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2010年7月17日 (土)

宇宙開発も新たな段階へ!

宇宙にはいくつもの巨大星が存在するのはご存知のとおりですが、その巨大星の爆発が1~2ヶ月に1回はあるそうですが、そんな頻度で巨大星の爆発があるなんて花火のような感覚ですね。やっぱり宇宙と言うのは広いですね。そんな爆発をあのイカロスが観測に成功したと言う記事がありました。地球から130億光年ほど離れた場所で太陽の30倍ほどの重さの星が爆発したそうですが、爆発のときに放出するガンマ線の中の特定成分を観測できれば世界初の成果となるそうです。前回の帆の展開に続き早くも次の成果が出てきたわけで日本の技術の高さを証明するものと言えます。

これとは別にJAXAは小惑星探査機「はやぶさ」の後継機、はやぶさ2の概要を明らかにしています。そしてその製造費を盛り込むかどうかの結論を8月上旬にも出すそうです。概要によれば、後継機の「はやぶさ2」は2014年に打ち上げることを想定していて、地球から約3億km離れたイトカワの近くにある1999U3と言う小惑星を目指すのだそうです。この小惑星はC型と言うタイプで、S型に分類されるイトカワよりも炭素などの有機物が多いとされていて、着陸し鉱物や有機物などを持ち帰る予定です。そして異なる小惑星を比較することで、46億年前に誕生した太陽系の誕生の起源をより詳しく解明できると見ています。

前回と異なるのはエンジンなどは同じですが、後継機はカプセルを地球に送り込んだ後、機体の本体は別の天体の探査に向うということです。つまり次回は複数の任務を可能にする機能を持たせるというものです。それと前回は地球に帰還するまでに4年の計画が3年遅れているので、後継機では確実に帰還できる技術が求められます。製造費は百数十億円かかると見込まれていています。そしていよいよ日本の宇宙技術も世界が認める段階に入ったわけで、科学技術の向上とその経済的波及効果と言うのは大きいものがあると思われます。

しかし最近では米・ロ・欧はもちろんのこと中国やインドも探査機の打ち上げに参入してきています。したがって宇宙の誕生や生命の起源の解明が期待される一方で、宇宙の資源の取り合いが始まるかもしれないと言う要素も絡んでいます。そんな中、「はやぶさ」の成功で日本の宇宙探査計画に追い風が吹きそうだと言います。それは予算難から頓挫しかけていたイトカワの後継機開発が息を吹き返す可能性が出てきて、月探査計画も本格化する見込みだといいます。これはロボットを使って月の南極地域に探査基地を作るという世界初の試みになるものです。

まず15年に車輪型ロボットを送り込み地震計などの観測機を月面に設置するというもので、太陽電池とリチウムイオン電池を組み合わせ電源を賄うというものです。そして20年には基地を完成させ、ここを拠点に別のロボットが月面を移動しながら岩石などの資料を採取し地球に持ち帰るというものです。ここに「やぶさ」のノウハウが活用できるのです。さらには日本の二足歩行ロボットの制御技術なども生かせそうだと言います。そんなわけで将来の有人探査も視野にいれると言います。

なぜ月の探査かと言うと、月の起源を調べれば太陽系の成り立ちが分かる可能性があると言うことで、太陽系が誕生した46億年前の状態を比較的良く残しているからなのだそうです。さらには月のマントルを構成する主要物質カンラン石がむき出しになっている場所があり、米ロもまだこれを持ち帰っていないので、試料を採取できれば月や太陽の研究をリードできる可能性があると言います。

また中国・インドも将来の鉱物資源などの権益確保を狙い、月の探査準備を本格化しているとされています。それは有用な鉱物がどのくらいあるかは不明ですが、チタンを含むイルメナイトなどがあることが分かっています。さらには核融合発電の燃料に使えるヘリウム3ガスも豊富だとされています。宇宙の資源は人類共通の財産と言うと言いたいところですが、いずれ国際的な権利関係の問題が出てくると予想されています。だから日本ももっと貪欲になるべきだというわけです。

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