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2011年12月30日 (金)

江戸の超名門、吉良上野介。4200石の旗本でも大大名と同等の謎!

毎年、年末になると「忠臣蔵」のドラマが放映されますが、今年もあるのでしょうか?「忠臣蔵」と言うと、今からおよそ300年前(元禄15年12月14日)、江戸で仇討ち事件があり、武士の鏡とまで言われ、大衆演劇としても絶大な人気のある演目となったのです。場所は両国・松坂町の「吉良邸」。あらすじは書くまでもないほどですが、播州赤穂浅野家の浪士四十七名が主君の恨みを晴らさんがため吉良邸に討ち入りし、吉良上野介の首級を挙げたという話です。浅野内匠頭は即日切腹、吉良上野介はお咎めなし。喧嘩両成敗の鉄則に反したばかりに、後世まで残る1年9ヶ月の一大ドラマが展開されることとなったのです。と言うわけで年末の定番番組となっています。

ところがこうしたことはよく知っていても、意外と吉良上野介がどういう人かということについては意外と知られていないのです。ドラマでは悪玉の大親分的な書かれ方をしているためもあるのでしょうが、こうした大衆演劇は正義か悪かと言うはっきり色分けすることで、分かりやすい対立構造が作られ人気が出やすいのです。そこで吉良上野介を悪玉にすることでより盛り上がりのあるドラマとして書かれ人気を博したのです。吉良上野介は単なる悪玉の親分だったのでしょうか?と言うわけで、今回は吉良上野介がどんな人物だったのかということを書いて見たいと思います。

吉良家は高家と言って、江戸幕府における儀式や典礼を司る役職についていました。ではどのくらい吉良家の地位が高かったかと言うと、その当時、武士の位階と言うのがあって、一番上から正一位、従一位、「正ニ位」、従ニ位、正三位、「従三位」正四位上、正四位下、「従四位上」、従四位下、正五位上、正五位下、従五位上、従五位下などとなっています。ではそのときの将軍綱吉の位はと言うと、「正2位」なのです。その下と言うと、「従三位」で尾張徳川家(62万石)、紀伊徳川家(55万石)、水戸徳川家(28万石)、前田家(102万石)、などで徳川御三家と前田家など古参の大大名しかいません。その次2つは該当がないのか記入なしで、次に来るのが「従四位上」で、吉良上野介の4200石であり、島津家(72万石)、伊達家(62万石)だったのです。そして従四位下は毛利家(36万石)、細川家(54万石)であり、その下3つは該当がなかったか記入がなく、従五位下はその他1万石以上の大名であり、浅野内匠頭は5万石だったのです。これを見てもいかに吉良上野介の地位が高かったか分かろうというものです。しかも石高は高々4200石で、島津、伊達などの大大名と肩を並べているのですから何で?と思っても不思議はありません。

つまり武士の地位としては旗本で4200石しかないのですが、位階は従四位上と大大名と同等で、役職は高家筆頭、有職故実・儀式典礼に特に秀でたる人物だったわけです。それが吉良上野介義央(よしひさ)だったのです。この高家と言うのは名門の者しかなれない役職なのです。だから筆頭がついているのです。と言う事で、吉良家と言うのはものすごい名門と言うことが言えるのです。どのくらい凄いか、それは家系図を見ればよく分かります。高家筆頭の条件は将軍になることができるという資格を持った名門ということで、華麗なる超名門の一族と言うわけです。それはこんな言葉にも表れています。「公方(室町将軍)が絶ゆなば吉良が継ぎ、吉良絶ゆれば今川が継ぐ」と言われていたのです。直接の先祖は足利家3代当主・足利義氏(1189~1254)で北関東の足利庄を収めていた人物です。その子供に足利泰氏と長男の吉良長氏がいて長男が三河の国を治めていたのです。そして泰氏の子孫には後の室町幕府初代将軍足利尊氏がいて、5代将軍の足利義昭まで続いたのです。一方の三河の国に行った吉良長氏の方はと言うと、そこでは雲母が取れていて、雲母は別名キララと呼ばれていたところから吉良という名前になったのです。そしてその末裔が吉良上野介だったのです。さらにこの吉良家から分かれたのが今川家で、そこから8代経つと今川義元が出て氏真へと繋がって行ったのです。こうして見ると上の歌の意味が分かると思います。これが超名門の華麗なる一族の家系図であり、家系図を見れば分かると言ったのもこのことだったのです。

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コメント

旅行する日に間に合うように着くと連絡があり楽しみにしていたのに品物が行方不明になり結局間に合わずがっかり。
でも、ショップの方も懇切丁寧に対応して頂いてうれしかったです。
ありがとうございました。
★ルイヴィトン★モノグラム★パピヨン・大★M51365★
品物の説明を読んである程度は想像していたのですが、予想よりはるかに品物の状態も良くとても満足しています。
品物が宅配業者の不手際で行方不明になるというハプニングに見まわれましたがショップの方も懇切丁寧に対応してくださり
うれしかったです。

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