の堆積物が火星の表面52か所で発見された。そのうち半数以上がほぼ同じ高度でみつかったことから、研究チームは、これらの同高度の三角州に面して、かつて巨大な海が存在していた可能性があると指摘した。推計によると、海は火星表面の38%を覆い、体積は1億2400万立方キロメートルだったという。また、52か所の三角州はすべて、海や湖、地下水面につながっていた可能性があるという。地球で単細胞生物が誕生した約35億年前には、地球のような降雨、水流、雲の形成、氷の形成、地下水といった水循環が火星にあったと研究チームは結論づけていたのです。

それ以外にも、火星の表面にはいろいろ不思議な地形があり、なかでも、水が曲がりくねって流れたような地形がいたるところにみられました。深い谷に流れこむ川もあり、川の河口には三角州のような地形もちゃんとみられます。また、川の川床には中洲のような島が見られることもありました。こういう地形を作ったのは溶岩ではなく、もっとさらさらした液体でなければなりません。そうすると考えられるのは、水です。現在では火星の表面には液体の水はみられませんが、むかしはたくさんの水があり、川として流れていたと考えられます。と言うように今回の発表があるまえからすでに水があり海があった証拠があったのです。

それに火星の極地方には二酸化炭素の氷、ドライアイスでできた極冠がみられます。しかし、この極冠の中心部、夏でも消えない極冠は水の氷でできていると考えられ、極地方を中心に、火星の地下には永久凍土の形で多量の水が存在すると思われます。大むかし、火星の火山活動が活発なころ、火山ガスにより火星は今よりもっと多い数気圧もの大気がありました。その大気の温室効果で温度も高く、液体の水が存在していたと考えられ、水は火星の低いところに集まって、海をつくり、川が流れていたのです。その後、火星では火山活動も終わり、重力が小さいため大気が逃げ出してしだいに薄くなり、そのため気温も下がり、水は凍りついて、火星の地下に残っているということでした。

このように火星における海の存在は以前から考慮されており、複数の宇宙探査機が取得した画像から、海岸線と見られる特徴がかろうじて確認されているものの、意見の分かれるところでした。火星の海は、40億年前と30億年前の二度、存在したと考えられ、火星の気温上昇や地熱活動が活発になった結果として地下の氷が解け、その水が低地に流れ込み、海が形成されたと考えられるようになりました。

MARSISのレーダーは火星の地表から60~80メートルの地下まで届き、深い地下層の様子から、堆積物質と氷の根拠を調査することができ、二番目の海が存在したのは短期間であったとされ、海水が凍り地下に保存されたか、あるいは蒸気になって大気中に消えたなどして、100万年未満で消滅したとされ、生命体が形成されるほど長くは存在しなかったであろうという見解です。

生命が存在した証拠をつかむには、さらに過去にさかのぼり、これよりも長い期間水が存在した時期がなかったかどうかを調べる必要がある。それでもなお、今回の調査結果は火星に水が存在したというこれまでにない証拠を示すものであり、火星の地質学史上、水が果たした役割をさらに証明するものになるという。レーダーを使って取得されたデータは、火星の謎に対する新たな情報をもたらしてくれました。しかし「すべての水はいったいどこに行ったのか?」という疑問はいまだ残っています。今後もマーズ・エクスプレスの調査は続く予定です。

2012年2月 9日 (木)

数億年後には、地球は北極付近に集結し一つになる!!

地球の表面を覆うプレート(岩板)の移動により、 数億年後には南北アメリカ大陸やユーラシア大陸が北極付近を中心に集合して 一つの巨大な超大陸「アメイジア」が誕生するという研究結果を米エール大のチームがまとめ、9日付の英科学誌ネイチャーに発表した。

地球上にある大陸は、ひとつに集まった超大陸という状態と、現在のように分散した状態を数億年ごとに繰り返してきたとされる。 チームは、岩石などに磁気として残されている古代の地球磁場の記録などから、ある超大陸の中心と地球の核とを結ぶ線は、そのひとつ前の超大陸の中心と地球の核とを結ぶ線と90度の角度をなすことを突き止めたそうです。さらにコンピューターで将来の超大陸の位置を試算し、次にできる超大陸は、約2億5千年前に現在のアフリカ付近に中心があったとされる超大陸パンゲアから北方に90度離れた北極付近を中心に形成され、北極海とカリブ海は消滅するとの結果が出たそうです。新しい超大陸は、アメリカとアジアの合体を意味する「アメイジア」という名称で知られており、これまでの説では、現在の太平洋か大西洋上に集合してできると考えられていたと言います。

そこでYouTubeで映像を探してみました。これは4億年前の過去の地球の姿から、2億5000万年後の未来の地球の姿まで、6億5000万年の地球上の大陸の変化を1分20秒で見た映像です。過去にパンゲア大陸などの超大陸が何度も出現してきたように、2億5000万年後の未来には現在の大陸全てがひとつの超大陸となっていくのだそうです。ただ未来の超大陸にはアメイジア大陸説とパンゲア・ウルティマ大陸があるようで、この映像はパンゲア・ウルティマ大陸説にそって作られているようです。

