最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 東北新幹線320kmの時代へ | トップページ | 今日は城の日「城と桜」by YouTube »

2010年4月 5日 (月)

涙はストレス解消の手段

転勤や退職などこの時期は涙を流す人もいるかもしれません。人間は大きな喜びや悲しさを感じると、涙を流す動物で他の動物には見られない特徴があります。どうして人間だけが感極まったりすると涙を流すのかはまだよく分かっていません。

それでは他の動物と同じく流す涙とは何かと言うと、それは目の作りから来るもので目を乾燥や細菌から守るために常に分泌されている涙です。目を保護する目的のためにこのような作りになっているということで、これは他の動物でも同じことです。まぶたや目頭の周辺に密集する涙腺からは一日平均1から3ミリリットルの涙が出ているそうです。これが目の表面の角膜が乾燥して痛まないように保護しているのです。

二つ目は反射分泌と呼ばれるもので、例えばたまねぎを切ったときや目に砂が入ったときなどの目に異物が入ったときにそれを洗い流すために分泌される涙です。これも他の動物も同じことで、人間となんら変りはありません。

3つ目にくるのが人間特有の涙で、悲しいときなどに流す「感情」の涙です。この涙は人間が進化する過程で新たに得た能力と言われています。つまり「感情」の涙は、表情を使ったコミュニケーション能力が発達した人間が、他人に自分の感情を伝えるために流すようになったもので、悲しいと言う感情を相手に伝えるためのものと考えられています。あるときストレスの結果生じた化学物質が涙の中に溶け出しているのではと仮説を立てた人がいました。しかし追試をした結果そうでないと否定されました。

それと現実は大きな喜びや深い悲しみに共感して涙を流すのですが、中には嘘泣きや嘘笑いなど、俳優などは演技でそれを表現してしまいますので、信用できない部分はありますが、基本的には喜びや悲しみに共感して流すのです。しかし今では本能的なものから人為的なものまで自由自在にコントロールできるようになったということは、それだけ人間がより高等生物に進化!!していると言うことなのでしょうか?

ちょっと話がそれましたが、最近では脳科学の研究から答えが出そうだとしています。それは涙を流す前に起きる共通の変化を見つけたというものです。額のほぼ中央に当たる正中前頭前野と呼ぶ場所の活動が急激に高まるのだそうです。この領域は高度な精神活動をつかさどる前頭前野の中でも特に共感に関係するところだと言います。

涙腺を刺激するのは神経の興奮を抑える副交感神経で、日中働く交感神経とは違うそうです。研究者によれば、正中前頭前野は起きながらにして副交感神経を働かせる引き金の役割を担っているのだそうで、ストレス解消の効果は一晩の睡眠に匹敵するほど大きいそうです。


ということで、喜びも悲しみも一種のストレスだとしています。社会生活を送る中で人間はストレスを解消する手法を見つけたのではないかと言っています。

« 東北新幹線320kmの時代へ | トップページ | 今日は城の日「城と桜」by YouTube »

宇宙・サイエンス・科学技術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 涙はストレス解消の手段:

« 東北新幹線320kmの時代へ | トップページ | 今日は城の日「城と桜」by YouTube »