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2011年2月11日 (金)

最新の肺癌検査法!

肺癌とは肺に発生する、上皮細胞由来の悪性腫瘍のことで、90%以上が気管支原性癌、つまり気管・気管支、細気管支あるいは末梢肺由来の癌です。WHOの試算では、肺癌による死亡者数は全がん死の17%を占め最も多く、世界中で年間130万人ほどがこの疾患で死亡しています。日本では2005年の統計で、全がん死の19%を占め、男性では全がん死の中で最も多く、女性では大腸癌(結腸がんおよび直腸がん)・胃癌に次いで3番目を占めているそうです。

肺癌は喫煙歴がある50才代のグループにもっとも多く見られ、西側諸国では、肺癌は癌患者数の第二位に位置し、男性でも女性でもがん死のトップになっています。西側諸国では男性の肺癌死亡率は低下傾向でありますが、女性の喫煙者グループの増大とともに肺癌死も増加しているそうです。一般的な症状は、血痰、慢性的な激しい咳、喘鳴(ぜんめい)、胸痛、体重減少、食欲不振、息切れなどであるのですが、進行するまでは無症状であることが多いので注意が必要です。肺癌にかかる四大原因としてはタバコに含まれているような①発癌性物質、②放射線、③遺伝的感受性、④ウイルスなどが考えられています。

今までの一般的な肺がんの検査は、喀痰細胞診というものでしたが、この検査はとても大変なものでした。肺のどこかにがん細胞ができると、その一部がはがれ落ちます。すると外から入ってきたチリや埃などと一緒に痰となって体の外へと運ばれます。痰に含まれる沢山の細胞から形や大きさの違いをたよりに、がんなど異常な細胞がないか一つ一つ目で探していたので、手間のかかる検査で喀痰細胞診では痰の一部をプレートに乗せるので、がんであってもがん細胞が含まれないこともあるのが難点でした。

しかし自治医科大学付属病院の間野博行さんが、最新の肺がん超早期発見法を5年目に開発したのです。これは肺がんに関する世界的大発見があったのですが、その大発見をもとに画期的な超早期発見法が実現したのです。その正確さは正常な細胞100万個中にがん細胞10個でも見つけられるそう。その検査法というのは、まず痰に薬剤を混ぜて細胞を溶かします。それをいくつかの装置に入れたり出したりして4時間後に完成。それを紫外線に当てると分かるそう。ピンク色に輝と肺がん、何も光らなければ正常ということです。

がんに13回もかかりながら、現在健康に暮らしている女性(84歳)は、「がんになりやすい体質」を判定する遺伝子検査で陽性と判明、以後がん検診を欠かさず受けることで早期発見し事なきを得ています。実はこの方のがんは遺伝性のもので、リンチ症候群と言い、70歳までに大腸がんにかかる確率は70%、子宮体がんにかかる確率は40%だそうです。遺伝と言うと「避けられない」ように思いますが、定期検診することで、この方のように全部早期で発見、元気に暮らすこともできるのです。

日本人男性が生涯でがんになる確率は54%、日本人女性の場合は41%ですが、がん診の受診率は2割台で、その2割の人は健康に気をつけている人が多く、健康に気を遣っていない8割の危険な人たちが来ていないといいます。この最新の肺がんの喀痰細胞診検査では、主要な病院で受信も可能で、近く保険の適用も検討されています。しかし全ての肺がんにこの検査を使えるわけではないようです。

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