650 Million Years in 1 Min and 20 Sec
http://www.youtube.com/watch?v=7HETeZ0uAU8


もう一つの説ですが、今から約2億5000万年前は「パンゲア大陸」と呼ばれる1つの超大陸だったそうです。それが時間とともに現在の形になって来たのですが、今後、さらに約2億5000万年後には、現在の大陸はどうなっているのかと言うと、「パンゲア・ウルティマ大陸」と呼ばれる一つの大陸になるという説もあります。今まで地球誕生から現在に至るまでに、4回か5回はこのような超大陸が形成されてきたと言われておるように、必ずしもこのような巨大大陸になるとは決まっておらず、場合によっては約2億5000万年後には「アメイジア大陸」と呼ばれる別の形の大陸になる可能性もあるようです。


参考
Earth 100 Million Years From Now
http://www.youtube.com/watch?v=uGcDed4xVD4

いずれにしても人間はその頃は滅びていないでしょう!人類が生まれてまだ100万年ほどで、文明が生まれて1万年ほどですから、人間の文明なんてあと1万年続けばいい方でしょう。それからしても、とても2億5000万年後まで生きているとはないですね。ただ形を変えてネズミのような昔の姿に戻って生き延びているかもしれません。しかしこればかりは何とも言えません。

ちなみに話がちょっと外れますが、太陽の寿命は100億年程度だと言われていて、現在、太陽系は46億歳と言われています。という事は、あと50億年ほどすれば太陽も死ぬってことです。太陽が死ねばその惑星達(地球も)も死ぬでしょう。50億年先と言えば、もうひとつ、私たちのいる天の川銀河とアンドロメダ銀河が衝突すると言われています。そのころには、間近にアンドロメダ銀河が見えるときが出てくるのですが、一体どのような姿で見ることができるのでしょう。もし見ることができれば、それは美しい光景なのでしょうね。

2012年2月 8日 (水)

日本が学ぶべきは英国。しかしすでに時間切れか?

財務省が8日発表した2011年の国際収支速報によると、モノやサービス、配当、利子など海外との総合的な取引状況を示す経常収支は9兆6289億円の黒字に止まったことが分かりました。前年比とくらべて見ると43,9%減と1985年以降の現行方式で最大の減少率なったもようです。200年以降を見てみると、2007年が最も経常収支が多かった年で、約25兆円だったのですが、2011年までのたった4年で、約15兆3711億円も減ったことになります。つまり15兆4000億円、率にして約60%以上も減ったことになってしまったのです。つまり2008年のリーマンショック以後から急激に経常収支が悪化したことを意味しています。これは幾らなんでも衰退があまりに急激ではないかと思えるのです。金融立国になる前にその夢すら消えそうです。

日本が金融立国の時代に入ったと言われ始めたのはまだそう遠い話ではなかったと思います。金融立国という定義があるかどうか分かりませんが、GDPにおいて金融業が占める割合が一定以上の場合になったとき、つまり貿易製品のやり取りで金を稼ぐのではなく、それまでに稼いだ金で投資したときの利息(金融収支)が、物と物の貿易(実貿易)よりも増えてきた国のことです。こうした状況になるのはその国の産業が成熟期に入った事の証でもあり、過去には、貿易では赤字でも、金融で黒字というのが19世紀後半のイギリスであり、第一次世界大戦で世界最大の債権国になったアメリカです。米国は日本などに追い上げられ製造業は衰退したのですが、製造業の変わりにIT産業という新たな産業を生み出し、次の時代の糧を手に入れたからです。それ以外にも金融業が盛んになった米国の例などがあります。そしてイギリスもサッチャー首相の時にウインブルドン現象と呼ばれるほどの改革開放政策を掲げ、ロンドンを世界の金融センターに育て上げたのです。それで硬直していた英国を再度活性化したのです。

それでは日本はどうかと言うと、米国のように新たな産業を作り出したかと言うとそれはありません。それどころか、反対に製造業(輸出の代表的産業であり今までの日本お稼ぎ手であった家電業界)は壊滅的な大赤字を今決算予想で出したばかりであり、自動車業界もトヨタなどは世界一の自動車会社になったのはたった3年間であり、またすぐゾンビ会社のGMに世界一の坐を明け渡してしまいました。不運も重なったとは言え、それはグローバル競争の世界では通用しません。負けは負けであり、そればかりか、日本の自動車業界を叩く絶好の機会とばかり、米国の自動車業界は「日本市場は自動車の開放が足らない」と言って政治的圧力をかけてきているのです。傷口に塩を塗ることなどまったく意に介しておらず、反対にチャンスと捉えているのです。

金融立国も数年もすれば経常収支も赤字になると言われており、それも夢になりそうであり、かと言って、まったく新たな産業を育てつつあるかと言えばそんな芽さえないような状況です。それなら日本は今後どうすればいいのでしょう?それは先例に学ぶと言う事です。米国が日本のバブル崩壊後のデフレから学んでリーマンショク後の対処に生かしていると、ついこの間、FRB議長が言っていましたが、日本は米国のようにはいかないので、英国のように開放政策を取って外資を呼び込み産業を活発化するしかないでしょう。資源もなければ、物作りの原点である製造力においても発展途上国に追い上げられ、日本の強みと言われたものが急速になくなりつつある現在、お手本は英国に学べと言う事です。もちろんその後のリーマンショック以後、英国も暗転はしたけれど、15年に及ぶ長期好景気を謳歌したのです。

