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2011年2月25日 (金)

ルンバは羊の皮をかぶった狼か?

ルンバは、iRobot社が製造販売するロボット掃除機である。2002年に登場し、2006年5月までに200万台が販売されたと言う。直径34センチの円盤状で、高さは9センチ以内である。前方には接触センサーが組み込まれたバンパーがあり、上面の前方中央に赤外線センサーがある。機種によっては1個か2個の "Virtual Wall" 赤外線送信ユニットが付属しているそうだ。

今日、「ガイアの夜明け」でそんなルンバ日本代理店?の人と同行し、不都合な点を聞きながら売り込みをしている現場を取材していました。ボタンを押すだけでフローリングの床を自動で掃除してくれるというものですが、実はこれは軍事技術を応用して作られたものなのです。一見すると軍需技術とは無縁の商品に見え、そう言われなければ気がつかないほどですが、それを聞いたらちょっと違和感を覚えました。というのは、戦争に使われる武器が平和な日常の生活を手助けするのは他でもあることですが、こうした類の商品は直接戦闘場面で使われているものであり、そうしたものが直接人の役にたつと言う触れ込みで、何気ない日常の生活の中に入ってくることにです。

しかしそれはともかくとしても、日本のような狭い家庭の中では、この商品が売れるような気がしません。アメリカのようにフィローリングの広い広間があるところでは良いかもしれませんが日本の個人の家では狭すぎて役に立ちません。それにモノに当たると方向を変えて動き続けるわけですが、その動きは偶然的なものであるため掃除の取り残しの腰が出るようで、よく行くところは何度も通るけれど行かないところは少しも通りないと言う感じがします。

実際、私が感じたように、ルンバは掃除している部屋の地図を作成しない代わりに、らせん状に掃除し、壁伝いに掃除するのです。何かにぶつかったら角度を変えてランダムウォークするなどのいくつかの単純なヒューリスティックスで動作するのです。この結果として、ルンバと人間の掃除の仕方を比較するとルンバの方が時間がかかり、特定の箇所を何度も掃除するのに、別の場所は一回しか通らないとか全く通らないということが起きると言っています。

このアイロボット・コーポレーションは、軍事用、業務用、家庭用のロボットを設計開発する企業です。売上の中心は軍事用ロボットということは、自律型家庭用掃除機ルンバや全自動フローリング洗浄掃除機スクーバなども知られていますが、あくまで爆発物処理やスワットで使用されている、軍事用ロボットを主として開発している企業なのです。そんなところの商品を買って設けさせたものが戦争紛争国で使われ人殺しの手伝いをしているとも言えるわけで、そんな企業の商品がいかに優れていようともそんな商品を買いたいとは思いません。

現に、今後10年以内に、戦闘においては、軽量で非常に堅牢なロボットが人間の兵士の先頭に立つことになるという。少なくとも、米アイロボット社はそう考えているそうです。小型無人地上車両(SUGV)と呼ばれるこうしたロボットは、生物・化学兵器を探知し、砲兵隊や歩兵が狙う標的を特定するほか、市街地の建物に潜む狙撃手の存在を突き止めるのだそうです。今日、こうした任務は主として人間がこなしており、狙撃手や爆発物を探そうとして、まっ先に戦闘の犠牲になるケースもしばしばだそうで、SUGV(「サグ・ビー」と読む)は、アイロボット社が開発した『パックボット』の小型・軽量版だそうです。パックボットは、重量が約20キロで戦車のようなゴム製のキャタピラを装備している。

米国の兵士はすでに、パックボットを使用し、アフガニスタンで洞窟の内部を捜索したり、イラクで道路に仕掛けられた爆弾を撤去したりしている。パックボットは先週もイラクでその威力を発揮した。爆弾を探知し、見事処理したのだ。「その際、ロボットが1つ吹き飛んだ」と、元米海軍中将で、現在アイロボット社の政府・産業向けロボティクス部門ゼネラル・マネジャーを務めるジョー・ダイアー氏は話した。「これは賞賛に値する。そのロボットが1人の兵士の命を救ったわけだから」と言っているが、いつ今度はロボット自体が人間を殺すようになるかもしれないのにだ。それに自国の兵士が死ななければ他国の兵士が死ぬ分には差し支えないのだろうか?

このほかにも様々な戦闘用ロボットを作っているようであり、偵察ロボットから攻撃ロボットへとますます進化していくことは明らかです。それに遠隔装置でロボットを操作して相手の兵士を攻撃すると言うのは、まさにゲームと同じ感覚になり罪の意識がどんどん薄れていくことに繋がります。米サイエンス・アプリケーションズ・インターナショナル(SAIC)社の副社長は「これにより米国は、地上戦における世界最強の軍事力を維持できることになる」と言っているように、人を殺すことが目的になってしまっているような感じさえします。

こんな会社に間接ながらも手を貸すなんていうことはまぴらな事です。こうしたことを単にビジネスとしてしか見ていないところに感覚が麻痺しているとしか言いようがありません。そうなってしまうと人間と言うものは恐ろしいものだと思ってしまいます。

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