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2010年8月 6日 (金)

借金大国日本が、今だなぜODAを!

昨日、池上彰の番組で借金が973兆円(10年度末)もなるような借金大国日本が、まだなぜODAをしているのかと言うこと解説していました。今年も6000億円もの金額をODAに使っていることから、他国へ援助している場合ではないのかと言う質問が多かったそうです。さらには経済大国と言われるようになった中国にもまだ援助が続いていると言うことで、そうした疑問が出ても無理からぬことです。現に国家財政は税収が50兆円でしかないのに支出は90兆円ともあるのですから、そんな場合ではないだろうと言われても仕方のないところです。

そもそもODAとは政府開発援助の意味で、国際貢献のために先進工業国の政府および政府機関が開発途上国に対して行う援助や出資のことです。これには2国間援助と国際機関への出資と言う2つの方法があります。2つ目のものは、世界銀行への出資で現在はアメリカに次ぎ多くの資金を提供しています。1つ目のものは、さらに3つに分かれ、無償資金協力のものと、有償資金援助のものと技術協力する方法があります。1番目のものは第2次世界大戦で日本が戦争で迷惑をかけたと言うことで賠償する形でするものです。2つ目は、最近ではアフリカや中近東に多いのですが低金利で貸すもので、特にアフリカへの援助が目に付きます。3つ目のものは、資金の提供はせず専門家を派遣して技術指導するというものです。

こうした援助額の累積は今まで32兆円にもなるそうです。そしてどのくらいの国に援助しているかと言うと200ヵ国中189ヶ国がその恩恵を受けていて、先進国を除けばほとんどの国に援助をしているわけです。なぜこんなに世界中に援助しているのかと言うと、もともとOEDと言う組織が世界の貧困をなくすためにしていて、日本もそれに協力しているというわけですが、日本は敗戦後の資金も物資のないとき、食料から石炭、小麦、脱脂粉乳など多くの物資を援助してもらったことがあり、そのお陰で国民も餓死せず経済的な復興を果たしたという経緯があったのです。

余談ですが、ただこうした援助の中には例えば、小麦などはアメリカから大量の援助を受けているのですが、これは当時アメリカで小麦が大量に余って困っていたのですが、日本に援助することで一石三鳥になったと言う話はよく聞く話です。と言うのはこれで日本の食卓の西欧化(給食などでパン)が進み、結果的に小麦の消費が増え、日本に新たな小麦の市場ができ米国にとっては願ったり叶ったりの政策だったのです。つまり余剰小麦が掃け、日本に恩を売り、新たに小麦の輸出市場を確保したと言うことになるからです。本来外交と言うものはこういうことだと思うのですが、日本はこうした点は下手ですよね。とは言えこれで日本も助かったのも確かなことです。しかしこれがもしお米だったらどうだったでしょう。また話は変わっていたかもしれませんね。

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