それだけの期間があれば日本も次の一手を取る時間的余裕があるわけで、その後の暗転も頭に入れ政策を進めれば良いのではないでしょうか?でなければ日本の将来の希望はないように思えます。その最たる懸念が膨大な借金が日本にはあるということであり、つい最近、三菱UFJが日本はあと4年しか持たないといったとか言わないとかといった記事がありましたが、日本の金融機関は膨大な国債を保有しているだけに、三菱に限らず他の銀行も万が一の時に備えているし、その時がくると思えば、躊躇することなく国債を売るでしょう。そのときは日本が破綻するときです。それが本当なら残された時間はあとわずかということになるわけで、与野党が縄張り争いしているときではないのですが、日本の政治家には期待してもうダメでしょう。結局は座して死を待つのみなのでしょうか?

2012年2月 7日 (火)

自販機業界、争奪戦が激化!「自販機に隠れた新機能」で勝負!

新機能を搭載した自販機が相次ぎ登場するそうです。省エネ性能を高めたり、近くで高速ネット通信が使えたりといった新機能を付加した機種です。こうした背景には都市部を中心に設置台数が飽和状態にあることで、便利さや環境への配慮をうたって好立地を確保し、消費者の利用を促したいと言う狙いがあります。もう1つは自販機業界が東日本大震災後の節電対象となったことで、その負のイメージを改善するためにも、消費者に便利な新機能や節電などを訴えることで利用を促したいという思惑もあります。

飲料水各社は消費電力を押さえた自販機の導入を進めてきたのですが、昨年夏は震災後の原発事故の影響で節電を余儀なくされ、主に冷却機能を停止などで消費電力を一昨年比15~25%減らした経緯があります。この結果、昨年の自販機での飲料販売量は2%程度落ち込んでしまいました。これも新機能付の自販機を争って付加している理由の一つになっています。

そこで、アサヒ飲料では、大手では初めてインターネットの公衆無線「Wi-Fi」機能を搭載した自販機を今月導入したのです。半径50メートル以内であれば、スマートフォンなどで高速ネット通信が無料で利用できるのです。もちろんというか、ただし、ネットに接続すると画面に同社の新製品やキャンペーンの案内も表示されますが、無料ですから致し方ないことです。見返りのない無料の「Wi-Fi」を使えるのですから、この程度のことはしかたない処置で、それよりこうした自販機が増えれば増えるほど、スマホの利用者にとってこの上なく便利なことだと思います。また災害時には携帯電話繋がり難くなりますが、こうしたスマホの「Wi-Fi」なら多いほど繋がり易くなるのではと期待できます。今後5年間で1万台の設置を目指すそうです。

一方、伊藤園では、2月中にも従来の省エネ型機種より消費電力を3割減らした自販機を導入するそうです。すでに同社は冷却時に発生する熱で飲料を温める、一般の自販機よりも消費電力が3割少ないヒートポンプ方式の機種を展開しています。しかし今回導入する新型の自販機は外気から熱を取りこむ機能を付加し、一段と熱効率を高めたのです。さらに冷却機能を自動制御するインバーターも搭載するそうです。まず、12年4月期中に約200台を展開する計画で、来期以降も順次新設・更新を進め、年2万台を新型かシートポンプ型を採用するそうです。計画通りに進めば、14年4月には全約15万台のうち半数以上が省エネ機に切り替わる予定だそうです。

キリンビバレッジでは、自販機を通じた社会貢献を打ち出すそうです。売上げの一部を「乳がん早期発見」を啓発する「ピンクリボン運動」などに寄付する機種を増やすのだそうです。これも良い発想の自販機だと思います。どのみち自販機で飲料水水を買うなら、こうした個人の寄付行為を後押しするような取り組みをする企業の自販機で飲料水を買うほうが、消費者としても、自分の買った飲料水が社会貢献に一助けすると思うと、やはりこうした機種の自販機で買うと思います。今年は約500台上積して約1400台にするそうです。

コカコーラグループでは、各自販機に名前をつけて擬人化し、消費者に愛着を持ってもらうことで利用を促すという作戦です。携帯電話やスマホに特定の自販機を登録すると、画面に自販機型のアバターが表示されるサービスだそうです。登録した自販機で飲料水などを買うとアバターの服や帽子がもらえるほか、自販機がメールで話しかけてくるそうです。全98万台のうち、3月までに約82万台に同サービスを導入する計画だそうです。

清涼飲料の販売量のうち自販機経由は約3割を占めますが、安売りせず安定した収益が見込めるのが自販機の利点になっています。それだけに飲料各社も力が入るのですが、全国の設置台数は約250万台と横ばいが続き、飽和状態にあります。そんなわけで多くの利用者が見込める有望立地の争奪戦が激化しているのです。

2012年2月 6日 (月)

バレンツ海の海氷が減少することで日本が厳冬になる!

