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2010年12月23日 (木)

宇宙旅行まであと1歩!

いよいよ宇宙旅行のできる日が近づいています。もちろんSF物語に出てくるような長期間の宇宙旅行ではありません。ごく短時間での宇宙旅行気分を味わうと言う程度のものですが、それでも一般の人が宇宙旅行を体験できる日がついに迫って来ているのです。この話はすでに以前から進められていたもので、計画事態は多くの方が知っているし、初飛行を目指して申し込みをしている人もたくさんいます。それに旅行会社でもその宇宙旅行を希望する人の募集をしているのはご存知の通りです。

今、宇宙旅行を計画しているところは2つあって、1つはVGと言ってヴァージン・ギャラクティック社です。これはイギリスの航空会社ヴァージン アトランティックと米SGスケールド・コンポジット社との合弁会社であり、VG社では高度110キロメートルまで飛行し、その後折り返して地球に帰って来るというもので、それにかかる往復時間は2時間の予定だそうです。結局、その2時間のうち無重力状態を体験できる時間はと言うと、完全な無重力になる時間はおよそ6分間となっていてかなり短い時間ですが、それでもう宇宙空間(宇宙空間とは地上から100km以上の空間を言う)での滞在時間は25分だそうです。今までなら地球を眺めることが出来ると言うのは宇宙飛行士しかできないことであり、そういう意味でも一般人(と言っても金持ちだけです)が宇宙旅行を体験できると言うのは貴重な体験です。

そこから地球を見て一番、感じることは「地球の美しさ」に感動することでしょう。それから気付くことは、地球を覆っている空気の層がいかにも薄くて儚い存在だと言うことです。しかし何よりも感じることは宇宙から眺める地球は小さく、地球は一つと言うこと、つまり地球には国境線は存在しないと言うようなことを宇宙飛行士も言っていたし、こんな小さな星で人間同士がいがみ合っているのかと思うと、世界観が変わるとも言っています。今回の宇宙旅行ではそれと同じことを実感できる貴重な体験となることでしょう。ちなみに参加費用は20万ドル(2000万円)ですが、今はちょうど円高ですので80円としても1600万円もかかることになります。しかし申込金はたぶんもうすでに支払われているでしょうから円高も関係ないかもしれませんね。

VG社の往復機「スペースシップ2」は社員十数人のスケールド・コンポジット社が独自開発した翼付きのロケット「スペースシップ1」が元になっています。切っ掛けとなったのはXプライス財団が、民間の力だけで高度100km以上に達したチームに賞金1000万ドルを与えるコンテストをしたことです。その条件はパイロットを含め3人相当の重量を積み、同じ機体で1週間以内に2回飛行するというものでした。7カ国20チームが挑戦し最終的に残ったのがSC社だったのです。この創設者は天才的な航空機設計者バート・ルタンと言う人でした。この人は無着陸世界一周を成し遂げたプロペラ機ボイジャー1号の設計者だった人です。

この人の変っているところは風洞実験の代わりに自動車に模型をつけて全速力で走行しデータを取り、あとは試験機を飛ばしながら改良するというのが彼の流儀だそうです。そして地上から打ち上げるより空気の薄い高度から打ち上げる方法で2004年4月についに100.1キロメートルに到達したのですが、そのときのパイロットメルビルは63歳だったそうで墜落寸前だったそうです。9月にメルビルは再び挑戦し102.9キロメートルに、その5日後に51歳のブライアン・ビニーが112kmに到達して、賞金を手にしたのです。これに目をつけたのがヴァージン航空だったのです。SC社と共同企業を設立し6人乗りの往復機「スペースシップ2」の開発に着手していったのです。そして米ニューメキシコ州の砂漠に世界初の宇宙空港の滑走路が完成したのです。すでに300人以上が予約しているそうです。ここの旅行代理店となっているのがクラブツーリズムです。

もう一つはロシアのエネルギア社が開発中の往復機で宇宙旅行を計画しているのが米スペースアドヴェンチャーズ社です。こちらの代理店となっているのがJTBです。早ければ来年にも一般人対象の宇宙旅行が始まります。

さてこの2社による宇宙旅行客の争奪戦はどうなるでしょうね。

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