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2011年1月 6日 (木)

10歳の少女が超新星を発見!最年少記録!

カナダの10歳の少女が超新星を発見しそうです。発見者はキャサリン・オーロラ・グレーさんと言うそうですが、オ-ロラちゃんとはいかにも天体か観測している両親のお子さんらしい名前ですよね。この2日、昨年の大みそかに撮影された画像を確認していた際、地球から約2億4千万光年の距離にある「きりん座」と言う銀河の中で見つけたそうです。この発見は何と最年少記録だそうです。10歳と言えば日本なら小学5年生だと思いますが、こんなに小さな時から天体観測しているなんてやっぱり両親の影響でしょうね。

太陽のように自分の力で光を発している天体は「恒星」と呼ばれますが、その恒星が生涯を終えるときに大規模な爆発を起こし、まるで星が新たに生まれたかのような光を放ちます。この爆発現象が「超新星」です。つまり恒星がその寿命を終え、最後にその銀河全体の明るさにも匹敵するほどの大規模な爆発で、超新星は新しく生まれた星ではなく死を迎えた星の最後の姿なのです。この超新星爆発と言う現象は非常にまれな出来事で、我々の銀河系ではほぼ400年に1回程度しか起こらない稀な出来事なのです。個々の銀河でも数十年から数百年に1つの割合で超新星爆発が発生しているそうですが、いずれにしてもそう簡単に発見できるものではないのです。

キャサリンさんとともに発見者となった父さんもアマチュア天文家で、超新星の発見はこれで7個目だそうです。昨年、キャサリンさんは父から、14歳の人が超新星を見つけたという話を聞いて自分も探し始めたそうで、同じくアマチュア天文家仲間のデービッド・レーンさんが去年の年末に望遠鏡で撮影した画像の中から2日、恒星が爆発してできる超新星を発見し、「超新星2010lt」と命名したというわけです。レーンさんからお父さんに電子メールで送られてきた52枚の画像の中の4枚目をチェックしていて超新星を見つけたもので、「きりん座」の「UGC3378銀河」の中にあり、地球からの距離は2億4000万光年だそうですがちょっとピンと来ないですね。

少々予断になりますが、「死体を残さない最大の超新星爆発」と言う極めて珍しい種類の爆発だったと言われているものがあるそうです。それは超新星SN 2007biで、太陽の140倍以上の質量を持つ超大質量星が起こすと理論上考えられていた「対不安定型超新星爆発」を起こしたとみられる星です。ほとんどの超新星爆発は、ブラックホールか、中性子星と呼ばれる非常に密度の高い星の残骸を残します。しかしこの対不安定型超新星爆発の場合、爆発のエネルギーが非常に大きいため、星全体が吹き飛び、残骸が残らないというものです。ただ、太陽の100倍を超える質量の星は極めて少ないため、それが超新星爆発を起こす瞬間をとらえるのは非常に困難であったそうです。

大質量星は通常、核融合を続けるための物質が尽きると死に至り、中心核には鉄のみが残される。核融合が止まると、それまで中心核から放出されていた光子の流れも止まるのだそうです。星が生きている段階では、この光子の流れは星の外側へ向かう圧力となり、星が自身の重力によって崩壊するのを防いでいるのですが、この圧力がなくなると星は崩壊し、超新星爆発が起きるのです。爆発の過程で中心核の収縮が進み、ブラックホールか中性子星が残されますが、非常に大きな質量の星の最期は、これとは異なり、核融合が止まると中心核の温度が急激に上昇し、光子が分解し電子と陽電子の対が生成されるそうです。その結果、星の温度と圧力の関係が不安定になり、星が跡形もなく消え去るほどの巨大な爆発が起きるのだそうです。星の残骸はすべて宇宙空間に飛散するのですが、ガス雲が拡散する様子がしばらく観測できる場合もあると言います。

こんな超新星爆発もあると言うことでまだまだ宇宙は広いので分からないことだらけですね。だから楽しいのでしょうね。

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