海洋研究開発機構は1日、冬季バレンツ海を発生源とする低気圧の経路が近年の海氷減少に伴い通常より北側を通過していることを気象データの解析により示したと発表しました。この低気圧経路の変化によって、北極海上はより暖められる一方、シベリアでは北からの寒気が入り込みやすい状況が形成されるのだそうです。これは地球温暖化が進行しているにも関わらず、近年の日本の冬が寒い原因の1つであることを意味し、海氷減少と北極温暖化が中緯度の気候変動と密接に関連することを示した極めて重要な発見だと言います。

今回、海洋研究開発機構は、このバレンツ海の海氷の分布と日本の気象相関関係に着目、バレンツ海の海氷が少ない年は、シベリア高気圧が発達しやすくなり、日本が厳冬傾向になるという関連性を指摘したのです。ちなみにこれは余談ですが、石油や天然ガスといった地下資源が豊富とされており、ノルウェーとロシアの間で40年間にわたって係争が続いた海域で、2010年4月になってやっと係争海域の面積をほぼ二等分する形で境界線を引くことで合意したのです。場所が分かり易いように下に地図を載せておきます。

一般的に日本の冬の寒さは、「エルニーニョ」・「ラニーニャ」など低緯度の影響と、「北極振動など高緯度の影響の組み合わせで暖冬・寒冬が説明されていますが、11年や12年の冬のような場合、両者の組み合わせでは説明できないこともあったのです。例えば、北極の温暖化と言われながら、シベリアの寒冷化現象がしばしば観測されることがあり、これが地球温暖化の一端として解釈できるのか世界的にも議論の的となっていたのです。そこで今回、北極の温暖化が最も著しい冬のバレンツ海に着目し、そこで発生する低気圧の経路が海氷の多寡によってどのように変化し、北極の温暖化とシベリア域の寒冷化にどのような影響を与えているのかを調べたのです。

この研究で、バレンツ海の海氷が少ない冬は低気圧の経路が通常のシベリア沿岸域よりも北極海側にシフト(北上)することが分かり、その結果形成される気圧配置の変化が北極海上の温暖化を促進する一方、大陸上では寒冷化が起こりやすい状況になることを明らかにしたのです。ここで形成された寒気は数日後には日本に到達することが多く、日本の冬の寒さとも密接に関連していたのです。

11年、12年「平成18年豪雪」の冬も(05年と06年の冬)と同様、バレンツ海の海氷面積が著しく少なく、例年よりも寒い冬となりやすいことを説明することが可能だそうです。現在の長期予報のもととなる数値モデルでは、バレンツ海などの海氷分布は平年値を利用しているため、各年の海氷の多寡に関する情報は計算に反映されず、低緯度におけるデータに強く左右される状態だそうです。それを各年の海氷分布を反映させるなど数値を変更することによって、より数値モデルによる精度の向上が期待されると言います。また、北極海の海氷減少は進行中であるため、中高緯度の大気や海洋が今後どのように変化していくかは将来予測モデルの結果を用いて検証していく必要があるとも言っています。

2012年2月 5日 (日)

平清盛も地デジが鮮明すぎて思わぬ波紋に苦笑いか?

今、平清盛が思わぬところで話題になっているようです。そんなわけで今日、ちょうどNHKの平清盛があったので見てみました。まず見て感じたことは、確かに今までの都を舞台にした映像に比べて画像は暗く、着ている服は古臭い服に見え地味な印象を与えます。そんなわけで、舞台となっている兵庫県知事が「映像が暗い」とNHKに噛み付き、思わぬ波紋を広げていると言うわけです。しかし兵庫県知事も了見が狭いような気がします。つまり、NHKの大河ドラマに取り上げられるということは、「縁の地」が観光資源として注目されるからでしょう。その時にドラマから受ける印象が良ければ観光客も増えるでしょうが、悪ければイメージダウンとまでは行かなくても、観光客が増えると皮算用をはじいていた当てが外れてしまい、それは困ると思ったからでしょう。

そうだとしたら知事の程度も知れたものです。知事たるものがドラマに対して文句を言うと言うのがそもそもおかしな話で、知事は公人でありNHKは純公務員という位置づけではあっても国有企業ではないし、公権力側が一ドラマの映像手法に文句を言うのは筋違いも甚だしいと思います。もっと言えば、職権の乱用と言われても仕方がないようないような今回の言動ではないかと思います。NHKの大河ドラマの影響が大きいからと言って、そこへ公人が職権を使って口をはさむなど、こんなことを他の民法にも許されるものなら、ドラマなどは作れなくなってしまいます。知事の立場と言うものを兵庫県知事は履き違えているのではないでしょうか。それであるならば、ご自身で兵庫県の観光ピーアルをもっとしっかりすれば良いことで、NHKに映像が暗すぎてイメージダウンになると言わんばかりの抗議を、知事がするようなことではなく、市民がするなら仕方がないにしても、このようなお粗末な人が知事になっているということは、昨今の国会議員の質の低下と相通じるところがあるような気がします。

NHKからすれば、特殊なカメラを使って、独特の陰影を作り出し、今までの映像とは違った表現をしているのであり、ある意味、新鮮な感じがします。そういう意味では今までのドラマのほうが必要以上に煌びやかな現代的な映像であって、かえって不自然な感じがしてしまうほどでした。と言うのは、もしタイムスリップして現代人がその時代を撮影したとしたとき、部屋の中はローソクで暮らしているし、廊下など外は松明の明かりと月の光しかないわけで、そんな条件下でドラマを撮ったとき、今までのような現代的な照明の下で取った撮影現場と、ローソクや月の光の下で取った撮影現場ではどっちが時代的背景が近いかと言えば、それは今回の平清盛の映像表現のほうがより「古の時代」により近いものだと感じます。

