最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 韓国人気女性グループ以外のアーティストの曲 | トップページ | 「あかつき」金星周回に失敗! »

2010年12月 7日 (火)

中国スパコンの実力は?

今回のスーパーコンピューター(スパコン)の性能ランキングでなぜ中国は高速化ができたのか?ランキング1位になったのは中国国防科学技術大学が開発した、天津国立スパコンセンターの天河1号Aで性能回数は1秒当たり2566兆回だったのです。前回首位の米オークリッジ国立研究所のジャガーの1759兆回に大差をつけたのです。しかも中国の深せん国立スパコンセンターの星雲も1271兆回となり3位に入っているのです。しかしこの国防科学技術大学と言うのが何となく不気味です。軍の関連の研究所が開発したスパコンが1位にということは軍の影響力が強いということで、高性能のスパコンを手に入れたと言う事になるからです。軍と言えども中国に変りはないと言うかもしれませんが、今、中国は軍の力が大きくなっていると言われているおり、こうしたものまでにも軍の影響力が入ってくると言うことに危機感を感じます。

1位と3位のスパコンに共通しているのは、計算装置にGPUと呼ばれる画像処理用の半導体プロセッサーを多数使っていることだそうです。そうことであれば何も中国でなくとも米国や日本でもそうしたチップを多量に使えばスパコンの高速化ができるはずだと考えられるわけですが、そうしていないと言うことには何かそうしない原因があるのでしょうね。近年のスパコンはパソコンを多数繋いだタイプの設計が主流だそうです。つまりCPUを束にしてこれらがそれぞれ分担して同時並行的に計算を進めるのです。だからこれらをたくさん繋げば計算も速くなると言うわけです。こんな話を聞いたことがありませんか。家庭にあるパソコンの空いている時間を使って、全世界のパソコンを繋ぎ宇宙生物の探査などに使っていると言う話です。だからパソコンの数が多ければ膨大な量のものでも計算をすることができるわけです。それと似た発想で造られていると言うことだと思います。

もっと簡単に言えば人手を多く使って物を進めるのが得意な中国自身のように多くの人で分担して計算すれば速いということです。天河1号Aの場合はCPUを約1万4千個、GPUを約7000個それぞれ使っているのですが、計算能力の約8割はGPUがやっているそうです。実はGPUを世界でも始めて開発したのは東工大でその最新機種TSUBAMEは約1192兆回で4位に入っています。つまりスパコンの性能を上げるためにはGPUを使うのがトレンドだそうです。中国はそれを敏感につかみ素早く開発したことがトップ性能に繋がったと見ているそうです。

となると2012年頃のランキングはどうなるかと言うと、米国が首位を奪い返すのが有力であるが、中国がGPUを使った新たなマシンで再びトップになる可能性もあると言います。一定の人数の中に一定の優秀な人が1割いるとすれば、人口の多い中国のほうが優秀な人の数が多いと言うことになります。もちろん能力のレベルも問題ですが、アメリカ帰りの優秀な人材がどんどん中国に帰国し、こうした開発に携わっていると言うことで、決してアメリカが優位とは言い切れません。まして人口が10分の一の日本は質でそれを補うしかなく、さらに資金も不足しているとなればトップ奪回どころか今の水準を保つのも大変ではないかと感じます。大丈夫だろうか日本は!

« 韓国人気女性グループ以外のアーティストの曲 | トップページ | 「あかつき」金星周回に失敗! »

宇宙・サイエンス・科学技術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 中国スパコンの実力は?:

« 韓国人気女性グループ以外のアーティストの曲 | トップページ | 「あかつき」金星周回に失敗! »