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2009年7月 5日 (日)

炎の列島、日本

日本国の借金が多いという話は良く聞きます。今一度書くと国と地方の借金の合計が816兆円(2009年度末予想)あるのですが、何でこんなに膨らんできたのでしょうね?これは国内総生産(GDP)の約1.7倍という物凄い金額なのです。世界中を見渡してもこんなに国の借金があるところはありません。国民一人当たりにすると640万円の借金を背負っているというわけですが、財布の紐を握っている財務省やそれを監督している政治家の、家計(国の)の遣り繰りが下手ということでしょうか?

負債比率(GDPに対しての)で見てみると、日本は186%(表を目測)くらいでしょうか?アメリカはというと同じく目測ですが、86%くらい、ヨーロッパは82%くらいでしょうか?全く大雑把な数字ですが、それでもだいたいは分かります。ヨーロッパのなかでも借金が多い多いと言われているイタリアでさえ113%くらいで、100%をこしている程度です。如何に日本が多いかということが、他国と比べればよく分かります。そんなわけで日本で赤ちゃんが生まれたら、すぐ借金を背負わされているようなものです。世の中、遣り繰りの下手な人っていますが、国の間でも同じことが言えますね。

そんなわけで09年度の国の予算を一般家庭に例えるなら、収入は580万円なのに支出は1000万円以上もあって、440万円の借金をしなければこの一年が過ごせないという状態です。でもこの借金って国民一人当たり640万円の借金を背負っているというけれど、いまいち実感がないと思います。国民には国にお金を貸した(国の借金)という実感がないので、ピンとこないのです。国はお金を借りるときに国債という借用証書を発行します。何処にかと言うと、直接お金を出して国債を買ってくれる銀行や保険会社それに年金基金、あるいは直接国債を自分で買っている人などです。

ではその銀行や年金基金などのお金は誰のお金かと言うと、それぞれ預けている国民のお金です。銀行というとお金を預けているのであって、自分の金で国債を買っているのではないと思いますが、例えばこれが年金基金だったらどうですか?預けている人の金で直接国の国債を買ったりしているわけですから、国の借金の申し込みに自分のお金を貸しているのと同じです。ただ運用しているのは基金の運用担当者であり、あなた自信がしていないだけです。

このように回りまわって一人一人のお金が国に流れているのです。そして間接的に国民が国の借金の貸し手になっているのです。だから国にお金を貸しているという実感がないのです。そして借りたお金は国が道路を作ったり医療・福祉などお金が足らない部署で使っているのです。そんな状態をずっと続けているのでいつの間にか借金が膨らんでいるというわけです。借金漬けで暮らしているのと同じですから、倒産しないかと心配になっても当然のことなのです。

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