ただこうした映像手法になったのにも訳もあって、地デジが鮮明すぎて鬘(かつら)などを被っている線がくっきり浮かび上がってしまっては、いかに頭で分かっていても、それを映像として見てしまっては興ざめしてしまいます。それほど今のハイビジョンは鮮やかに綺麗に映し出すので撮る側の苦労もあるのです。そんな事情もあってそれなりに工夫を凝らして撮った結果が今回の映像に結びついているのです。それこそ表現の自由であり、それにいちいち、それも公権力側が公然と批判するような国では民主主義の国とは言えなくなってしまいます。その辺のところを分かっていて知事は言っているのでしょうか。そうだとすれば確信犯となってしまいます。そこまでの気持ちはなかったと思います。単に今回のドラマを当て込んで観光客を増やそうとしたところ、あまりに暗いイメージを強く感じたのでしょう。しかし今までのドラマがあまりに明る過ぎ綺麗過ぎたのかもしれません。NHKの肩を持つわけではないのですが、その辺のところは知事も理解をしてほしいものです。

今回のドラマに敢えて言うなら、暗いのはかえってその時代の夜は明かりがないし、昼間でも部屋の中は暗かったと思えば当然のような気もします。しかしそこは明るさと暗さの対比をもう少し工夫したほうが良いような気がします。メリハリに欠け暗いシーンばかりでは、やはり見ていても気分が盛り上がりません。知事が「真っ青な青が出ていない」と言っていますが、確かに近くの海の色はきれいな青い海の色でしたが、遠くの景色は写真で言えば、白飛び状態のような感じさえするほど白っぽくなり過ぎていると思います。この辺りでは屋外ですので、太陽が出ているのなら普通の撮影で鮮やかに撮ったほうがメリハリがあって良いと思いました。敢えて言えば、知事はそういう事を言っているのかも知れません。

ちょっと専門的な話になりますが、ハイビジョンはアナログと比べ5倍細かく、通常のカメラは走査方式で、画面に水平方向に走る走査線を1本ずつ飛ばし奇数と偶数番の2つに分けて交互に処理をしているそうです。そうすると画像は本来の半分の情報量になるのですが、1秒間に処理する画像は約60枚(連射が早いというソニーのデジカメでも12枚です。ただカシオの連射は凄くこれも60枚です)と多くなり、対して、プログレッシブ(順次)走査方式は全画面を一度に処理するのは半数の約30枚だそうで、動きの早いスポーツには向かないもののコマ送りのような画面が逆に躍動感を生み出し、映画のような雰囲気の映像になるのだそうです。画像を分割してないぶん、鬘などの境目を消すなどコンピューター処理をしやすい利点もあるのです。

もう一つNHKがこだわっているのが、コーンスターチを扇風機で飛ばして人工の砂煙を作り出し、平安末期の荒廃した雰囲気を出しているのだそうです。こうした手法も知事が「汚い」と映っているのでしょう。ただ、これは武士が貴族に従属を強いられ、鬱屈した感情を抱えている当時の身分や感情をも反映させたものであり、貴族のシーンではこうした手法は使っていないと言います。それにNHKは清盛の出世にともない映像もこれから華やかになるそうで、ハイビジョンという高画質が生み出した新たな問題であり、今回の平清盛は製作者達の工夫のと模索の結果でもあったのです。

2012年2月 4日 (土)

日本のテレビがお荷物と化してしまった!電気総崩れ!!

電機大手8社の12年3月期の決算予想で電機業界は総崩れとなり、お家芸だったテレビがお荷物と化してしまいました。パナソニックとシャープの純損益が過去最大の赤字になるなど、各社とも売上高や利益を大幅に減らしたのです。総崩れの要因は、韓国メーカーとの競争に敗れたことで、テレビ事業の赤字が続いていることが原因です。今までならテレビは日本のお家芸とも言えるほどの稼ぎ頭であったはずのテレビ事業が、なぜこれほどまでに競争力を失ってしまったのでしょう?その原因分析をパナソニックの社長である大坪社長は「テレビ生産を自前主義で全てやろうとしたことだ」と言っています。

そのテレビですが、価格の下落が止まりません。調査会社BCNによると、国内では昨年1年間で23,8%も下落したのです。しかも7月に地上デジタル放送への完全移行が終わった後は需要が低迷し、11月は前年同期より約85%も減っているのです。価格を下げ続けなければ売れない、売るほど儲けが減る悪循環に陥っているのです。しかしこうしたことは、地デジに完全移行後は、需要が大幅に減ると誰もが予想していたことであり、当然分かっていたことなのに、なぜ供給を大幅に減らすということができなかったのか不思議です。日本企業の体質として横並び意識というのがありますが、大手8社は自分のところだけは大丈夫だと各社とも考えていたのでしょうか?

