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2011年1月10日 (月)

月内部の水は彗星からだった。ひょっとした地球も!

月の内部に存在する水は彗星が月に衝突したときにもたらされたと推定されると北大教授らの日米の研究グループが発表しました。しかしもともと月には水が存在するのではないかと考えられていたのです。と言うのも、南極付近のクレーター内部には太陽との角度との関係によって、ずっと光が当たらないところがあることから、もしかするとこの中には氷の状態で水があるのではないか?ということでした。

そのことを確認するため、2009年6月に観測衛星「エルクロス」を打ち上げ、ブースターと観測機自体を月の南極部分にぶつけ、舞い上がったチリを観測することで、水があるか無いかを調べたのです。その結果、氷が熱によって蒸発した水蒸気が観測され、月には水があることが確認されたのです。しかも予想よりも多くの水がまとまって存在していることも判明しました。それが分かったのは209年11月のことでした。しかしなぜ月に水があるのかまではわかりませんでした。そして今回、その原因が今回分かったと言う事です。

これまでの学説では、月は約45億年前、原始地球に火星クラスの惑星が衝突し、地球から分かれてできたとされる説が有力となっています。そして月の南極付近に水があることは分かっていたそうですが、月誕生時にあった水はすべて蒸発してなくなったと考えられてきました。だから月から石を持ち帰ったアポロの回収した石は地球の水蒸気に汚染されただけとの説が長く信じられていました。しかし「エルクロス」によって月には水があることが確認されたのです。

そこでアポロの持ち帰った石を調べなおしたところ今回の発見となったのです。つまり技術の進歩で今までは分からなかったことが分かるようになった事が新たな発見へと繋がったわけで、今回の発見は採取したサンプルを長く保管しておけば、技術の進歩でそのときには分からなかったことが分かることもあると言う証明にもなったのです。と言うことは、採取したサンプルは長く保管しておくことも重要だと言うことも言えたのです。

今回は、結晶中に水を保つことが出来る鉱物アパタイトに目をつけ、そのなかにある水に注目したのだそうです。そして同位体顕微鏡を使って天体の種類ごとに固有とされる水の水素同位体比率を分析したそうです。その結果、4箇所で採取した10サンプルにあった水の同位体比率は地球の水とは異なり、彗星と同じであることを突き止めたのです。このことから月の内部の水は、月が形成された約45億年前に月に存在したマグマの海に落下した彗星に含まれていたもので、その後固まったと結論付けたのだそうです。

つまり月の形成後に氷と岩でできた彗星が次々と衝突し、溶けた水が石に閉じこめられたと推測したのです。と言うことは「彗星は月だけでなく、地球にも落下していたはずで、地球の水の起源を探る突破口になるかもしれない」と惑星科学の教授は言っています。そういう意味でも今回の発見は重要な発見ですね。

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