最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 手に入れた自由時間を楽しめない私達 | トップページ | MySound : Lupin The Third '79 by Kaoru »

2009年6月14日 (日)

金縛りは脳の幻覚

金縛り。寝ているとき突然何か胸の辺りが重たく感じ、人が上にしかかっているような変な気がして、身体を動かそうにもピクリともしません。えぇーどうなっちゃったの?と声を出そうにも出ないということがありました。ちょうど怖い夢だったので嫌な気分というより恐怖感を持ったのですが、そんな体験をしたことはありませんか?

こうした体験は若者を中心に日本人の4割の人が経験しているそうです。以外でしたねー。まさか4割もの人が経験しているなんて、そんなに多いと思わなかったからです。こう言うリアルな経験したことで超常現象を信じる人もいるようです。

金縛りは仏教用語で、不動明王が持つ羂索(けんさく)の威力により、敵や賊(転じて煩悩)を身動きできないようにする密教の「金縛法」に由来とするのだそうです。医学的には睡眠麻痺と言うことですが、これは疲労などで睡眠のリズムが乱れることで起こることが多いそうです。ですから私もそのときは疲労がたまっていたということなのでしょう。

このとき頭の中では、ふつう夢を見ている時にはアルファ波が出ていて、その様子を機械で見ると、全体がほぼ青く見えるのですが、金縛り状態の時には脳が活性化しているので、脳の真中から下のほうが赤く見えます。つまり身体はリラックスしているのですが、脳は活性化している状態と言うわけです。このとき金縛りになると言うわけです。

睡眠について書きますと、睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があり、レム睡眠は浅い眠りのことで、ノンレム睡眠は深い眠りのことを言います。寝床に入って眠り始めると、まず深い眠りのノンレム睡眠が現れ、次に浅い眠りのレム睡眠へと移行します。そしてこの2つの眠りを繰り返すことで睡眠をとっていて、約90分周期で一晩に4~5回、一定のリズムで繰り返されています。

そして深い眠りのノンレム睡眠とは脳が眠っている状態であって、浅い眠りから深い眠りへと進み、深さのピークを過ぎると今度は深い眠りから浅い眠りと変わります。そのあと今度は浅い眠りのレム睡眠へと移行します。レム睡眠とは、眠っているのに、脳が起きているような状態の浅い眠りの状態で、目覚めの準備状態でもあります。この時に目覚めると気分がすっきりします。

と言う事で金縛りに戻りますが、金縛りはレム睡眠という浅い眠りのときに起きますが、このとき目が覚めているときに出るアルファ波が大量に出ています。それが金縛りになったときには赤くなってしまうのです。このとき見えるものは夢そのものなのですが、金縛りの時には脳は起きているときに近いので、夢を現実のように感じるのだそうです。だから体が動かないのも通常の夢を見ているときと同じなのですが、これを異常事態と思ってしまうのだそうです。

さらにレム睡眠中は心拍数や呼吸が乱れることが多いため、胸を圧迫される感覚を覚えるのだそうです。そのため脳が勝手に考えて、人がのしかかっていると言った幻覚を生み出すのだそうです。だから金縛りは脳が勝手に作ったものだから、表れ方が人によっても違ったり、文化の違いでざまざまに変わっていると考えられるのだそうです。

こうして金縛りのメカニズムが分かると実際にその体験をしたときでも、変な恐怖感というものはなくなるのではないでしょうか?ましてや超常現象などと言った体験話と言うものは信じなくなるでしょうね。

« 手に入れた自由時間を楽しめない私達 | トップページ | MySound : Lupin The Third '79 by Kaoru »

宇宙・サイエンス・科学技術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 金縛りは脳の幻覚:

« 手に入れた自由時間を楽しめない私達 | トップページ | MySound : Lupin The Third '79 by Kaoru »