原因はそれだけではありませんが、例えば韓国ウォン安が助けとなって韓国が米国への輸出競争力を高めた結果、日本製のテレビが売れなくなったと言うのも確かでしょう。しかし原因はウォン安だけで競争に負けたのではなく、そもそも韓国家電製品は日本製テレビと比べても性能的にそれほど劣っておらず、性能に明らかなる違いがなければ、米国も不景気なだけに安い韓国製を買うのは当然で、日本は家電の「物作りの力」に対する過信があり、薄型テレビなどは特別な技術力は必要がないのです。そこを突かれた上に、ウォン安が重なり更なる傷口を広げたということではないでしょうか?こう言う傾向は今に始まった事ではなく、すでにその前からそういった傾向線上にあったはずです。にもかかわらず国内の特需にあぐらをかいている間に、ウォン安が重なりコスト的に全く太刀打ちできないほどになってしまっていたと考えられます。

結局、テレビはお荷物状態になってしまったのですが、気がつくのが遅かったようで、シャープの片山社長は「テレビ市場が崩壊したような状況」と嘆いたそうです。しかしテレビ市場が崩壊したような状況ではなく、韓国などは減益と言えども日本ほどではなく、日本の家電業界だけが総崩れ担っただけの話ではないでしょうか?火と言ってテレビ事業を即撤退というわけにはいかないのです。シャープはテレビが売上げの23%を占めているし、ソニーもテレビの比率が高いので大幅なリストラが必要になるため難しいのが現状です。さらにタイでの洪水も大幅な赤字の原因の一つでもあり、ユーロ安もそれに追い討ちをかけたという要因はあるので、全て見込み違いだとは言えなかもしれません。しかも大幅赤字で体力が無くなれば、国内メーカーが研究開発投資に十分な資金を回すことができず、次世代テレビでも後れを取る可能性があるのです。

最終的には高価でも買ってもらえるような革新的な製品を生み出さなければ中国や韓国・台湾などのメーカーとの違いを出せず、価格競争に巻き込まれてしまえば、今回のような事態は避けられないでしょう。こうしてみると一番の原因はやはり、日本企業の力が落ちたというか、韓国、台湾、中国が力をつけたことで性能に大きな違いがなくなったことが大きく、特にサムスン電子などに主導権を奪われてしまったことです。もう一つは地デジの移行後の反動を甘く見た結果、多くのメーカーがテレビを作りすぎたのです。

今回の赤字額は大手3社(パナソニック、ソニー、シャープ)だけでも1兆円の赤字です。この危機は201年の危機とは比べ物にならないほどだというのは、今では日本側にテレビの主導権がなくなってしまっていることが上げられます。この10年間の日本企業の存在感はほぼゼロと言った感じで、得意領域がじわじわ狭まっている上に、新たな得意領域も見つかっていないところへ、今回の危機が来たわけですから、このままジリ貧になる可能性があるところが今回の怖いところなのです。ソニーにいたっては、08年のリーマンショック以降一度も最終利益を計上していないし、パナソニックも有利子負債が現金を上回るほど財務体質が弱くなってしまいました。そうなれば、国内生産を海外に移す動きも加速するとみられ、国内の雇用や景気がいっそう冷え込む恐れがあるのです。

さらに日本の電機業界は数が多すぎであって、ソニーなどの赤字の主因は薄型テレビですが、それ以外にも、ガラパゴス携帯では日本勢が大同団結してもすでに規模の優位は望めないほどになってしまっているのです。再編による競争力の強化の機はすでに逸してしまった可能性が高いと言われています。残された道は「会社の再定義」とか「事業領域の再編成」だと言われており、その例として、IBMが「大型コンピューター」から「ITサービス提供者」に変えたことで事業を再生しています。とは言え、今回のコダックのような例もあるので、必ずしもそれが成功に結びつかず、新しい芽を摘み取ってしまうと言うこともあるので、そう簡単なことではないことは分かっていますが、そうした手段を講じなければ衰退の道を辿っていくしかないのかもしれません。そういう意味で今回の電気産業の総崩れが、衰退に拍車をかけることになってしまうかもしれません。

2012年2月 3日 (金)

フェイスブック上場申請!同社の強みと今後の課題!

フェイスブックがついに株式上場の申請を出しました。久々の超大型企業の上場であり、これがきっかけでIT企業関連が活気付くかも知れません。なんと言っても交流サイト最大手であり、利用者は全世界で8億4500万人、(前年末比39%)利用者の地域分布状況は欧州が27%、アジアが25%、北米21%、その他27%となっていて、思った以上に地域バランスが取れた利用者像が浮かんでいます。個人的にはもっと北米の利用者が多いのかと思っていて、これほど利用者が均一的に全世界に広がっているとは思いませんでした。このバランスの取れた分布はフェイスブックにとっては商業価値を高めるものの一つになっているはずです。「いいね」などのコメント数は1日当たり27億件、投稿される写真の数は1日あたり2億5000万枚もあるのです。

これを見ても、フェイスブックという圧倒的なコミュニティが8億人という新たな市場を持って出現したことがよくわかります。しかしそれまでは、グーグルが検索市場を独占しており、グーグルの検索にひっかからなければ、いくらHPやブログなどを書いても、少なくとも上位3ページまでに名前が出てこなければ、投稿していないのと同じ状況になっていた時期がありました。そのためどうすれば検索に掛かるかという方法を考えいろいろ試したものです。以前ならヤフーやALOとかネットスケイプなどのポータルサイトなどがあってそれぞれが競い合っていたのですが、いつの間にか検索はグーグルとなってしまい、ネット上での存在意義をグーグルに牛耳られてしまったのです。

