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2009年9月 4日 (金)

知ったつもりでもまだ!

人間人の性格というのは、分かっているようで分かっていないことが多いと思います。会社でもあの人はこう人だと話を聞いていても、実際に合ってみると聞いていた人物像とは違いたなんていうこともあります。それは友だちでも同じで、長年付き合っている友だちでも、意外と神経質だとか面白いやつだったとかあると思います。ましてや夫婦でも、それぞれの性格をよく分かっているつもりでも、分からないことは結構あります。ということで意外と身近でよく知っていると思ったことでも、知らない事というのは意外とあるものなのです。

例えば、高温で強く引っ張ると、徐々に伸び始め、細長くなってちぎれ、表面は滑らかで先端は円すい形になります。しかし新たに分かった性質は、それほど大きな力をかけないうちに急に伸び始め、伸びが止まった思ったら、再び急激に伸びるもので、断面は長方形になり表面には多数のしわができるものは何でしょう?これでは全く想像もつきませんが、金属はプラチナのように白い輝きを放っていて、大気中に1年以上放置しても錆びないし、酸にきわめて溶けにくく、低温でもしなやかで加工もしやすい。と言ったらどうでしょう?これでもまだ難しいですね。ヒントは錆びないです。さらに純度99.995%では錆びるが、純度99.999%では錆びないもので、今までは生まれたときは真っ赤で冷めると赤っぽい?それとも黒っぽいかな?そして錆びないようにステンレスなんていうものもあります。

それは高純度鉄というものです。不純物を極限まで取り除いた末に見えてきた新たな鉄の素顔です。もう鉄の性質は知り尽くしていて新たな発見はないと思っていたら、今までの鉄の性質とは全く違う顔が見えてきたのです。まさか鉄にこんな性質があったなんて、今まで誰も考えられなかったことです。つまり今までの知識では考えられない性質あったのです。今まで最も身近な金属材料で、年間約1億トンも生産される鉄が「常識を覆す理想的な金属」に変わったのです。

「鉄―137億年の宇宙誌」と題する展示会に出品されている高純度鉄を見る人は、みんな一様の驚きの声を上げるそうです。鉄なのに銀色に輝いているからです。錆びないということは不純物としての酸素の入り込む余地がほとんどないため錆びないのです。結晶構造が規則正しくなっているため酸素が入り込む隙間がないのではと言われています。と言うのもまだはっきりしていないのです。こう言う研究は米国やドイツ、フランスでも研究しているのですが、まだ作れないそうです。

これを開発した教授は金属の本当の特性とはなにかを洗いなおす研究が必要になると言っています。わかったつもりでもまだまだ知らない性質があるということで人間も同じですね。

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