無料ブログはココログ

« 脈が速いと短命ってほんと? | トップページ | 国立がんセンターによる大規模追跡調査 »

2010年9月14日 (火)

以前は「哈日族」、今は「哈韓族」

「哈日族」とは、すでによく知られた言葉ですが、今一度書くと、主に日本のアニメや服装、流行音楽、電化製品など、日本の流行文化に関心の高い若者を指す言葉です。そもそもは台湾の漫画家「哈日杏子」と言う人の本から来た造語で、「哈日族」(ハーリーズと読むの)の「哈」(ハー)とは「好きでたまらない」という意味です。近年では香港をはじめ、中華人民共和国やその他中国語文化圏でも通用するそうです。また親日派という言葉の代わりに「日本に対して好意を持つ人」という意味でも使われています。そして今では日本の伝統文化も含むようになったそうです。ということで日本のある物事に夢中になると「很哈日(とってもハーリーだね)」と呼ばれるそうです。日本人としてもこう言う具合に呼ばれると言うのは嬉しいことです。

しかし今では「哈日族」というこの言葉も死後になりつつあるようです。最近では日本の流行文化よりも他の国に関心が移りつつあるという事のようです。他の国とは韓国です。何で韓国って日本の「哈台族(ハータイズゥ)」の人から言われそうですが、それは日本の番組を専門に扱うケーブルテレビ局「韓来日本台」と言うのがあるそうですが、この局が台湾に日本の番組をいろいろ流したことで、日本の大衆文化を好む若者をさす「哈日族」ブームが起きたことに一役買ったと言うこともあったのです。日本で韓流ブームが起きたのはあの「冬ソナ」ブームが大きく影響したことはよく知られていますが、こうしたことがいま台湾で日本での「冬ソナ」現象が起きているのです。ということで台湾に韓流ブームが起きて、「哈日族」から「哈韓族」に移っているということのようです。

そこでやっと遅まきながら日本も、いま放送中のドラマで綾瀬はるか主演の「ホタルのヒカリ2」を台湾のテレビ局でも放送することになったのです。実際は5週間遅れですが、日本で放送中のドラマを台湾のテレビ局が放送するのは初めての試みで、主演女優が宣伝のため訪台するなど日本側も積極的になっているそうです。つまりやっと日本も危機感を持ち始めたと言う事です。物作りで負け始め文化でも韓国に負け始めたのではちょっと情け過ぎます。今までだと日本の放送番組を台湾で放送できたのは日本での放送が終了して3ヵ月あとで、日本側が宣伝で台湾側に協力することも少なかったそうです。

しかしその間隙をぬって台湾を席巻したのが韓国ドラマだったのです。韓国は日本と違って番組事情に合わせて長さを調整しても文句は言わないし、人気が出れば、出演者のバラエティー番組を売り込み、さらにはコンサートを開催すると言う具合に、総合的に台湾市場を攻めてくるそうです。この姿は韓国のサムスンとかLGなどが行っているやり方と全く同じ手法であり、日本企業が世界で韓国に敗退している姿とそっくりではありませんか?こんなことをしていれば世界で日本ブームと言って喜んでいる間に、韓国や中国にどんどん侵食され気がついた時には手遅れになって日本に関心を持つ国がなくなってしまわないかと心配になります。

そうは言うものの台湾ではまだ総合的な文化の影響力と言うものはまだ日本のほうが強いのですが、しかし芸能と言う面だけで見ると、今では完全に韓国が上回ってしまったそうです。そういう意味で「哈日族」は死語になりつつあると言うわけです。ではなぜ韓国は台湾のような人口の少ない国を相手にそんなに頑張っているのかと言うと、実はその先を見据えているからなのです。どうも日本にはこうした戦略と言うものが政治にも見られないとことが今の日本の衰退している原因の一つではないかと思ってしまいます。それは中国と言う市場を先に見ているからなのです。台湾を入口にして最終的には中国に食い込もうと言う戦略なのです。それなら香港があるではないかと思いますが、いま台湾は馬英九総統の元で中国との経済交流をどんどん進め中国との垣根を低くすることを狙っているからそれを利用しようと言う事です。

このようなやり方で成功した先例が韓国にはあるのです。それはサムスン電子の携帯電話や現代自動車の乗用車が浸透して中国市場で成功した要因には、韓国ドラマの存在が大きかったのです。文化を使って相手国に食い込む手を今度は台湾経由でしようと言うのは、台湾の馬政権と中国での自由貿易圏の確立を目指す経済協力枠組み協定が発足し、中台企業ががっちり手を組むことでチャイワン(中国、台湾)が日本や韓国など外国企業を締め出す結果になることを警戒してのことです。だから韓国はそれを逆手に取って、例えば、台日中の共同制作ドラマを中国のゴールデンタイムに放送することも可能になると考えているのです。親日派の多い台湾で根を張り続ければ中華圏市場を攻略する武器になると考えているのです。

と言うことで、今までのように単なる「親日国家台湾」ということではなく、中華圏市場を睨んでの戦略がなければ中華圏から追い出されてしまうし、台湾だっていつまでも「親日国」と思っていれば、気がついてみれば「親韓国」なんて言うことにもなりかねません。

« 脈が速いと短命ってほんと? | トップページ | 国立がんセンターによる大規模追跡調査 »

経済・金融・投資」カテゴリの記事

コメント

最近中国人の観光客も多いし日本も頑張ってるとおもいますよ。

ヨーロッパでは日本ブームなんて話ヨーロッパに行って来た人から結構聞きますし!

妄想だよ
ブログって自由でいいですね

現地に済んでおりましたが、まったくそんな事実はありませんよ。

これって本当でした・・・。
うちはよく海外旅行をしているのですが


最近、台湾に行ってもドイツに行っても
みんな韓国にはまってて
(ドイツのアジアンポップランキングトップは
K-popばかりでした汗)
ちょっと寂しかったのです・・・。

よかったです。皆さん書き込んでくれた人たちは、
そんなことはないと言う人ばかりでしたので、
「本当でした」と書いてくれる人がいて
ほっとしました。ありがとうございます。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/218364/49444344

この記事へのトラックバック一覧です: 以前は「哈日族」、今は「哈韓族」:

« 脈が速いと短命ってほんと? | トップページ | 国立がんセンターによる大規模追跡調査 »

フォト
2012年5月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

プッチ