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2010年1月24日 (日)

人の気配の正体は?

人間の身体の回りを包むように弱い電気が流れていますが、人間を含め生物の体にはこうした電界に包まれたアンテナのようなものだそうです。だから人間が体を動かすと電界が変化すると言うわけです。例えば、歩く場合には足の裏の設置面積が変化したり、地面との間で、電荷のやり取りが起こったりすることで電界の状態が変ります。そうした電界の変化を利用して脳波とか心電図などに利用されているわけです。

生体電気とは生物体にみられる発電現象で、細胞内の物質代謝により原形質膜の内外でイオン分布が不均衡になることによって起こるのだそうです。と言うことで筋肉・神経などの活動の印しとして、脳波とか心電図などに応用されています。これ以外にも人間のように微弱な電気でなく、デンキウナギなどのように高電圧を発生するものもあります。

と言うことで、人は他の人が近づいて来ると姿が見えなくても、足音が聞こえなくても、気配を感じ取ることができるので、例えば人に後をつけられると誰かが後をつけているのではと人の気配を感じるときがあります。それはこの生体電気が電場の変化を察知して感じるのではないかと考えられています。こうした変化が数メートル離れた場所にいる別の人の生体電位に影響を与えるそうで、その変化を感じ取ると言うことです。しかもその変化は人によってパターンが違っているのだそうです。この違いを犬は鋭く感じ取って飼い主を認識して入る可能性があると言っています。

人間の場合には歩行による電界の変化がどう伝わっているのかと言うことを植物で調べたのだそうです。植物にも生体電位があり外からの刺激によって変動するので、葉に電極をつけて計るそうです。そこでゴムの木から60センチメートルはなれたところで足踏みをしたところ、足踏みのピッチに合わせて生体電位の波形がゴムの木から出たそうです。それも足踏みした人によってそのパターンが違っていたそうです。

それでは人間の場合生体電位を感じる所は何処にあるのかと言うと、つまりセンサーですが、それは体毛と内耳の2つではないかと言います。体の産毛は細くて軽いので、電気の刺激に極めて敏感なので、ぞくっとするような感覚を引き起こすのだそうです。それに物音や空気の動きよりも先に刺激を感じることもあるそうです。内耳は中にある有毛細胞が振動することで、電気的な成分が増幅されているのではと考えられています。

と言うように人間も犬も生体電位の変化によってそれを察知し、気配を感じ取ったり、電位の変化には個人差があるので個人を特定していたのですね。気配と言うと何となくと感じていたものが、実は何となくではなく、こうした化学的な裏づけがあったのですね。

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