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2010年10月 8日 (金)

秋の代表曲「枯葉」

AUTUMN LEAVES by  Roger Williams
http://www.youtube.com/watch?v=rG1rMzSf3Ek

いよいよ本格的な秋になりました。秋と言うと真っ先に思い出すのが名曲「枯葉」です。私はこの曲が好きでよく聴きますが、その中でもこのRoger Williams.が演奏する枯葉が一番好きです。華麗で儚く枯葉が舞って行く様にはまさに枯葉の情景を想い起こさせるに十分な演奏です。

実はこの曲が発表された時、拍手喝采で歓迎されたわけでありませんでした。この曲ができたのは1945年のことで、ジョゼフ・コズマが作曲し、後にジャック・プレヴェールが詞を付けたシャンソンですが、こんなことを書くとそんなこと知っているよと言われそうですね。しかし作曲者って意外と知られていないと思うのですがいかがですか?

ミディアム・スローテンポの短調で歌われるバラードで、6/8拍子の長いヴァース(序奏部)と、4拍子のコーラス部分から成り、その歌詞は遠く過ぎ去って還ることのない恋愛への追想を、季節を背景とした比喩を多用して語るもので、第二次世界大戦後のシャンソンの曲として、世界的にも有名なスタンダード曲です。とは言ってもフランス語は分からないので過ぎ去る恋愛への追憶というものを、季節を通して比喩していると言われてもちょっと理解できませんが、それでも美しくも儚いなかにも華麗なピアノの演奏は見事に枯葉を表現していると感じられます。

これは1946年に製作されたマルセル・カルネ監督の映画「夜の門」の挿入歌として使われたそうですが、そのときは新人歌手だったイヴ・モンタンによって劇中で歌われたのです。そしてこれが「枯葉」のオリジナルとなったのですが、じつは映画も曲もともにヒットしなかったそうです。不思議ですよね。こんなにすばらしい曲だったのにも関わらずヒットしなかったのですから、やはり新人歌手だったと言うこともあったかもしれません。それが証拠に、当時人気があった知性派のジュリエット・グレコ(シャンソン歌手)が歌ったとたん「枯葉」は世に知られるようになったのです。今ではすっかりシャンソンと言うよりジャンルの枠を超えた世界の名曲(スタンダード曲)となって人々に知られています。

この曲はいろいろな人が歌っていますが、その中でも女性歌手コラ・ヴォーケールが1948年にこの曲を歌って何度か録音も行っていて、彼女の抑制された端整な歌唱によるヴァージョンはこの曲のもっとも優れた解釈の一つであり、アメリカの大学においてフランス語の授業に「フランス語の美しい発音のサンプル」として使われたというエピソードもあるそうです。余談ですがこのコラ・ヴォーケール(Cora Vaucaire) の歌う曲のなかにはとても怖い歌があるそうです。歌詞の内容は、夫との楽しかった思い出の日々で、ヴォーケールはゆったりと懐かしい思い出の数々を歌っています。そして気持ちよく聴いていると、最後に、今その夫を殺してきたところだと歌うのだそうです。意外とこう言うのって昔の童話にもありますよね。意味を知るとびっくりするときがあります。

これはお手本になっていたと言われていた人の歌声です。
Les Feuilles Mortes(Autumn Leaves) by  Cora Vaucaire
http://www.youtube.com/watch?v=Vu0kZR-dIKg

Autumn Leaves  by  Yves Montand(最初に映画で歌ったイヴモンタンの歌)
http://www.youtube.com/watch?v=kLlBOmDpn1s
枯葉の和訳です。
ああ 思い出せる限りのことを思い出してほしい
僕達が恋人同士だった頃の幸せな日々を
あの頃 人生はもっと美しかった
そして太陽の光は今よりももっと輝いていた
枯葉がシャベルで寄せ集められる
わかるかい 僕は忘れなかったよ
シャベルで寄せ集められた枯葉
思い出と後悔と共に
北風がそれらを運んでゆく
忘却の寒々とした夜の中に
わかるかい 僕は忘れなかったよ
君が僕に歌ってくれた歌を

それは 僕達二人のことによく似ている歌
君は 僕を愛し そして 僕は君を愛していた
二人はいつも二人で生きてきた
僕を愛していた君 君を愛していた僕
でも 人生は愛し合う二人を分かつ
音も立てずに 静かに静かに
そして波が消し去ってゆく 砂の上の
別れた恋人達の足跡を

枯葉がシャベルで寄せ集められる
思い出と後悔と共に
でも僕のひっそりと変わらない愛は
いつも微笑み そして人生に感謝する
僕はとても君を愛した 君はとても美しかった
どうして 君は 僕に君を忘れろと望むんだろう
あの頃 人生はもっと美しかった
そして太陽の光は今よりももっと輝いていた
君はとても優しい恋人だった
でも 僕には後悔することしかない
そしてあの君が歌ってくれた歌を
いつまでも いつまでも 僕は聞くことだろう

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