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2010年3月10日 (水)

シワ取りに使うボツリヌス菌

最近の美容整形で行われているものに、シワをとる治療に使われているものがあります。女性の方なら知っている人は多いかもしれませんが、それはボツリヌス菌を使ったプチ整形です。ボツリヌス菌と言うと食中毒を引き起こす原因となる菌で、毒素が呼吸筋に影響を及ぼし、死に至らしめる危険な菌です。

そんな危険な菌ですが、ボツリヌス菌A毒素を製剤化したボトックスというものを使っているので危険はないというものです。そしてこれを注射器でシワのところへ注射すればシワがなくなり若返ることができるというものです。そのため手軽にできる人気のプチ整形ですが、これ以外にも眼瞼けいれんの治療や、多汗症の治療、脳性麻痺の歩行障害などの治療にも用いられているそうです。

ところがこのボトックスですが、眉間のおワ取りには大きな思い違いがあるというのです。実はこのボトックスは人が怒りを感じたときのしかめっ面を作る筋肉を麻痺することで怒りの感情の回路そのものを遮断してしまうと言うのです。つまり人が怒ったときにでる怖い表情が麻痺させたことで難しくなると言うことです。このようにボトックスは怒りなどの感情を伝える能力に影響すると言うことがわかっているそうです。だから強制的に悲しい表情ができないようにすると悲しむ感情が起きなくなるそうです。

心理学の世界では顔の表情が感情を作り出すという顔面フィードバック仮説と言うのがあるそうです。唇と額を無理やり笑う形にすると実際に幸せを感じ、眉をひそめると不快な気分になるというものです。だから強制的に感情の回路を遮断してしまうと、悲しい表情ができなくなるので悲しむと言う感情が起きなくなるということです。

そこでそれを確かめるため実験をしたそうです。2週間後にボトックスを注射することにしている人に、その前に特定の感情を引き起こさせる文章を読ませたそうです。そして2週間後に違う文書を使って同じ実験を行ったのです。この実験で分かったことは、怒りと悲しみを表す文章の場合は、読んで理解するまでに時間がかかったそうです。つまり怒りと悲しみを表現する筋肉が麻痺したために、前ほど容易に理解できなくなっていたというものです。

私達の身体は私達の思考や感情と密接に結びついていると言うことですね。詳しくはNewsweekに載っていますので買って読んで頂ければと思います。

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