最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« MySound : 幻影 by Zakkballan | トップページ | 信長と安土城 »

2009年9月 1日 (火)

宇宙では子供が出来にくい?

宇宙開発の目的というと、当初は軍事開発いうのが目的でしたが、今ではそれ以外に、科学目的での宇宙研究や、人工衛星を使った産業への活用といった、実利的な用途が増えてきました。こうしたなか宇宙や軍事用に開発された技術を民生に転用することをスピンアウトと言って、特定の分野で開発された技術を他分野で応用することを言います。

そういったものはたくさんありますが、よく知られているものには燃料電池もその一つだそうです。この技術はスペースシャトルでも使われ、水素と酸素を反応させて飲料水を作るのに使われていたりしていますが、それが次世代の電気自動車の電源になろうとしているわけです。このように宇宙開発で養われた技術はたくさんのものが民生用に転換され、人類の発展のために役立っているのです。

もちろん日本の宇宙技術からスピンアウトした技術もたくさんあります。それはロケットや人工衛星の強度を増すために金属板の表面に凹凸をつけて軽くする技術です。これはチューハイ用のダイヤカット柄の缶として使われているそうです。一例ですが、このように日本の技術も民生技術への転換がなされ、人々の役に立っているのです。さらに今後は日本のきぼう棟の完成により、様々な研究成果が今後期待されます。

またこれは宇宙空間での研究の成果ということではありませんが、こんな研究結果が発表されました。重力がゼロに近い宇宙空間では、マウスの受精卵の成長が遅れ、出生率が半分に低下するということを発表しました。ということは今後人間が宇宙空間で生活するようになっても子どもを作ることが難しいかもしれないということです。誰です、もう子供が出来ないと心配をしている人は。

この実験によると、体外受精から24時間から96時間連続で装置内培養したところ、24時間培養では、移植した卵が出産する確率は35%(通常は63%)であったと言います。つまり重力は細胞の内部ではなく、細胞そのものに影響を及ぼしているということが分かったそうです。しかし、環境変化に敏感な哺乳類の繁殖に関する実験を、宇宙空間でするのは難しいようです。ましてや受精卵を取り扱うのは不可能だといいます。

となると、火星への移住計画というものが将来考えられたとしても、そこで子孫を増やすことが厳しいかもしれないということで、移住計画というものが難しくなり、人類は地球以外には住めないということにも繋がります。とは言ってもそのころになれば技術も進み普通に出産ができるようになるとは思いますが。これは今の段階での話ですから。でもSF小説に出てくるような話がなくなったら、夢がなくなくなりますよね。

« MySound : 幻影 by Zakkballan | トップページ | 信長と安土城 »

宇宙・サイエンス・科学技術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 宇宙では子供が出来にくい?:

« MySound : 幻影 by Zakkballan | トップページ | 信長と安土城 »