そこへフェイスブックが8億人のコミュニティを引き連れてネットの世界に大きな風穴を開けたのです。FB(フェイスブック)は閉じたサイトであったので、グーグルの力がそこに及ばなくなり、グーグルは慌てたのです。8億人からの情報をグーグルが拾えなくなってしまったからです。しかも「言いね」という機能で企業がファンを多く掴むほど、不特定多数の顧客に宣伝を打たなくても、的を絞った宣伝ができることで企業にとって魅力的な存在になって来ているのです。それは取りも直さずグーグルの宣伝料が減ってくると言う事になるわけで慌てているのです。

しかしそんなFBも、2011年には北アフリカなどの反政府デモで情報の共有の手段に使われ、急速にその存在感を高めたのですが、反対にそれが、今後さらに海外で成長を遂げるには、海外各国や地域でFBに対する規制を探る動きもあり、海外各国や地域の事情とどう折り合いをつけるかが今後の課題となっています。この問題を乗り越えなければ今後の発展に足かせをはめられたのと同じことになるからです。特にスマホの急激な普及は、同社の利用者も半分の4億2500万人の人がスマホ経由で使っているので、新サービスが次々出てくることで、FBの強力なライバルになることも考えられます。

それと急激な規模の拡大で人手が足らないと言った問題も起きているようです。そのため成長と活力の低下の回避を両立できるかどうかも今後の鍵となっているようです。しかしアメリカの凄いところは、「世界屈指の大学と優れたビジネス環境と高い企業化精神にある」と言われており、こうした環境下でFBはたった8年で全世界利用者が8億人かかえるSNSの大企業になったという、その活力がアメリカにはまだあるのです。その点、日本は昔からある大企業がいまだに日本の頂点にいて、米国のような新しい会社が頂点に立つようなことはありません。この辺りが日米の大きな違いであり、産業が活性化しない原因の一因にもなっているのでしょう。日本には新しい企業が出てくるのをはばむ壁があるのです。

2012年2月 2日 (木)

ボーカロイド「初音ミク」、世界へ広がる!

初音ミクという音楽がだんだん認知されてきたようで、若い人の支持を集めているそうです。このネット発のアイドル「初音ミク」と言うのはパソコンで歌声を合成するソフトで、今では1万人以上の個人が、このソフトを使って曲を作り、ネットで公開しているのです。この「初音ミク」というネットのアイドルは、打ち込んだ音符を合成音で歌ってくれる優れものなのです。まだロボット的な歌声ではありますが、曲によってはかなりナチュラルな感じで歌ってくれるようになってきており、以前だったら、自分が作曲した曲を歌ってくれる人がいないので、変わりに初音ミクに歌ってもらうという感じでしたが、今では積極的に初音ミクに歌ってもらうという感じに変わって来ており、一つのジャンルとして確立しています。

中心はやはり若者で10代から~20代の人たちですが、日本のネットから火がついて世界に人気が広がっているそうで、グーグルやトヨタなどもCMに活用し始めているほどです。今年1月の箱根駅伝では中継の合間に流れたグーグルのCMに若者がくぎ付けになったそうで、「今の見た!」「かっこいい!」とツイッターに投稿が殺到したそうです。それは若者たちが作る歌やダンスに乗って、長い髪を持ったCGの少女「初音ミク」が、ネットを通じて世界に広がっていく様が描かれていたそうです。私も箱根駅伝を見ていましたが、そんなCMが流れていたなんて気がつきませんでした。ちょっと見逃してしまったことが残念です。

初音ミクは2007年8月にクリプトン・フューチャー・メディアが発売した歌声合成ソフト(ボーカロイド)の商品名であり、イメージキャラクターでもあります。初音ミクの楽曲や動画を作るのは、ほとんどが素人で、今では1万人を超える愛好家が曲を作り、動画サイトに投稿しています。それを聴いた人が曲に映像やダンスをつけ、それにまた投稿する循環が起き、急激にファンが広がったそうです。グーグルのCMでオリジナル曲を作ったのも初音ミクの愛好家からプロの作曲家に転向した人物だそうで、曲はアップルの音楽配信サイトで、配信初日にランキング1位になったそうです。そしてグーグルがユーチューブで公開した英語字幕付きのCMは、米国、中国、ロシアなどで240万回以上再生されているそうです。

通信カラオケのエクシングが07年に2曲で始めた初音ミク楽曲は11年末時点で1532曲になっており、カラオケの利用者の中心は10代後半から20代前半で、女性がやや多いといいますが、ちょっと意外でしたね。どちらかと言うと当初は男性がほとんどだったような気がしますので、女性が多くなっていると言うのには驚きです。作る人は男性で歌うのは女性ということなのでしょうね。歌っているのは女性の「初音ミク」ですからね。そんな広がりを見せていることもあって最近では、AKB48を抑えてベスト10入りする曲も出てきたそうです。

