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2011年2月16日 (水)

世界のロケット打ち上げ実績

最近は日本のロケットの打ち上げ成功率も上がり95%となりました。これで日本もいよいよ欧米と互角並みに宇宙ビジネスに参加するチャンスがやってきたと言うわけですが、しかし実際にはまだまだ米国やロシアはともかくとしても欧州でさえもその差は大きいと言えます。また最近では中国のロケット技術も目覚しく、日本ではまだしていない有人飛行を2003年にすでに成功しているし、宇宙開発スピードの速さは驚くほどです。

そんな最近のいい例が中国製のステレス機の試験飛行です。まさか中国がアメリカしか持っていないステレス機を開発したこと自体が驚きでした。もちろんこの開発ですぐ実戦配備できるほどの能力ではない(まだ10~15年はかかるという)と言うものの、米国の情報機関は、中国は2020年まで「殲-20」を装備できないと見積もっていたほどで、米海軍情報部の部長は「開発速度は想像をかなり上回るほど」だと言うし、「中国は多くの武器分野で進歩している」と語っています。それほど想像を上回る中国の軍事技術は進歩をしているのです。

ちなみに中国の宇宙計画ではすでに金星や火星を目標にしており、中国は既に独自の火星探査計画を実施できる技術を持っており、火星探査機を開発し、自国のロケットでも打ち上げられると述べていて、2013年に独自の火星探査計画を実施したいと言っています。このように計画を着々と進めるところが一党独裁体制の中国ならではのものであり、だからこそ超長期計画に邁進できるし、反対に怖いところでもあるのです。ところが日本の宇宙計画はそもそも日本政府に長期ビジョンがないのですから、計画的に開発することすらままならないような状況です。民主主義とは時間がかかると言うもののこれでは中国にますます差をつけられてしまいます。

日本のロケット打ち上げの弱点は、打ち上げのチャンスが一日1回しかないと言う事です。それも決まった時間だけなのです。そのため1秒でも遅れれば打ち上げ延期となってしまいます。しかも打ち上げ場所が高緯度のため打ち上げすると軌道を修正しなければならず、そのとき余分に燃料を使うためロケットの寿命が短くなってしまうという欠点があるのです。と言うのも静止衛星は赤道上に打ち上げるのが基本のため、打ち上げ後に軌道修正しなければならないのです。しかしそれを克服するためロケットの改良が進んではいるのですが。

世界のロケット打ち上げ実積
日本         20回   1回  95,0%
欧州        199回  12回  94,0%
米国 アトラス  343回  42回  87,8%
米国 デルタ   340回  16回  95,3%
米国 タイタン  219回  20回  90,9%
ロシア       364回  40回  89,0%
中国       130回   10回  92,3%

こうして見ると世界の水準から見ると日本の打ち上げ回数は一桁少ないですね。いまのところ日本が海外から打ち上げ依頼を受けたのは韓国の1機のみです。さすがにこれでは寂しいですね。

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