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2010年5月14日 (金)

始祖鳥はグライダーだった!

約1億4000万年前に生息していた始祖鳥や約1億2000万年前の孔子鳥は、翼を持つことから最古の鳥とされていますが、羽ばたくことはできず、飛ぶときは羽を広げてグライダーのように滑空していたのではないかという研究が発表されました。今までは大胸筋の発達具合や胸骨の表面積を分析する方法が主流だったので、化石では正確に調べることが難しかったのです。しかし今回は別の視点から研究したことで最古の鳥の考え方や議論に影響すると言います。と言うのは「羽ばたき飛行ができないとなれば、将来、始祖鳥や孔子鳥の進化上の位置づけを恐竜に分類し直すことになるかもしれない」と言っています。

およそ1億4000万年前のジュラ紀に生息していた始祖鳥は、歯やしっぽがあって、は虫類の特徴を持つ一方で、体に羽毛が生えており、最古の鳥とされています。大きさや概形はカササギに近く、前足に羽根が並んで幅広で曲線的な翼を形成し、後足は基部には羽根が密生していますが半分くらいです。また全身に羽根が生えており、体長は長い尾も含めて50cm程度であり、胴体部はその半分程度ですが、さらに小さいのもいるそうです。これらの特徴は現生の鳥類に似ているのですが、鋭い歯を備えた顎を持つ点、鉤爪のある3本の指を持つ点、そして長い尾部に骨を持つ点などが違っています。始祖鳥は進化と中間種化石の意義を考える上で、現在もくすぶる論争の火種となっているのですが、これが見直されるかもしれません。

研究はイギリスやアイルランドの古生物学者が始祖鳥など初期の鳥類の化石を分析し、まとめたものです。しかし、今回、研究者が分析したところ、始祖鳥や孔子鳥の化石から風切羽根の長さと羽根の中央にある羽軸の太さを測定したのだそうです。長さは現代のユリカモメ、シロエリハゲワシモリバトワタリアホウドリなどほぼ同じですが、羽の軸の部分が半分以下の直径1ミリ程度とかなり細いことがわかり、研究者たちは、始祖鳥は羽ばたくことができず、グライダーのように滑空して飛んでいたのではないかとみています。始祖鳥の飛行能力については以前から専門家の間で意見が分かれていたもので、古代の生物に詳しい国立科学博物館の真鍋真研究主幹は「恐竜から鳥への進化の過程を探るうえで重要な研究だ」と話しています。

現在の4種の鳥は体重の6から13倍の風圧に耐えられる強度を持っていますが、始祖鳥は同0,5倍、孔子鳥は0,39倍と自分の体重を下回ることから、自分の体重程度の風力に耐える構造をしていないため羽ばたくことができないというものです。そのため翼は木の枝から滑空するしか使えなかったであろうと結論付けています。そのため枝には足でよじ登っていたのではと推測しています。

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