人気は海外にも広がり米国トヨタ販売は初音ミクをカローラのCMキャラクターに採用、同7月には米ロサンゼルスでセガなどがコンサートを開き6000人のホールを満員にしたそうです。クリプトンは今週をメドに英語版の「初音ミク」を投入するため、英語の曲を自然に歌えるよう改良を加えると言います。と言うのは日本人製作者が英語の曲を作り海外へ進出しやすくするのが狙いのようです。

カラオケやゲームで使われている曲はいずれもネットで無償で公開され、人気が出たものばかりで、ニコニコ動画も「誰もが手軽にコンテンツを作れ、多くの人に見てもらえる環境が整っていたことが人気の背景だ」と分析しています。現在24歳の蒲生ルナ氏はサラリーマンながら、ニコニコ動画で100万回以上再生された人気曲を3曲生み出したそうです。ファンが集まるイベントに出ると人だかりができるそうで、「ごく普通の生活とのギャップを楽しんでいる」そうです。

素人が作った曲の人気がネットで広がり、企業が対価を払って利用するそんな時代に入ってきたのです。社会学者は「素人の作品をプロが消費する逆転現象が起きている」と指摘しています。野村総合研究所によると「楽曲販売、ゲーム、カラオケなどだけで既に100億円以上の消費を生み出していると試算しています。メディアビジネスに詳しい慶応大学の教授も初音ミクは「ソーシャルネットワーク時代のコンテンツ制作の雛形になる」と語っています。

こうした初音ミクの広がりには、その背景に初音ミクを使って製作するにあたり、個人ユーザーが安心して使えるよう明快な権利許諾の仕組みがあったためだと言います。そのため個人の創作力を引き出す方法として米マイクロソフトなど、他の企業も同様の手法を採用し始めたそうです。従来のキャラクターの版権は、第三者による複製品の販売を防ぐ意味で、私的以外での利用は認めていませんでしたが、「初音ミク」は商業利用と私的利用の間に「無償で公開する」と「登録手続きをしたうえで、材料費程度で販売する」という2段階の許諾範囲を追加したのです。つまりユーザーは「初音ミク」を使った動画など「2次創作品」をネットで無償で公開したり、原価程度で販売したりすることができるのです。マイクロソフトは2011年5月に発表したキャラクター「クラウディア窓辺」のライセンス許諾の範囲に関してこの手法を踏襲したのです。つまりキャラクターの2次創作利用を、明文化して積極的に許諾するほう方向に踏み出したのです。今後はさらにこうしたやり方のキャラクターが増えてくるでしょう。

CV01 Hatsune Miku - World is Mine Live in Tokyo, Japan - 1080p HD
http://www.youtube.com/watch?v=DTXO7KGHtjI

初音ミク 完全3D PV(みくみくにしてあげる♪)
http://www.youtube.com/watch?v=UnpSAMnGi78

歌詞付き 初音ミク 桜ノ雨 PV
http://www.youtube.com/watch?v=Bc283_Ic79g

2012年2月 1日 (水)

小型無人機で南極大陸を300キロ飛行し、氷河などの撮影に成功!

極地研の船木実准教授や九州大の東野伸一郎准教授らは昨年12月3日、南極半島の先にあるリビングストン島のブルガリア基地に入り、2機を組み立てて離着陸用スキーを調整し着装。天候が回復した同月17日、小さい3―5号機を基地周辺上空で1時間余り飛行させ、氷河やクジラとみられる動物を撮影。翌日には6―3号機を35キロ離れたデセプション島まで往復約3時間40分、約300キロ飛行、地形の形成過程解明に役立つ地磁気の観測や氷河撮影を行ったそうです。 

そして31日までに、共同開発した自動操縦の小型無人飛行機2機を使い、南極大陸の南米寄りにある島の氷河の撮影や地磁気の観測に成功したと発表しました。日本の南極観測隊は過去にも無人機で気象観測を行ったことがあるそうですが、氷上の滑走路から見えなくなるまで遠く、1回で約300キロも長距離飛行させたのは初めてのことだそうです。

この2機は英語の南極とアリにちなみ「アントプレーン」と名付けられ、大きい方の6―3号機は翼幅3メートル、機体重量20キロ。小型ガソリンエンジンを搭載し、離着陸以外はコンピューターにあらかじめプログラムしたルートに沿って飛行する。航続距離は500キロだそうです。

こう聞くと何か凄いことのようで、確かに無人機で300キロを飛ばしたということはすばらしいことだと思いますが、ラジコンなどでは結構大型な飛行機などを操縦している動画を見ます。距離的にはとても300キロというわけにはいきませんが、普通のラジコンでもプログラムを組めば、単に300キロを飛ばすということであれば行けそうに思えるのですが、どうなんでしょうね。

ただ、南極は風も強いし寒さも半端ではないので、そういう極寒の地で普通のラジコンのように飛ばすことすら難しいのかもしれません。そういう意味で飛行に成功したことがすばらしいのでしょう。しかし以外とやっている事がそういう点を除くとラジコンと変わりないような感じを受けてしまうので、いまいち凄いなという実感が乏しく感じられてしまいます。

というかこう言うことは他の国ではいままでされていなかったということでしょうか?創だとするとやはり極寒での飛行と言うことが凄いなのかも知れないと思うのですが、微妙なニューですね。

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