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2011年2月 2日 (水)

がん発見の最先端技術!

がんの中では、大腸がんは肺ガン→胃ガン→大腸ガンの順に多いがんで、年間死亡者35,000人で、食生活の欧米化に伴いがん患者は毎年激増しています。特に女性の癌による死亡率の第一位は乳がんや子宮がんではなく大腸がん (男性では大腸がんは第三位)なのです。日本の女性は運動が少なくなった事も影響して、世界でも大腸がんが一番多いグループに入って来ていて乳がん、子宮がん検診だけでなく大腸がん検診が必要と言われています。しかしなかなか人はがん検診などと言うものには行かないのが実情です。

ちょうど少し前に、ガン探知犬の話を書きましたが、この場合は、犬の嗅覚が優れていることを利用してガン特有の臭いを犬が嗅ぎ分け、何のガンかを探し当てるものでした。犬の嗅覚は人間より1000倍~1億倍も優れているので、匂いを嗅ぎ分けるのは得意です。もちろん敏感なのは自然界にある匂いであって、化学物質の臭いには鈍感です。というわけで、空気中に漂っている臭いとか何かに付着している臭いなどは、臭いの濃度が低くても嗅ぎ分けることができるのを活用して、訓練した探知犬がいるのです。確率は高いですが、しかし発見率は100%とは行きません。

しかし今回のがん発見の最先端CTでは犬も真っ青になるほどの的中率を誇るものでほぼ100%です。それはCT検査なのですが、なんだCT検査なんてすでにしているではないかと言われそうですね。しかしそれがちょっと今までのCTとは違うのです。今までのガン検査と言うと例えば、大腸がんの検査ではお尻から内視鏡を入れて大腸のどこかにポリープなどのガンが出来ていないか調べるものでした。内視鏡の良い所はポリープなどを見つかればその場で切除できるところです。しかしそれでも、がん検診に行きたくない理由の一つに上げられるほど大腸内視鏡検査を嫌がる人が多いようです。そのためがん検診に来ないと癌センターの先生が嘆く理由もここにあります。

いままでのCT検査では装置の中に人が送られて行き体を輪切りに撮影して行きます。しかし今回の最先端CTでは輪切りにしていくのは同じですが、X線を受ける装置が回るのです。しかもペン(受信装置)の数が増えているのです。それが回りながら患者さんの体を輪切り状態にして撮影していくのです。だから詳しい画像が撮れるのですが、X線そのものは1つのままなので放射線を浴びる量と言うのは変わらないそうです。これで1mmのものまで見つけることができるのでほぼ100%発見できるようになったそうです。さらに今までなら見えないガンも発見できるようになったのです。さらにはガンの予想までできるようになったそうです。これは仮想内視鏡と呼ばれ、CTで内部画像を忠実に再現できるようになったのです。

しかも今までの内視鏡では先端部分の後ろ側は見ることが出来ないので、その部分にガンが隠れていると分からなかったのですが、今度のCTでは見落とすことはありません。それに驚くことに大腸を切り開いた状態の画像も見ることが出来るのです。普通は薬を飲んでひだを伸ばしておいてから見るのですが、それも必要なくなりました。ひだを延ばして見ることも可能なのです。このようなことが内視鏡を入れなくても、それ以上の精度で見ることが出来ると言うわけです。と言うわけでガンを見つけることが簡単で楽になったのです。ちなみに費用は3万円と目が飛び出るほど高くはありません。

現在のところがん検診において,有効性が認められているがんは大腸がん,胃がん,乳がん,子宮頸がんなどで,この中では大腸がん検診が最も有効あると言われています。また,肺がんのエックス線による検診は海外では有効性は認められておらず,国内ではやや有効という程度です。さらにこうした装置を設置している病院は全国で10箇所ほどあるそうですので、これらの病院は要チェックでしょう。

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